Josh Rouse / Dressed Up Like Nebraska (1998)

■オススメ曲■
2曲目 "Dressed Up Like Nebraska" / 4曲目 "Late Night Conversation" / 7曲目 "A Simple Thing"

　1枚目。David Henry (David Mead, Guster, Matthew Ryan) を共同プロデューサーに、現在The Silver Seasで活動中のDavid Gehrkeをドラムに迎え、Josh Rouseを含めたこの3人を中心に制作されたデビューアルバムです。。

　その後の彼の成熟ぶりを知っている者からすれば、このデビュー作は少し全体的に荒い感じがします。特にボーカルの表現力はまだまだこれからといった感じ。それでも彼の声質の良さはこの時点で既に確認出来ますし、これから先、その声と共に何度も涙腺をやられることになる哀愁を帯びたメロディーも、その片鱗を伺わせる仕上がりです。。
　Josh Rouseを語る上で外せないBrad Jonesは、この作品ではスペシャルサンクス欄での表記に留まっています。しかし活動拠点でもあったナッシュヴィルでの人脈は既に確立しつつあったようですね。この辺りが後々重要なポイントになって来る訳です。。

　まだまだ夜明け前。微かに日が昇る感じを予感させてくれる一枚です。。


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気が早い。

■気が早い。
　残念ですが9月も暑いらしいですよ。なんか毎年「今年の残暑はキビシい」なんて言ってるような気がしますが今年もそうらしいです。ついでに言うと来年の花粉は大量発生するらしいです。この暑さが影響してるとか。ちょいと気が早いですが、花粉症の皆さんはお気をつけて。僕も早めにグッズ購入しようかな。。

■Josh Rouse / El Turista en la Radio (2010)
　今年の2月にアルバム「El Turista」を発表したJosh Rouse。今までの作風とは少し違ったサウンドで少々戸惑い気味ではありますが、何かにつけては聴き返しています。運良く？今年のこの暑さに今回のサウンドがハマったとも言えなくはないですが。。
　先日、オフィシャルHPでダウンロードが開始された「El Turista en la Radio」。タイトル通りラジオセッションの音源を4曲とリミックスを1曲の計5曲を収録したEPで全てニューアルバムからの曲です。これがなかなか良い。ラジオセッションなので楽器構成はいたってシンプルですがJosh Rouseの声があれば問題ナシ。むしろアルバムバージョンよりコッチの方が良いと思える曲もチラホラと。まぁとにかくこの人のライブは一度は生で観てみたいと思いました。。
　ちなみに入手方法はオフィシャルHPからメールアドレスのみでオッケー。ダウンロード用のリンク先がメールで送られて来るのでそこからダウンロードして下さい。まぁHPでも試聴出来るのでわざわざダウンロードするまでもないですが、それもいつ消えるか分からないので。。

GBYCD-0030 / スイレン (2010.08)

GBYCD-0030「スイレン」

　朝に咲いて、夕方にはしぼんで、次の朝になったらまた咲く。一度つぼみになって睡眠を取るから "睡蓮" だそうで。この時期にはちょうど涼しげで神秘的ですね。。(Wikipedia参照)

Howie Day / Sound The Alarm (2009)

■オススメ曲■
2曲目 "Weightless" / 3曲目 "Longest Night" / 5曲目 "Be There"

　複数のプロデューサー、共作者を迎えてのアルバム。その顔ぶれにはMike Denneen (Fountains Of Wayne、Aimee Mann) やMartin Terefe (Ron Sexsmith、Train、Jason Mraz、Jamie Cullum) 、Mike Flynn (The Fray) 、Kevi Griffin (Better Than Ezra) などツボを押さえた様々なタイプのパートナーを選んでおり、それに見合った様々なタイプの楽曲が並んでいます。。

　元々の才能は十分なHowie Day。ここでもそのポップセンスを存分に発揮しています。プールに浮かんだ本人のジャケットの印象も相まって、この暑い時期にピッタリな颯爽とした雰囲気が感じられる音です。特に謎めいた感じでゆったりと始まる1曲目 "So Stung" からシングルとなった疾走感溢れる5曲目 "Be There" までの流れはとても良いですね。彼の歌声を存分に活かした後半の楽曲も聴きごたえがあります。。
　曲によって使い分けたプロデューサーたちとの相性も非常に良さそう。個人的には昨年辺りからマイブームが起きているMartin Terefeでしょうか。このアルバムでは全11曲中6曲プロデュース (内1曲共作) と半分以上の曲に絡んでいますが、相変わらずTerefe節が効いています。唯一の共作曲となる2曲目 "Weightless" なんかは、同じ年に発売、同じMartin TerefeプロデュースのTrainの名曲 "Hey, Soul Sister" (「Save Me San Francisco」収録) と並んで特徴のある良いアレンジが施されています。。

　この内容で国内盤無し。もったいないなぁ。。

Howie Day - Be There

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キレイな所。

■キレイな所。
　お盆の間、親戚やら従姉妹やらが入れ替わり立ち替わり訪れてきまして、日々騒がしく過ごしていました。一応、お盆 "休み" のはずなんですがこんなに騒がしいとゆっくりする暇もなく、むしろ普段より疲れたくらいです。全国の子供を持つ親御さんたち、お疲れさまです。。
　暑中見舞いとして「今日の一瞬。」でも写真をアップしましたが、子供たちに半ば強引に海に連れて行かれました。何年かぶりの海で行く前はイヤイヤだったんですが、行ってみるとこれがキレイな所で。。

■脱皮。
　家から車で30分ほど、地元の人達くらいしか訪れないような分かりにくい場所で海の家も1軒のみ。週末の日曜なのに人はまばら。でも海はビックリするくらい透き通って、砂浜はいわゆる鳴き砂でサラサラ。青い空に蒼い海、白い砂浜にカラフルなパラソル・・・癒しですね。。
　もちろん日焼けしました。現在、二の腕が絶賛皮剥け中です。何年ぶりかの脱皮に夏を感じています。。

■Wilco / Sky Blue Sky (2007)
　近頃何故かヘビーローテーション中のこのアルバム。この暑い時期、アルバムタイトルからしてスッキリさせてくれます。この前の2作がどうしても馴染めなかったので、このアルバムが出た時は買うのをためらったほどで。でもこれは良盤。特に3曲目 "Impossible Germany" のギターソロはカッコイイ。まぁ歌詞の内容は色々あるみたいですが。。
　そう言えば春先に続き、またしばらく新譜をチェックしてないですね。この調子で行くと今年のマイベストは楽に決めれそうな感じです。音楽にしても他の何かにしても、無理に情報を追い求めないようしている今日この頃です。。