Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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20/20 / 20/20 - Look Out !

2005年10月31日 | 今日の一枚。(旧版)
大学の時の友人が結婚した!しかもそいつは僕と生年月日が全く同じ。。同じ時間を生きてきて、一方は幸せな家庭を築こうとし、もう一方はこの年齢 (20代後半) になってこれまた大学時代の友人の誘いで上京するか悩んでる始末。。CDレビューなんかやってる場合か??

20/20です。去年あたりに出てきた20-20sとは違います。一応念のため。
こちらは以前紹介したPezbandと同じく'70年代後半から'80年代前半にかけて活動した、いわゆるパワーポップの先駆け的バンドです。今回紹介するCDは1stと2ndが一緒になった2in1で、おそらくCDで買おうと思うなら1番手に入りやすいものだと思われます。ちなみにジャケットは1stのものですが、内ジャケにはきっちり2ndのもありますので。。
まずはバンド名を冠した1st「20/20」。なんと言ってもまずは名曲「Remember The Lightning」でしょ。イントロのギターが聴こえてきただけでドキドキします。しつこいようですがコレも全てVelvet Crushのおかげ。(詳しくは以前の投稿で) 他にもパワーポップ好きにはおなじみの「Yellow Pills」はこの20/20の曲名やし、個人的には「Jet Lag」もいいなぁ。先に言ってしまうと、2ndより1stの方が好きです。笑
その2nd「Look Out !」は1stの方が好きとはいえ、佳曲が揃ってます。オープニング曲「Nuclear Boy」はなかなかのもんです。ただ1stもそうですが、この時代特有のキーボード系の音色が気になる人はものすごく気になるかもしれません。この辺は仕方ないんですけどね、やっぱり。その当時、あんなモノが出てきたら使いたくなるのがミュージシャンというもの。キーボード然り、スネアのエフェクト然り。

で、まとめるとこの2in1はかなりお買い得ですよ。たしか新品で1775円だった気がします。もちろん輸入盤ですが。そのうちPezbandのように紙ジャケでリマスター、ボートラ付き!なんて出るかもね。そしたらまた買ってまうなぁ。笑

特集:Pezband

2005年10月13日 | 今日の一枚。(旧版)
久しぶりに特集です。以前の購入履歴では「今日の1枚。」で紹介したいと言っておりましたが、やはり1枚に絞る事ができませんでした。なのでここは、この隠れた名盤3枚を一気にご紹介!例によって褒めまくっております。あしからず。。
「Pezband」2005年 (original 1977年)
記念すべきデビュー盤。彼らの名曲と名高い「Baby It's Cold Outside」で幕を開けます。最初に聴いた時の感触はインディー時代のCheap Trickとか甘過ぎないThe Raspberriesとかそんな感じです。ホントに良いとこ取り。さらに自分達できっちり消化済み。加えて演奏力抜群。'77年の時点でロックはここまで来たかぁと思ったり。。
甘過ぎないのはやはりボーカルの違いかも。Robin ZanderやEric Carmenのような声質ではなく、少し太い男気溢れる声質です。この辺、好き嫌いがあるかも。でもこのバンドにはこれがピタッとハマってます。
ちなみにボーナストラックは初期のデモ音源と未発表曲。デモの時点で既に出来上がっております。ただしボーカルがClif Johnson (後のオフ・ブロードウェイUSA) 。未発表曲ももったいないくらいの出来です。
「Laughing In The Dark」2005年 (original 1978年)
イギリスにてレコーディングされた2枚目。アメリカの良いところ、イギリスの良いところを合わせたサウンドにもはやパワーポップの枠では収まらない感じを覚えました。やっぱりアメリカ人がやるイギリスっぽさ、イギリス人がやるアメリカっぽさに僕は惹かれるようです。バックの演奏は激しいんですがメロディーやハーモニーがポップなので、このバランスがたまらなくカッコいい!
さらにボーナストラックは絶品!ライブ音源です!ホントに上手い。この時代の人達はホントに演奏が上手いよなぁ。レコーディングも今みたいに簡単に修正が出来ないから上手くないとどうしようもないんやろうな。今の若いもんに聴かせてあげたいよ。笑
Yardbirdsのカバーがめちゃくちゃカッコいい!彼ら自身の曲もテンポアップ、さらに暴走気味のギターがライブ感をアップ!僕はニヤニヤしっぱなしです。なんでもベースはCheap Trickも愛用のヘイマー社の8弦なんだとか。。
「Cover To Cover」2005年 (original 1979年)
そしてラストアルバムです。ファンの間では最高傑作とされてます。バンド自らがプロデュースに関わった作品で、やりたい放題のサウンドは完成度が高いです。バンドとしての1つの完成形を聴かせてくれます。ここまでしてるのに何故売れないのか?時に運命は残酷であります。ホントならCheap TrickやThe Raspberries同様、どこでもCDが手に入るのが当たり前な程のバンドなのにねぇ。。
ここでもボーナストラックはライブ音源。やはりこのバンドはライブバンドです。重厚なリズム隊が刻むビートの上を2本のギターが暴れまくってます。必聴。

こんなバンドそうそうはいないです。この時代にこの音を出していたなんてスゴイ。この時点でパワーポップは1つの完成形を迎えたのかも。ってゆうか最後にはパワーポップの枠を飛び越えてしまった感がありますけどね。。まぁ、ホント良い買い物しました。当分ヘビーローテーション決定です。
あいかわらず褒めちぎったレビューですが、わざわざ批判するためにレビューするのは面倒くさいだけですしね。仕事じゃないんやし。笑 その辺、ご理解の上参考にしていただけると幸いです。

Jason Falkner / Bliss Descending

2005年10月06日 | 今日の一枚。(旧版)
くそー、なかなかWinning Eleven 9で勝てねぇ。。再来週あたりに仕事仲間で大会を開催するのに!練習あるのみか。。

そんな折、出ました我らがJason Falknerの最新作EP「Bliss Descending」!と言っても去年リリースされた代物です。でもつい最近やっと手に入れたもんで。。笑
うんうん、1曲目からJason節炸裂やね。相変わらずほとんどの楽器、歌、アレンジ、プロデュースまでこなす多才ぶりはさすがの一言。名盤の誉れ高い1st「Author Unknown」、Nigel Godrichプロデュースの2nd「Can You Still Feel?」と愛聴してる訳ですが、今作はもはや熟練の域に達してるかも。まぁ'88年にThree O'clockの「Vermillion」でデビューして以来、Jellyfish (最高!) 、The Grays (最高!) と伝説のバンドを渡り歩いてきただけのことはあります、ホントに。苦労したんやなぁ。。涙
最近ではプロデュース業やゲスト参加が多かった男前。Paul McCartneyの新作でも何曲か参加してるようです。でもやはり聴きたいのはソロ作!アメリカでは頻繁にライブもやってるようですし、噂では3rdアルバムも完成間近らしいし、来年はJason遂にブレイクか?ライブ観たい!

最後にJasonメイン (バンド含む。サポート、ゲスト参加除く) でリリースした作品は。。。
'88年 Three O'clock / Vermillion (ラストアルバム)
'90年 Jellyfish / Bellybutton (1stアルバム)
'94年 The Grays / Ro Sham Bo (唯一のアルバム)
'96年 Jason Falkner / Author Unknown (記念すべき1stソロ)
'99年 Jason Falkner / Can You Still Feel? (2ndソロ)
'01年 Jaosn Falkner / Everyone Says It's On (日本独自企画!Demo & Covers)
'01年 Jason Falkner / Necessity : The 4 Track Years (輸入盤のみ。デモ集)
'01年 Jason Falkner / BedTime With The Beatles (輸入盤のみ。ビートルズインストカバー集)
'04年 Jaosn Falkner / Bliss Descending (5曲入り最新EP)

さらにプロデュース業、サポート、ゲスト参加等々を含めると膨大な数に。。ハマったら大変ですよ。笑