Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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Brian Wilson / Smile DVD

2005年09月29日 | 今日の一枚。(旧版)
やっぱ阪神強いね。今日は道頓堀にどれだけ人が飛び込むのか??なんでも警察は厳戒態勢で臨むらしい。飛び込み防止柵も張り巡らせて準備万端!と言いたいところですが、阪神ファン、いやっ、それに便乗して大騒ぎする輩は普段絶対出さないようながんばりで、警備員ともみ合い、柵を乗り越え、その頂上で雄叫びをあげ、意気揚々とヒーロー気分で飛び込むんでしょう。
ホントの阪神ファンはもっと粋な人達ですから。全国のみなさん、阪神ファン全部があれだとは思わないように!そう言う僕は野球にほぼ興味なし。今、PSPのWinning Eleven9 UEにハマってるくらいですから。笑

それはさておき、生ける伝説Brian Wilsonのこれまた伝説と言われたアルバム「Smile」に関するドキュメンタリー「Smile DVD」です。まぁ内容は当然ですが「Smile」を作ろうと思ったキッカケ、そしてなぜ途中で辞めてしまったのか、さらに今なぜもう一度作ってみようと思ったのかを本人と関係者のインタビューを中心に語られていくものです。さらには「Smile」全曲を演奏したスタジオライブ、レコーディング風景なんかも入ってます。Brianいわく「Smileが100点ならPet Soundsは30点だね」。おいおい。。
実は今年の2月に行われた来日コンサートに行ってきました。1度は生で観ておきたい人やしね。前半は意外にもアコースティックセット。数々の名曲をBrianが歌い、その周りを囲むように並んだメンバー全員がハーモニーを歌う。一体何声?しかも当たり前ですが誰一人音程はずしてない。。さすがBrian Wilson Band!さすがJeffly Fosket!!さすがWndermints!!!聴いててものすごく気持ちが良かった。世界トップレベルのミュージシャンの実力を見せつけられました。ちなみにDVDでもアカペラでハーモニーを練習する彼らの姿が垣間みれます。
そして少しの休憩を挟んで後半。いよいよ「Smile」の全貌が姿を見せる訳です。およそ1時間。ノンストップで続けられる演奏にどんどん引き込まれていきました。正直、個人的に「Smile」自体はちょっと難解というか、いわゆるBeach Boysのヒット曲の方が好きなんですが、さすがにライブで聴いてると圧倒されるというか。。上手く言えないですけど要はスゴかったぞと。でも未だによくわかってないぞと。笑 CDの聴き方はライブの時以来変わったんですけどね。演奏終了後、観客全員総立ちで拍手!スタンディングオベーションです。
で、アンコールはBeach Boysのヒット曲のオンパレード!会場は大盛り上がり!で、Brianはベースを弾きながら歌うは走るはでノリノリ (死語) でした。Brian走れるんやぁ。笑

そんな思い出を確認するために、たまに引っ張りだしてはこのDVDを観てます。年末辺りにはクリスマスアルバムをリリースするとか。Paul McCartneyといいBrian Wilsonといい元気でなにより。再び日本の地を踏んでくれる事を祈りつつ。。

Ken Stringfellow / Touched

2005年09月22日 | 今日の一枚。(旧版)
2週続けての3連休に世間は浮かれ気味かもしれませんが、サービス業ド真ん中の僕には全く関係なし。むしろ忙しくて困る。。あぁ、出来る事なら1週間くらい休みが取りたい。そして彼女と旅行にでも、、、あっ!彼女おらん!苦笑

まさに「音楽演ってます!」って名前がすばらしいKen Stringfellowのソロアルバムです。もはやパワーポップ好きには説明不要のTHE POSIESのメンバーであり、最近はREMのサポートメンバーとしてライブにレコーディングに大忙しの人。ついでに本人も敬愛するBIG STARのサポートも相方のJon Auerと共に行っております。(祝!BIG STAR名義のニューアルバム発売!)
これはPOPTONESからのリリースで、共同プロデューサーにはMitch Easterが名を連ねております!この時点で80%間違いない。笑 全体的に宅録っぽくてアットホームな感じで切ない良い曲が揃ってます。メロディーセンスの良さはTHE POSIESで実証済み、声の良さもまた然り。コレに続くソロ3枚目「SOFT COMMANDS」が去年発売されてます。こっちの方が手に入れやすいかも。
最近のKen Stringfellowはちょっと働き過ぎか?REMの新作「Around The Sun」のレコーディングとそのツアーで世界中を回り、その合間にTHE POSIESのニューアルバム、自身のソロアルバム、BIG STARのニューアルバムを制作。超人的な活躍振りです。その前には自身のユニットSaltineやパワーポップの大御所勢揃いのOrange Humble Bandなど、数えだしたらキリがないかもしれません。さらにどれも珠玉の出来ときてるもんだからファンとすれば揃えなしゃあない。笑 そうそう関係ないですが (そんな事もないかな?) THE POSIESのドラマーはFountains Of WayneのBrian Youngです。今も正式メンバーかはちょっと定かではありませんが。。Saltineでも叩いてます。

あぁ、やっぱり書ききれねぇ。特集にすべきやったかな。。

Thomson / Thomson

2005年09月13日 | 今日の一枚。(旧版)
自民党圧勝。まさかこんなに差が出るとは。。なんか3分の2以上って数字がヤバいんだとか。自民党のやりたい放題やって。いまさらそんな事いわれても、政治評論家なら選挙前にそんな可能性があるって事を言っとけよ!って感じです。世間のほとんどの人は、そんな政治の仕組みなんて知らないんやから。僕も含めて。。ちょっと政治について語ることで気取ってみました。笑

やっとの想いで見つけたThomsonです。買ってからずっと聴いてます。プロフェッショナルじゃない、インディー的なザックリ感がたまりません。
彼らを知ったのはPOPTONESのコンピ「radio4 vol.2」。最近いろんなところでちょっとずつ触れてきましたが、内容の良さと低価格が魅力のレーベルコンピです。vol.1ではCaptain SoulやCosmic Rough Ridersなど、今となっては僕の中のマスターピースと言える程のバンドを発見する事が出来、vol.2では今回のThomsonを聴いて「ウォー!」と思い、アルバムを購入するきっかけとなった、ある意味、レーベルコンピのお手本のようなCDでした。
で、肝心のThomsonデビューアルバム「Thomson」の内容ですが、苦労して見つけた甲斐があったというもんです。1曲目のエンディングなんかMatthew Sweet「100%Fan」の1曲目Sick Of Myselfにそっくり!笑 Richard Lloydばりのギターと一度終わったと見せかけてもう一度演奏を始めるアレンジに思わずニヤリ。ほかの曲もメロディーが良くってハーモニーも兄弟なだけあってハマってます。上手過ぎず、かと言って下手くそじゃない、そんな感じです。インディー好きは要チェックか?!
ちなみにコンピに入ってた曲「loaded dice」はアルバムでは5曲目で、他の曲に比べてかなりメロディーで聴かせるスローナンバーです。逆に他はパワーポップ全開なものが多く、幅の広さを感じます。一貫してるのはやはりここでもメロディーの良さです。

基本的に褒めるだけしか能がない僕ですが、これも今まで同様、見つけたら買いの1枚だと思います!

Del Amitri / Some Other Sucker's Parade

2005年09月07日 | 今日の一枚。(旧版)
台風は過ぎ、あらゆる傷跡を残して去って行きます。ただ空は晴れ渡り、以前の蒸し暑さが再び世間を襲うわけで、最近の天気ってホントにおかしい。数年前はこんな事なかったのになぁ。
昨日、夜中にテレビ観てたらLive AidのDVDの通販やってた。笑 「おいおい遂にこんな物までテレビで通販か?」と思ったりしつつも、まだ完全に観た事ない僕は宣伝の合間に流れるちょっとした映像に見入ってしまい、今は亡きCarl Wilsonの声に聴き惚れてました。。9990円。うぅ、ちょっと高い。。ってか、完全に通販の術中にハマってる!笑

Del Amitriです。この5枚目が出た頃には「97年製Beatles」なんて言われたりもしてました。確かにこのアルバムは傑作です。母国イギリスではリリースの度にベスト10入りする程の人気で、アメリカでもそれなりの評価を受けてました。が!例によって日本では全く売れなかった!苦笑 メロディー、アレンジ、コーラス、演奏、どれをとってもすばらしいです。デビュー当初はかなり男気溢れるロックをやってたんですが、ここで完全に化けました。
続く2002年作「Can You Do Me Good?」も、さらに円熟味を増したオトナのロックを鳴らしてます。未聴の方はぜひ!今ならベスト盤が手に入りやすいかも。でも出来ればこのアルバムを聴いてほしい!最近になって、プロモクリップを収録したDVDが発売されたそうですが、やっぱライブが観たい。。

そうそう、ちなみに彼らはGlasgow出身。やっぱすごいねぇGlasgowは。