Great Big Yes!!

引っ越ししました。
http://great-big-yes.blogspot.com/

6/24~6/30のiPod。

2007年06月30日 | プレイリスト。(休止中)
○Carey Ott / Lucid Dream
○Daniel Wylie / Ramshackle Beauty
○Doug Powell / Ballad Of The Tin Men
○Glen Phillips / Winter Pays For Summer

 良質のアメリカン・ミュージックを紹介してくれるBaffalo Records。Carey OttというSSWを知ったキッカケも確かレビューにそんなことが書いてあったから妙に印象に残り覚えていました。。
 といっても、そんなに土臭い匂いのする音楽ではなく、適度にポップで爽やか。本当に良い歌を書くSSWといった感じです。極めつけは、プロデューサー、Mix、エンジニアにRay Kennedyを迎えNashvilleにて録音ということ。この情報にピンと来たら買って損はないと思います。。

Carey Ott Myspace:4曲試聴可能。

BGM : John Hiatt / Bring The Family

The Hussy's / The Poems / The Felt Tips

2007年06月29日 | ひとり言。
The Hussy's:ex.The SupernaturalsのJames McColl率いるバンド。
The Poems:アルバムにNorman Blake、Isobelle Campbell、Justin Currieが参加。
The Felt Tips:モロにベルセバ。恐るべし。

 The Hussy'sはなんとex.The SupernaturalsのJames McCollが在籍ということで、相変わらず良い曲を聴かせてくれます。女性Vo.が適度にポップさを際立たせて良い感じ。もうすぐQuinceから国内盤が発売予定のようです。。オススメ曲 / We Expected
 一部では既に話題のバンドがThe Poems。それもそのはず、アルバムにはNorman Blake(Teenage Fanclub)、Isobelle Campbell(ex.Belle & Sebastian)、Justin Currie(Del Amitri)がゲスト参加。そう言えばNormanっぽい声がコーラスで聴こえるような気も・・・輸入盤は既発、国内盤は7月下旬の予定。。オススメ曲 / I Am A Believer
 最後は全くのインディーバンドのThe Felt Tips。そのまんまBelle & Sebastianですね。。オススメ曲 / Not Tonight

 以上、3バンド全てGlasgowから。恐るべし音楽の都。。

BGM : Jason Falkner / Bedtime With The Beatles

6/17~6/23のiPod。

2007年06月23日 | プレイリスト。(休止中)
○The La's / BBC In Session
○The Storys / The Storys
○Albert Hammond, Jr. / Albert Hammond, Jr.

 The Storys。詳しくはよくわからないですが、英語の綴りで言えば "Stories" のような気がしないでもありません。英語の本場イギリスのバンドだけに間違ったままバンド名にしたとは考えられないので、何かしら意味があるんでしょうね。笑

 音の方は以前からちょくちょく紹介しているように、"イギリス人が演奏するオルタナティブ・カントリー" と言ったところでしょうか。やはり本場アメリカのバンドよりは明らかに土臭くなく、逆に情緒溢れた音になっているのも英国らしいです。なので、オルタナティブ・カントリーに土臭さを求めるのなら物足りなく感じると思います。それを無視して単純にハーモニーを楽しめる人は結構良いんじゃないでしょうか?個人的にはこういう基本3声のハーモニーが好きです。例えばTeenage Fanclub「Songs From Northern Britain」。曲の最初から最後まで延々3人で歌ってる、そんな感じ。。

BGM : George Harrison / All Things Must Pass

Jason Falkner / I'm OK...You're OK

2007年06月17日 | 今日の一枚。(旧版)
 最初に言っておきます。僕はこのJason Falknerの3rdアルバム「I'm OK...You're OK」は間違いなく良い出来だと思います。一部では "イマイチ勢いに欠ける" だとか "やっぱり1stは超えられない" だとか言われているようですが、ずっと、それこそ何百回何千回と彼の音楽を聴いて来た僕の中のJason Falknerという基準に当てはめてみても "これがJasonだ!" と宣言出来るほど彼の現在の実力が滲み出たアルバムじゃないかと思う訳です。。


 1曲目「This Time」のイントロが流れた時点で "あぁ、Jason Falknerが帰って来たんだ" と思わずにはいられないほど彼の音でした。歪んだギターに絡む軽快なドラムとベース。それだけでいわゆる "Jason節" と言われる匂いが十分に感じられます。そしてサビへのメロディーの持って行き方。彼しか作り得ないメロディーです。続く2曲目「NYC」や3曲目「The Knew」もアレンジが冴え渡る曲。そして前半のハイライトとも言える4曲目「Stephanie Tells Me」。Aメロで聴ける特徴的なギターや全体を彩るコーラス、キーボードなど随所にちりばめられたアレンジはJasonならではと言ったところ。。

 以降も5曲目「Hurricane」や6曲目「Anondah」、9曲目「Say It's True」など一聴すると地味に感じそうな曲ではありますが、アレンジはかなり練られている感じがします。全体的にキーボードの役割が大きくなっているのが今作のポイントでしょうか。TV Eyesやその前の「Bedtime With The Beatles」での経験が活かされているんでしょうね。。
 7曲目「Komplicated Man」の最初の "ララララーララー" と歌われる所や、続く8曲目「Runaway」のサビなんかにしてもホントにJaosnのメロディーだなと思いますね。10曲目「Contact」は本人も解説で「僕の作る曲は結局The ClashをMotown風にしたような感じになってしまう」と発言しているように、まさに言い得て妙と言ったところ。。
 ラストの11曲目「This Life Of Mine」はアルバムの幕引きに相応しいバラード。ストリングスのアレンジとJasonの切ない歌声が胸を打ちます。。(国内盤にはこの後にボーナストラック「I Don't Mind」収録)


 こうして聴いてみると、Jasonはアレンジの人なんだなと痛感します。以前リリースしたカバーアルバムでも、特にJoni Mitchelの「Both Sides Now」のアレンジセンスには強烈なものを感じましたし、ビートルズのインストカバー集にしたってそう思います。同業者からサポートの依頼やレコーディング参加、プロデュース業など引く手数多なのも頷ける。。
 なので今回のアルバム、"音が悪い" と言われている方もおられるようですが、それはいちいち突っ込まなくても本人が1番よくわかってるでしょう。音質の善し悪しだけで本作の出来を判断するのは個人的には意味が無いと思いますし、楽曲自体の出来は良いですから。あくまで個人的な意見ですけどね。。
 1つ気になるとすれば、実質6年間のうちに書かれた曲を収録したようなので、アルバムとして少しまとまりに欠けたという事。コレばっかりはリリースを約束されて10数曲を一気にレコーディングするのと、何も決まっていない状態で他の仕事の合間に少しずつレコーディングするのとでは意味が違いますから、仕方が無いと言えば仕方が無いかも。まとめてというよりも1曲1曲の出来を聴くという方が合っているような気もします。。


 発売から随分経ってこの新作を購入しました。その理由は以前にも述べた通り、個人的にJason Falknerに対する思い入れが強すぎて約8年振りの新作を聴くのを躊躇したというのが理由です。それほどまでに待ちに待った新作、8年分の想いが重なった新作だったので、もし好きになれなかったらと思うとどうしても手が伸びませんでした。苦笑
 まわりのほとぼりが冷めた頃にひっそり購入し、ひっそり聴き、ひっそり感想を書こうかなと思っての今回のblogでの紹介です。発売から2ヶ月が経って、今頃このblogを見る人って言うのは、いつも訪れてくれている方やよっぽどJason Falknerが好きで検索しまくっているうちに辿り着いた方がほとんどだと思いますし、僕のblogがJason Falkner至上主義だとわかってる人達で、さらに褒めるしか能がないというのを知っている人達だと思いますので。。

 ですので、今回も皆さんの予想通り? "絶賛" で幕を閉じようかと思います。正直、ホントに微妙と感じたならこのまま触れずにそっとしておこうかと思ったほどですけどね。笑 こうして絶賛出来るほど僕の中で満足のいくアルバムで良かったし、「さすがはJason Falkner!」と言いたいです。あとは奇跡の来日を待つばかり。。


■Jason Falknerリンク集■
Jason Falkner MySpace:3rdアルバムから3曲フル試聴可能
Jason Falkner.net:オフィシャルサイト。
@TOWER.JP:3rdアルバムから全曲約30秒ずつ試聴可能。

    
LtoR : Author Unknown / Can You Still Feel? / Everyone Says It's On
    
LtoR : Necessity / Bedtime With The Beatles / Bliss Descending

6/10~6/16のiPod。

2007年06月16日 | プレイリスト。(休止中)
○The Grays / Ro Sham Bo
○Superchunk / Here's To Shutting Up
○Josh Rouse / Subtitulo

 レコード会社が無理矢理集めたにしては出来過ぎたバンドだったThe Grays。このメンバーに目をつけて招集し、曲を作らせて、レコーディングさせて、CDデビューをさせた人はエラい。笑
 Jasonの曲はもうこの頃から個性際立っているし、Jon Brionの楽曲の完成度と本人によるボーカルは素晴らしいの一言。前にも述べましたが、Jon Brionにはやはりロックでアルバムを1枚作ってほしいです。。

 今となってはあまり中古屋で見かけなくなったThe Grays。僕は運良くワゴンセールと閉店セールで2枚見つけ出すことが出来ました。同じものを2枚持ってても仕方がないんですが、実はCDのレーベル面が「青・白」と「黒・白」という色違いなのです。笑

BGM : Nick Heyward / From Monday To Sunday