Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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The Silver Seas / Chateau Revenge! (2010)

2010年11月27日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
3曲目 "The Best Things In Life" / 8曲目 "Candy" / 11曲目 "Those Streets"

 待ちに待った約3年ぶりの新作。これ良いです。前作「High Society」を紹介した時に「Brad Jonesにプロデュースして欲しい」と言うようなことを書いたんですが、今作では一部の楽曲でエンジニアとミックスを担当しており、その希望が少し叶ったのが嬉しいですね。。

 その「High Society」とは印象が少し変わったものの、個人的には良い方向に進んでると思います。少しレトロな印象を持つサウンドアレンジが顕著になってきました。8曲目の "Candy" なんかでその辺が堪能出来ると思います。単に古臭いだけではなく良いバランスで楽曲に取り入れていて、現時点では他のバントと一線を画す、The Silver Seasの特徴と言っても良いかもしれません。。
 楽曲のクオリティーに関してもDaniel Tashianは随分と成長していますね。前作よりも明らかに粒揃い、時に大粒もアリって言う感じです。David Meadのアルバム「Almost and Always」に提供した "From My Windowsill" がDaniel Tashian本人によるボーカルで収録されている他、同郷ナッシュヴィルのSSW・Carey Ottとの共作曲も3曲収録と、今回のアルバムには様々な場所で刺激を受けて来た経験もギッシリと詰まっています。。

 そんなわけで早くも次作が待ち遠しいです。今回の路線を継承していくのか?変わるとしたらどんな要素を織り交ぜたサウンドを聴かせてくれるのか?そこにはBrad Jonesが居るのか?ますます今後の展開が楽しみなバンドです。。



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Teenage Fanclub / Shadows (2010)

2010年11月21日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
2曲目 "Baby Lee" / 5曲目 "Dark Clouds" / 8曲目 "When I Still Have Thee"

 約5年ぶりの新作。今回も歌、歌、歌のオンパレードですね。ソングライターが3人いるってことで、作品によって、また聴く時期によって好みの曲が変わるってのもTFC作品ならではと言ったところ。これだけリリース期間が空いても安心して聴けるのは、彼らの作るものに絶対の信頼を寄せているからです。まぁTFCなら買っといて間違いは無いだろうって言う。。

 とりあえず今作は先行シングル "Baby Lee" を始めとしたNorman Blakeの曲が個人的には涙腺直撃です。Gerard Loveの7曲目 "Shock And Awe" 、Raymond McGinleyの6曲目 "The Past" 辺りにも心を揺さぶられましたが、今の気分は断然Normanの曲。お得意のフォーク調の楽曲にますます磨きがかかり、もはやギターポップ云々を飛び越えてスタンダードになりつつあります。。
 メロディーラインは非常にシンプルでコード進行も単純。それを何回も繰り返してるだけなんだけど飽きない。名曲とはシンプルなものだと改めて認識させられました。。

 そもそも僕が "良いメロディー" と "良いコーラス" に目覚めたキッカケがTFCであり、その音楽嗜好は今でも僕の基本です。なのでこれからもずっと聴き続けるだろうし、ずっと好きで居続けるんだろうなと思います。。
 低刺激で無添加無着色、じっくり染みて心に潤いを与えてくれる・・・どっかの化粧水の宣伝文句のような作品でありバンドです。。


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計画中。

2010年11月14日 | ひとり言。
体力づくり。
 いやぁ何と言うか、今の仕事を始めて2年ちょっと経ったんですがこの時期は決まって忙しい。自営業で設計の仕事をやってるんですけども、10月後半から年末にかけての2ヶ月って言うのは週一回休めるかどうかの世界になってしまうから困ったもんです。まぁこの時期忙しいのはどの職種でも似たようなもんなんでしょうけどね。。
 忙しい割にはずっと座りっぱなしでパソコンばっかり触ってるので、最近は背中と腰がこってます。さらに体力の低下も著しいです。普段は少し筋トレ等の運動をやってるんですが、それじゃ追いつかないくらいの劣化が体の中で巻き起こってるようで、仕事が落ち着いたらちゃんと運動をして体力づくりをしなきゃなぁと思ったりも。ここは1つ、近所の山でも登ってみようかと計画中です。。

抜け目ないなぁ。
 だもんでブログの更新をしばらくサボってた訳ですが、その間、知らないうちにamazon.co.jpがmp3(DRMフリー、256kbps)のダウンロード販売を始めてたりしててビックリしました。まだまだラインナップの方が未熟なようで大手メジャーで言えばEMIくらい?問題の価格はやはり基本的にはiTunes Storeと似たり寄ったりな印象。しばらく様子見な感じになりますが、これからの展開が楽しみです。。
 そのiTunes Storeでは映画の配信が始まったりも。一緒に新型のApple TVも発売するあたりが抜け目ないですね。そう言えば来年の夏頃には新しいOSがリリースされるということなので、そのタイミングで今のパソコンから買い替えようかなと計画中です。その頃にはiPadも少しは安くなってるはず・・・だと良いんですが。。

She's Spanish, I'm American / She's Spanish, I'm American (2007)

2010年11月02日 | 今日の一枚。(新版)

 Josh Rouseと彼のパートナー・Paz Suayによる2人組ユニットの作品。「Country Mouse, City House」と同年の2007年にリリースされた5曲入りEPで、Josh RouseとPaz Suayの他、The Silver SeasのDaniel Tashianを加えた3人でレコーディング、MixはJason Lehning担当という極少数での制作です。。

 バンド名のとおり、スペイン人のPaz Suayは「Subtitulo」以降のJosh Rouseのアルバムに度々参加していて、ポップな楽曲では特に彼女のハーモニーが良い味を出していました。このEPではそのポップな部分を抜き出し、Paz Suayのボーカルをもっと前面に出して作り上げた印象があります。。
 実際、1曲目 "Car Crash" の2人のオクターブ違いのユニゾンボーカルを聴いていると息がピッタリと言うか、Josh RouseがCDにしてしまおうと思った理由がよく分かります。そして普段の楽曲よりは良い意味で力の抜けたポップな楽曲なんかを聴いても、EPだけではもったいないなと。。

 おそらくCDでの購入は難しいかと思います。しかしiTunes Storeでは確か300円ほどでダウンロード出来るはずですので、ものは試しにいかがでしょうか?このEPのジャケットの雰囲気が好きな人は音楽も気に入ると思います。ちなみにこの作品や最近のJosh Rouseのアルバムのアートワークは全てPaz Suayの手によるものです。。


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