Great Big Yes!!

引っ越ししました。
http://great-big-yes.blogspot.com/

10/21~10/27のiPod。

2007年10月29日 | プレイリスト。(休止中)
The Knack / Zoom
Shawn Colvin / Whole New You[画像]
Semisonic / All About Chemistry
America / Here & Now
David Mead / Indiana

 今週はちょっと仕事で遠出をして来ました。なので少々疲れ気味。そんな旅の途中に聴いていたShawn Colvin。最近妙にこの「Whole New You」にハマってしまい家でも繰り返し聴いています。。

 彼女に関してはそんなに語れるほど知識は持ち合わせていませんが、確か1989年にリリースされたデビューアルバム「Steady On」でいきなりグラミー賞を受賞。その後93年「Fat City」、94年「Cover Girl」もグラミーにノミネートされ、96年の4th「A Few Small Repaires」でグラミー主要部門の "Song Of The Year" と "Record Of The Year" の2部門を受賞するというスゴい人。その割には日本での認知度は低いかな?最近は国内盤すらリリースされない状況です。。

 彼女の歌声とサウンドは今の時期、とりわけ秋の夜長に染みます。MySpaceで4曲試聴出来ますので未聴の方はどうぞ。そんなこと言いつつ、僕自身も全てのアルバムを持っている訳ではないので、これを機会に少しずつ買っていこうかなと思います。。

BGM : Grant McLennan / In Your Bright Ray

10/14~10/20のiPod。

2007年10月21日 | プレイリスト。(休止中)
Ian McNabb / Truth And Beauty
Until June / Until June
Trashcan Sinatras / Weightlifting
Nick Heyward / From Monday To Sunday
The Hormones / Where Old Ghosts Meet
Nada Surf / The Weight Is A Gift
Cosmic Rough Riders / Too Close To See Far
Candy Butchers / Hang On Mike[画像]

 3週間ぶりの「プレイリスト。」です。もちろんずっと聴いてはいたんですが、諸事情により少しの間お休みしてました。その分のリストをまとめてアップしようかとも思いましたが「プレイリスト。」って何だかそういうもんでもないなぁと思い辞めました。という訳で、本日から普段通りのやり方で再開です。。

 良いメロディーとハーモニーを作り出す才能を持ち、そしてそれを歌うハスキーな良い声を持つという、ポップミュージックをやるために生まれてきたような人、Mike Viola。そんな彼が率いるのがCandy Butchers。。

 初期の頃はパワーポップの王道を行くようなサウンドで、その完成度の高さも相まって注目をされていたと思いますが、'04年作のこのアルバムはセルフプロデュースで制作、アレンジはシンプルに抑えられるも完成度は大きく向上。もうねぇ、1曲目の「What To Do With Michael」で完全にやられてしまいます。前述の良いメロディーとハーモニー、ハスキーな良い声、そして必要最小限のシンプルなアレンジ。理想的です。その他の曲もとても聴かせる曲が並んでいます。。
 いつものように「聴かなきゃ何を言っても始まらない」ということで、今回は運良く彼のオフィシャルHPで1曲目の「What To Do With Michael」がフルで聴けます。っていうかmp3でダウンロードも出来るので未聴の方はぜひ。。

BGM : Michael Penn / March

あとがき。

2007年10月15日 | ひとり言。
 長い。長過ぎる・・・。自分で書いておいて何ですが、今回の感想は長過ぎたなと思います。せめて前編と後編に分けるなんてことは避けたかったですね。。

 このブログを日々やっていて常々思うことは "自分の語彙力の無さ" です。普段からあまり本を読まないというのがここへ来て影響してるんじゃないかと思います。色んな言葉をもっと知っていれば、もう少し簡潔に分かりやすく伝える事が出来るんじゃないかとブログを更新するたびに思います。。
 そう考えれば、たったの3分間で人を感動させることの出来る "音楽" というのは本当にスゴい。それが言葉の意味がすぐには分からない洋楽であればなおさら。メロディーだけで感動させるって一体どうなってんだ?と。その辺が僕の興味を惹く原因なのかも知れません。。

 Jason Falkner。十分感動させてくれました。おそらく爆発的に売れることなんて無いと思います。ずっとこのまんまなんだと思います。本人の気持ちはともかく、ファン心理からするとそれで良いんです。例え売れようが売れなかろうが、僕を感動させてくれることは確かな訳ですから。それに今回は直に本人と会うことが出来て、その人柄と笑顔に今までより一層好きになりました。多分、観に行った人みんなそうなんじゃないかと思います。。


 このブログのタイトルはJason Falknerの曲名から取られてるというのは以前にも書いたと思います。当初はそんなつもりは無かったんですが、新作がリリースされて来日公演も実現した今、ある種の達成感があるのも事実です。そうなってくるとブログを続ける理由、つまり目的みたいなものが欲しい訳で、さっきからずっと考えてるんですが・・・。

 やはり "Jellyfish" の再結成" か??

Jason Falkner Japan Tour @ 京都梅小路公園

2007年10月14日 | ひとり言。
 前日の興奮冷めやらぬまま向かった京都の梅小路公園。朝からあまり良いとは言えない天候で、1日中、雨が降ったり止んだりの繰り返し。しかしそこは我らがJason Falkner。直前までどしゃ降りだった天気も、出番になるとピタッと雨が上がる奇跡。さすがだ。。

 ほぼタイムテーブル通りの14:15頃にJasonとバンドメンバーが登場。約1万5千人の観客を前に演奏するのはAirのツアーサポートで経験はあるんでしょうが、自らのバンドを率いてとなると本国アメリカでもほとんど無いんじゃないでしょうか?そのせいか若干遠めから見たJasonは少し興奮気味のようにも見えました。。
 挨拶もそこそこに、とにかく音楽を聴いてくれと言わんばかりに1曲目 "Komplicated Man" が始まる。実は個人的にこの2日間で結構印象に残った楽曲がコレだったりします。以前のレビューにも書きましたが、最初の「ララララーララー」と歌われるところがいかにもJasonっぽく感じられて好きです。続く2曲目 "NYC" 、3曲目 "I Don't Mind" と新作からの曲を演奏。"NYC" などノリの良い曲では手拍子が起こるほど会場は良い雰囲気に包まれていました。。
 そして4曲目。「次の曲は1stアルバムから "She Goes To Bed" です」とJasonが話すと一部のファンから歓声が上がる。前日のライブではやらなかった、しかも1stからの曲をここで持ってくる。確かにこの曲はアコースティックセットでもしっくりくるような曲だと思います。Aメロのゆったりしたギターが心地良く、野外の雰囲気も相まって最高でした。。
 後半3曲は1st、2nd、3rdから各1曲ずつ披露。全7曲とフェス用にコンパクトにまとめられた選曲ではありましたが、やはり野外というシチュエーションとアコースティックセットという組み合わせが前日とは一味違う印象をもたらしてくれました。。

 今回のアコースティックセット、事前にオフィシャルッサイトでは「音量がそれほど出せない」と注意書きがされていて、物足りないんじゃないかなぁ?なんて思っていましたが、そんな心配は無用とばかりに実際は聴き応え十分でした。それはバンドの演奏もそうですが、何よりJasonの歌唱力にあったと思います。演奏がシンプルな分、今まで表面上はあまり目立たなかったJasonの歌の上手さや声の良さが際立って聴こえました。"She Goes To Bed" や "I Don't Mind" 、"This Life Of Mine" など比較的ゆったりした曲を切々と歌い上げる姿にただただ見入ってしまった次第です。。

 曲数も少なく、遠めからの鑑賞でしたが前日のライブよりは比較的落ち着いてじっくり観れたという感じがしてます。コレだけの大観衆を前にコレだけの演奏を観せられてしまうと、やはりエレクトリックセットでの演奏も観てみたかったなぁと思いました。一体どうなってたんだろう?と。でもそれはまた次の機会という事で再来日を期待したいですね。。

 今となっては「次のアルバムは結構すぐ出るんじゃないか?」「また来年もライブしに来るんじゃねぇ?」なんて言うのがJason Falknerファンの決まり文句になっています。。


2007/09/23 京都音楽博覧会セットリスト
01. Komplicated Man
(3rd : I'm OK... You're OK)
02. NYC (3rd : I'm OK... You're OK)
03. I Don't Mind (3rd : I'm OK... You're OK)
04. She Goes To Bed (1st : Author Unknown)
05. This Life Of Mine (3rd : I'm OK... You're OK)
06. Honey (2nd : Can You Still Feel?)
07. Miss Understanding (1st : Author Unknown)

Jason Falkner Japan Tour @ 京都磔磔 <後編>

2007年10月12日 | ひとり言。
 ステージにギターを抱えたJason Falknerが立っている。。

 それはずっと長い間待ちこがれていた光景でした。それなのにやっぱり今のこの状況は夢なんじゃないかと、本人を目の前にして、なお疑うという往生際の悪さ。まぁそれくらい夢にまで見た状況に僕は今いるんだなと思いました。。
 で、せっかくそのギターを持った姿に感動してたのに、すぐにギターを降ろして隣に置いてあったエレピ(キーボード)に座る。そうです。記念すべき1曲目「This Time」はJasonはエレピを弾く予定だったようで、メンバーに言われて気付いたのか慌てて準備し直していました。人が良さそうなのは天然のせいかもしれません。。

 しかしさすがは我らがJason Falkner。オープニング・ナンバー "This Time" のイントロが始まった瞬間、一気に観客を自分の世界へ引き込んでいく。当然ながらそれだけのチカラがJasonの曲と演奏にはある訳です。。
 新作の冒頭も飾るこの曲は、ライブの幕開けにもふさわしく曲の後半へ向けて徐々に盛り上がっていく曲。軽快なリズムも観客を乗らすにはピッタリ。確かにツアー初日という事もあってバンドは最初から完璧ではありませんでしたが、そこは本国でライブを積み重ねてきてるだけあって2~3曲もすればすぐに一体となった演奏が繰り出されていました。。
 ホントにこのバンドは仲が良さそう。演奏中も顔を見合わせては笑顔でアイコンタクトを取っていて、観ているこっちまで笑顔になってしまうほど。仲の良さがそのままサウンドに出ていました。その雰囲気は会場全体を包み込むほどで、やっぱり世界を股にかけて活躍する実力派になると、何処でライブをやってもその場を自分たちの空気に変えてしまえるんだなと実感しました。。

 この後も新作からの曲が大半を占める選曲。個人的には新作の出来は非常に良いと思っていたので十二分に楽しむ事が出来ました。ライブ映えする曲がほとんどだし、仮に深読みするとしたら、過去の曲に頼らず今の自分に自信があるという風に見えたりも。。
 彼の作り出すほとんどの曲に言える事ですが、独特のメロディー、独特のコード進行、独特のアレンジは一癖も二癖もあるものばかりで、1曲の中に詰め込まれている要素って言うのはかなり多いです。それゆえ中毒者のようなコアなファン(僕も含む)も多く、1stや2ndからの曲をもっとやって欲しいと願っていた人も多かったはず。。
 ちなみに1stからは "Miss Understanding" を、2ndからは "Holiday" と "Honey" 、" Goodnight Sweet Night" を、'04年発売のEPからは "The Neighbor" と "They Put Her In The Movies" を演奏。その他は "もう1曲" を除いて全て新作からでした。その "もう1曲" とは。。

 アンコール1発目。Jasonが1人で出てきての弾き語り。「すっごく昔にJellyfishというバンドをやってたんだ」と話すとすぐにイントロが鳴り響く。演奏曲はJellyfish "The Man I Used To Be" 。。
 昔からJasonのインタビューでは当然ながら元メンバーなだけに事あるごとにJellyfishの名前が挙がり、ごく最近のインタビューでも「あまり良い思い出ではない」と言ったような趣旨の発言をしていました。それだけに絶対にJellyfishの曲をやる事は無いだろうと思い込んでいたところでのこの選曲。昨年のRoger Joseph Manning Jr.のライブでの "The King Is Half-Undressed" といい、近頃、Jellyfishファンは狂喜乱舞に忙しいです。JasonもRogerもファンのことを想ってやってくれたんでしょうね。いい人達だ。。

 そしてバンドメンバーも加わって最後の怒濤の演奏が繰り広げられる。このまま終わらなければ良いのにと本気で思いました。。


 イベントという事もあってかアンコールは1回だけ。鳴り止まない拍手と歓声にレーベルオーナーであるくるりの佐藤社長が登場。「このライブを企画して良かった」と涙を流して挨拶してました。本番は明日の京都音楽博覧会なのに、感動するのが早い。。
 終演後30分もしないうちに早くもJasonが客席に現れて一気にサイン&写真撮影会が始まる。その時も終始笑顔で1人1人に丁寧に接していた姿が非常に印象深かったです。もちろん、ここぞとばかりに僕も並んで順番待ち。CDにサインをもらい写真もお願いしたら「OK!」と肩を組んでくれました。すぐ後ろに並んでいた人に写真撮影をお願いし、後で僕もその人の撮影をする。その人もスゴくファンだったらしく感動のあまり「サンキューサンキュー」とひたすらJasonに連呼していました。舞い上がっちゃったんでしょうね。でもその気持ちスゴく分かります。もう少しその場で余韻に浸りたかったんですが、さすがに終電もあるし明日は京都音楽博覧会もあるので後ろ髪を引かれつつその場を後にしました。。

 とにかく強烈に印象に残っているのは、演奏中もそうでないときも終始笑顔を見せていたJasonの姿。そして照明に照らされたステージ上での姿は今も目に焼き付いています。そんな初来日公演でした。。


2007/09/22 @ 京都磔磔 セットリスト
01. This Time (3rd : I'm OK... You're OK)
02. NYC (3rd : I'm OK... You're OK)
03. The Neighbor (Ep : Bliss Descending)
04. Stephanie Tells Me (3rd : I'm OK... You're OK)
05. They Put Her In The Movies (Ep : Bliss Descending)
06. Runaway (3rd : I'm OK... You're OK)
07. This Life Of Mine (3rd : I'm OK... You're OK)
08. Komplicated Man (3rd : I'm OK... You're OK)
09. The Knew (3rd : I'm OK... You're OK)
10. Holiday (2nd : Can You Still Feel?)
11. I Don't Mind (3rd : I'm OK... You're OK)
12. Honey (2nd : Can You Still Feel?)
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13. The Man I Used To Be (Jellyfish 1st : Bellybutton)
14. Goodnight Sweet Night (2nd : Can You Still Feel?)
15. Miss Understanding (1st : Author Unknown)

Thanks to Melody san(Author Unknown

<京都音楽博覧会に続く>