■オススメ曲■
2曲目 "Do You Love Me" / 8曲目 "What You Call Love" / 12曲目 "Do What You Want"
Reprise RecordsからUniversal Republicへ移籍しての第1弾、約4年ぶりとなる6枚目のアルバムです。今年で結成から20年を迎えようとしているようですが、相変わらずバンドとしての軸はブレてないですね。それはリリースを重ねるごとに増していく作品の質の高さが物語っています。。
初期の頃のギター2本にパーカッションという変則的なバンド編成、ライブやアーティスト写真で見せるユーモアなどで一般的にはいわゆるキワモノ的、カルト的な扱いになってしまっている感がありますが、音楽自体はどちらかと言えばメロディー主体の正統派。イギリス風味のメロディーラインとおおらかでゆったりとしたアメリカ風味のサウンドを心地良く聴かせてくれるバンドです。。
それは本作でも同じ。ハイトーンなボーカルとそれに沿うハーモニー、アコースティックを基調としながらも随所にキーボードやバンジョー、管楽器やパーカッションなどを取り入れた遊び心が満載のアレンジが秀逸です。しかもその遊びの部分のレベルが非常に高いのがメンバーの知識の豊富さと才能を感じさせます。。
メロディーが主体という軸があるからこそサウンドの部分での遊びが栄えている印象です。トータルの完成度も文句ナシ。耳に付いて離れないメロディーとボーカルがクセになる一枚です。。
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