Great Big Yes!!

引っ越ししました。
http://great-big-yes.blogspot.com/

7/22~7/28のiPod。

2007年07月29日 | プレイリスト。(休止中)
○Neal Casal / No Wish To Reminisce
○James Iha / Let It Come Down
○Speedboat / Satellite Girl [画像]

 フジロックも最終日ですね。色々なところで参加されてる人たちの感想が出てますが、天気が大きく崩れることもなく楽しまれてるようです。。
 そんな頃、フジロックに参戦出来なかった者としては家で「妄想フェス」が勝手に始まる訳です。CD1枚1枚引っ張り出してきても良かったんですが、この暑さと時間の都合もありiTunesに読み込ましている音源で選曲してみたりしてました。やればやるほど虚しくなってきたので途中で終了。。笑

 で、そんな暇つぶしをやっているうちに久しぶりに聴いたのがSpeedboat「Satellite Girl」。もうグラスゴー印でいっぱいのスピード感のあるギターポップサウンドですが、今の音楽ファンにとってのグラスゴー印ってやっぱりFranz FerdinandとかThe FratellisとかShitdiscoとかなのかな?なんて思ってみたりも。。
 聴き始めた時代によってイメージするサウンドが違うのは当然ですが、ただ共通するのは "良い音楽" だというのがグラスゴーのスゴいところ。これからもどんどん新しいアーティストが出てくるんでしょうね。そんな中、Teenage Fanclubがいつ動き出すのか?いつ来日してくれるのか?それが気になります。。

BGM : East Village / Drop Out

Matthew Sweet / In Reverse (1999)

2007年07月23日 | 今日の一枚。(旧版)
 いわゆる世間一般で言われているところの "名盤" って意外と聴く回数が少なかったりします。ちゃんとした理由はよく分かりませんが、おそらくそういった "名盤" って自分で見つけ出したものじゃなく、人から教えてもらって名盤だと知り、その上で購入し聴くからだと思います。もちろん誰もが認めるアルバムなので悪い訳ではないですが、"思い入れ" という点においては自分で "発見" したアルバムより劣ってしまうというのも事実。。

 Matthew Sweetといえば「Girlfriend」であり「100%Fun」であると思います。異論は全くありません。でも個人的に聴いた回数や思い入れで言えば、今回紹介する「In Reverse」が上回ってたりします。おそらく発売当時、リアルタイムで初めて聴いたMatthew Sweetのアルバムだったからだと思うんです。他にも、例えばTeenage Fanclubなんかも普通は「Bandwagonesque」か「Grand Prix」かと思いますが(もちろん名盤ということに異論はありません)個人的には「Songs From Northern Britain」だったりします。そういうのってありませんか?僕は結構あるんです。。笑

 僕が音楽にのめり込むようになった当時の90年代末、後にパワーポップの名盤と呼ばれる類のアルバムはすでに何年も前に出尽くされており、むしろパワーポップ自体が下火になりつつある頃でした。全てが後追いにならざるを得ない時期に知った、そのジャンルを築き上げた人によるニューアルバム発売のニュース。その数ヶ月前には盟友Velvet Crushのアルバム「Free Expression」にプロデューサーとして参加して健在振りを見せており、何の前触れもなかった訳じゃなかったんですが、やっぱり正式にアルバムリリースのアナウンスがされた時はうれしかった。。

 そして届けられたMatthew Sweetからのアルバム。まだ音楽にのめり込んで間もない青年には冒頭3曲+4曲目 "Faith In You" に至る曲の流れは刺激的過ぎて、Phil Spectorを意識したサウンドプロダクションは圧倒的過ぎた。「なんでドラマーが2人もおるのにパーカッションも2人おる?なんならベースも2人おるしギターに至っては何人おるねん!」なんてことを思いながら、よくわからんままに、それでも「なんかスゴい」ということだけはヒシヒシと感じていました。当時も今も中盤の "What Matters" ~ "Write Your Own Song" の流れで震え、次の "Worse To Live" のハーモニーで涙しそうになります。。
 シンプルなロックはシンプルなギターサウンドで、壮大なバラードはコレでもかというほどのウォール・オブ・サウンドで。明確なヴィジョンで鳴らされるサウンドをサポートすべく集められたメンバーは一流ばかりで、Ric Menck & Paul Chastain、Greg Leisz、Fred Maher、Carol Kaye、Jim Keltner、Jim Scott、Bob Ludwigなどなど挙げ出したらキリがないほど。もちろん参加メンバーが一流だなんて後から知った訳ですが、そんな凄腕の人たちが一同に介し練り上げられたサウンドは何も知らなかった音楽初心者を圧倒するだけの説得力に満ち溢れていました。ちなみにそのサウンドを体感するならヘッドフォンで聴くのが一番です。。

 少し話は逸れますが、実は当時何よりも驚いたのは、このアルバムがエイ○ックスからリリースされたということでした。当時はもうTK全盛時代。そんなレコード会社がMatthew Sweetをリリースするなんて・・・。その後の'03年「キミがスキライフ」と'04年「Living Things」なんかもそこからリリースされたので、よっぽどエイ○ックスの中にMatthew Sweetが好きな人が居たんでしょうか。。
 さて、Susanna Hoffsとのカバーアルバムが昨年あったにせよ、オリジナルは'04年「Living Things」以来、3年以上音沙汰無し。彼のMySpaceでは随分前から "Rock Bottom" と名付けられたニューアルバムのダイジェスト的音源が聴けるようになっていますが、ここは気長に待つしかなさそうですね。。


■Matthew Sweetリンク集■
Matthew Sweet MySpace:4曲試聴可能。新作のダイジェスト版が聴けます。
Sid 'n' Susie MySpace:Susanna Hoffsとのカバーユニット。4曲試聴可能。

7/15~7/21のiPod。

2007年07月21日 | プレイリスト。(休止中)
○Future Clouds and Radar / Future Clouds and Radar (2CD)
○Matthew Sweet / In Reverse
○Nada Surf / The Weight Is A Gift [画像]

 Nada Surfはいつ聴いても良いなぁ。やっぱり "Always Love" は名曲です。もちろん他の曲も抜群なんですけど、イントロのアルペジオが聴こえてくるとドキドキしてしまいます。哀愁の極致とも言えるメロディと曲展開、そして英語が苦手な僕にでもわかる "Always Love" という単純明快な言葉。いわゆるパワーポップの1つの理想型ですね。。

今回から「プレイリスト。」の記事にも出来るだけジャケット画像を貼るようにしようと思います。最近、「今日の1枚。」の更新も滞りがちでblogが文字ばっかりになり寂しいので・・・。もちろんそっちの方も頑張って更新していきたいと思いますので、気長にお待ち下さい。。

BGM : Odds / Nest

Stockton

2007年07月16日 | ひとり言。
Cotton Mather:「Kontiki Special Version」と題して4曲ダウンロード可。
Stockton:ex.Cotton MatherのDana MyzerとWhit Williams、20/20のRon Flyntによるバンド。
The Grays:唯一のアルバム「Ro Sham Bo」より4曲試聴可。
Beatnik Beatch:Jellyfishの前身バンド。4曲試聴可能。

 そう言えばCotton MatherのMySpaceってあるのかなぁ?と思い、今さらですが探してみたらやっぱりありました。オフィシャルかどうかも怪しいですが、単純にバンド名をURLにしていないところが "らしい" です。そこで聴ける4曲は名盤「Kontiki」からの曲ではありますが別ヴァージョンやデモといった音源。「Special Version」と題されたものです。ダウンロードも可能なのでまだの人はぜひ。。

 そのCotton Matherが解散、フロントマンであったRobert HarrisonとJosh Gravelinは "Future Cloud and Radar" で先頃アルバムをリリースしましたが、残りの2人Dana MyzerとWhit Williamsの方はなんと20/20のRon Flyntと共にバンドを結成。しかもiTunes先行でアルバムをリリースしている模様です。Ron FlyntはVelvet Crushもカバーしたパワーポップ・アンセム「Remember The Lighitning」の作者でありますが、そんな人がex.Cotton Matherのメンバーとバンドを組むという奇跡。このままiTunesだけでなくCDとしてもアルバムをリリースしてほしいですね。。

 最後にThe GraysとBeatnik BeatchのMySpaceを。どちらもCotton Matherと同じくなんとなくあるかなぁと探してみたらありました。音源を聴いたことがない人にとっては嬉しいですね。これもMySpaceならではといったところ。。

BGM : The Semantics / Powerbill

7/8~7/14のiPod。

2007年07月14日 | プレイリスト。(休止中)
○The Jayhawks / Tomorrow The Green Grass
○Tim O'Reagan / Tim O'Reagan
○The Thorns / The Thorns
○The Raconteurs / Broken Boy Soldiers
○Jason Falkner / Author Unknown
○Jason Falkner / Can You Still Feel?
○Jason Falkner / I'm OK... You're OK

 待望のJason Falkner単独ライブがとりあえず東京のみの発表でしたが決まったということで、待ち望んでたファンは狂喜乱舞してるかと思います。追加発表もあるということで、何とか大阪でも、どうせなら2daysでお願いしたいところ。。
 しかし、まぁ、Jasonが単独でライブをしにくるような時代になったというのは最近の音楽業界の勢いも捨てたもんじゃないなぁなんて思う訳で、そうなってくると誰が来日してもおかしくないし期待もしてしまうのがイチ音楽ファンとしてのサガ。例えばThe Jayhawksだったり、Josh Rouseだったり。。
 でも国内盤がリリースされていないアーティストは現実的に来日はキビシいので、もし観たいバンドがあればNoise McCartneyに売り込むのも1つの手段か?笑

BGM : Emitt Rhodes / Daisy-Fresh From Hawthorne, California