Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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神聖なる儀式。

2010年12月26日 | ひとり言。
寒い寒い。
 気が付けば今年ももうすぐ終わりですね。家の外はすっかり雪景色です。寒い寒い。いろいろとやりたいこと、やらなきゃいけないことがあるんですけど、年末ギリギリまで仕事になりそう。クリスマスなんてあったっけ?ってな状態です。あぁ、久しぶりに写真を撮りに出掛けたい。。

悩みどころ。
 そんな中、先月末から何枚かアルバムの感想を今年の私的ベストを考えるついでにチョロチョロっと書いてみました。そのせいでベストに入りそうなアルバムが若干バレてしまった感がありますが、昨年に引き続き一応自分なりの順位も付けるつもりでいますので、その辺りを楽しみにして頂ければと思います。。
 で、今はあまりゆっくり順位を選んでる時間も体力も無く、さらには注文していた新譜がいつまで経っても届かないという事態になってまして。笑 いまさら他の在庫がありそうなところで注文するのも何なんで、年明けになるんでしょうけど気長に待つことにしています。まぁそのアルバムの扱いをどうするかも悩みどころなんですけども。。

1月末~2月初旬頃。
 そういうことで、2010年の私的ベスト10の発表は年明けの1月末~2月初旬頃にしようかと思っています。楽しみにされていた方、すいません。でも急いで適当に順位付けるよりも良いかなと思いまして。なんてったって音楽好きにとっては年に1回の神聖なる儀式ですからね。笑

The Wallflowers / Collected : 1996-2005 (2009)
 近況報告だけも何なんで、恒例の最近聴いてるアルバムを。The Wallflowersのベスト盤ですね。オリジナル盤を聴けよって話なんですが何気にこっちをよく聴いてます。こうしてザッと通して聴いても改めてホント良いバンドだなぁと。。
 今年発売になったJakob Dylanの2ndソロ「Women & Country」がT-Bone Burnettプロデュースと言うことで、もしや「Bringing Down The Horses」の再来か?なんて淡い想いを抱いていたんですがもちろんそんなことは無く。笑 個人的にはどうも今回の作品が馴染めずにいて、それよりも今回のThe Wallflowersのベスト盤とRick Rubinプロデュースの1stソロ「Seeing Things」の方をよく聴いています。曲自体の出来やJakob Dylanの渋いボーカルは相変わらず素晴らしいので、単に音作りや楽曲アレンジの好みなんでしょうけども。。
 なんかソロの方の話になってしまいましたが、未聴の方はぜひ。何故か国内盤は出てませんので安心して輸入盤でどうぞ。。

Against Me! / White Crosses (2010)

2010年12月19日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
2曲目 "I Was A Teenage Anarchist" / 3曲目 "Because Of The Shame" / 6曲目 "High Pressure Low"

 前作「New Wave」で彼らのことを知って以来、何気に新作を待ちわびていました。そもそも彼らを知ることになったキッカケがBen Leeがその「New Wave」を丸ごと1枚カバーした音源を聴いて。単純に曲がスゴく良いなと思って、即アルバムを買ったのを覚えています。。

 そしてメジャー移籍後2枚目となる待望の新作。プロデューサーには前作に引き続きButch Vigが、そして今回はミックスにAlan Moulderが参加という如何にもな人選が熱いです。そして音の方はもっともっと熱い。。
 なんというかそこら中に溢れかえっている単なるパンクロックとは訳が違うと言うか、格が違うと言うか。どの曲もキャッチーなんだけどスゴく骨太で、音の作り込みやアレンジもシンプルだけど考え抜かれてる感じです。サウンド自体に説得力が満ちていて、多分楽曲のクオリティーに加えて演奏力も並外れてスゴいんだろうなと思わせます。ホント、曲によっては一瞬Bruce SpringsteenやJesse Malinなんかが頭をよぎりました。それくらい熱いです。。

 まぁそんなに難しく考えながら聴く必要は無いし、それ以上に単純にテンションが上がる楽しいアルバムです。ライブは大合唱で大盛り上がり!みたいな。そんなわけで個人的には「New Wave」を軽く超えちゃった1枚です。。



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Band Of Horses / Infinite Arms (2010)

2010年12月12日 | 今日の一枚。(新版)


■オススメ曲■
3曲目 "Laredo" / 7曲目 "Dilly" / 9曲目 "Older"

 デビュー当時から名前は知ってはいたものの、その時は少し賛美歌的な印象もあってあまりピンと来なかったのが正直なところで。それでもキレイなメロディーとハーモニー、独特のハイトーンボイスがやけに印象に残っていました。。

 時間が経って自分の嗜好が変わったのか?それともバンドの音が変わったのか?よく分かりませんが、今作はガッツリとハマってしまった次第です。以前より若干ロック色が強くなった印象がありますが、もしかしたらDave Sardyによるミックスの影響もあるのかもしれません。またSub Popからコロンビアへ移籍ということでサウンド自体もメジャー感がアップした感があります。。
 人によっては好みが分かれるかもしれないハイトーンボイスも特に気にはならず、むしろこのバンドの曲にはこの声しかないなと思えるほどで。またその声を中心とした幾重にも重なるハーモニーも素晴らしいの一言。じっくり聴かせてくれる曲やアップテンポの曲などバラエティにも富んでいて飽きさせません。。

 ジャケットも音の印象にピッタリ合っていて良いですね。本作 (輸入盤) ではジャケットサイズのカードが曲数分入っていて、楽曲をイメージしたかのような風景写真とその裏に歌詞の一部が書かれていました。こういう小さなこだわりが心憎いです。これはダウンロードじゃ味わえない感触だと思います。そういう意味でもオススメです。。



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Justin Currie / The Great War (2010)

2010年12月04日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
1曲目 "A Man With Nothing To Do" / 5曲目 "Can't Let Go Of Her Now" / 9曲目 "As Long As You Don't Come Back"

 スコットランドはグラスゴーで活動していたバンドでありながらストレートなアメリカンロックを鳴らして人気を博していたDel Amitri。その中心人物であったJustin Currieによる2枚目のソロアルバムです。。

 前作「What Is Love For」はDel Amitriの頃とは少し違うシリアスな印象を持つアルバムでした。Justin Currieの魅力の1つでもある彼の歌声や歌唱力が存分に発揮されていて、それはそれで素晴らしいアルバムでしたが、やはりどうしても聴きたくなるのはあの頃のようなポップなアメリカンロックだったりする訳です。。

 そして期待の今作。前作と比べて随分とポップ度、ロック度が増し、Del Amitriの影がそこかしことチラつきます。ファンの人なら1曲目でもう撃沈するんじゃないでしょうか?もちろんそれだけではなく前作を継承するかのような歌い上げ系の楽曲もあり、バラエティに富んだバランスの良い作品だと思います。。

 もはや狙ってアメリカンロックを作るなんてことはしなくても、沸き上がって来る曲が自然とそうなっているような状態なんでしょうね。だからと言って楽曲全体に漂う哀愁を帯びたサウンドは決してアメリカ的ではなく、イギリスもしくはスコットランドのそれだというのがポイント。相変わらず聴き惚れてしまうボーカル共々、ガッツリ楽しめる1枚です。。



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