Great Big Yes!!

引っ越ししました。
http://great-big-yes.blogspot.com/

1/21~1/27のiPod。

2007年01月27日 | プレイリスト。(休止中)
○Dixie Chicks / Taking The Long Way
○James Iha / Let It Come Down
○Doug Powell / Venus DeMilo's Arms

 ある日無性に聴きたくなって家でCDを聴いてたら止まらなくなり、iTunesに読み込ませてiPodでも聴いてしまったex.Smashing PumpkinsのJames Iha(日本名:井葉吉伸)の'98年リリースとなるソロ作「Let It Come Down」。購入当時もよく聴いた覚えがありますが、それ以来、実はかなりの間放置していました。改めて聴き返すと、今の僕の音楽的嗜好にしっくり来るしスゴく良いアルバムだと思います。。
 リリースからもう9年も経ってるんですねぇ。Smashing Pumpkins再結成には参加しないようなので、それならもう1枚ソロアルバムを作るなんてどうでしょう?

Book Of Love.

2007年01月22日 | ひとり言。
 先日のMyracle Brahのアルバム紹介の時に少しだけお話しした音楽の情報収集についての話。様々な種類の音楽雑誌やガイド本がありますが、僕がいまだにずっと使ってるガイド本や捨てずに置いている本についてちょっとお話を。。

 まずは和久井光司編「World Famous Guitar Pop」。。発行自体は1999年という事ですが、僕が手にしたのは4~5年前のこと。何気に手に取ってみたら結構レビューの枚数が多く、編者が和久井光司氏ということもあり即購入。確か当時この手のギターポップ本と言えば他には「ギターポップ・ジャンボリー」くらいしか無かったような気もします。この本ではギターポップと言いつつもジャンルはかなり広範囲に及んでいて、他にもパワーポップ、オルタナティブ、ネオアコースティック、カントリー、フォークなどなどのアルバムも紹介。変に偏ったジャンル分けじゃなかったのが逆に他ジャンルへの興味をそそりました。年代としては1980年代から本書が発行された1990年代末まで。各年代ごとにそれぞれ国別に分けて紹介していて「アメリカ・カナダ」、「イギリス・アイルランド」、「オーストラリア・ニュージーランド」ってな感じ。一発目の紹介がThe Feeliesというのもこの本の他とは違う特徴を表していると思います。。
 この本をキッカケに興味を持ったバンドなりアーティストは数知れず。ただ廃盤になってるものもいくつかあり、いまだ入手出来ていないのもあります。それは逆に一般的な認知度は低いが埋もれさすには惜しいというアルバムもきちんと紹介されているということ。かゆいところに手が届いてる本なのです。しかしこの本自体がいわゆる廃盤状態になっているよう。願わくばその後デビューしたアーティストや発売されたアルバムも追加したバージョンアップ版を出してほしいもんですが。。

 同じく先日の紹介の中でお話ししたストレンジ・デイズ No.34の表紙の画像を記事の下にアップしておきます。Jellyfish「Spilt Milk」の女の子が良い感じに収まってますねぇ。もちろんJellyfishの特集も載ってます。。
 あともう1冊、ストレンジ・デイズで残している号があります。「ストレンジ・デイズ No.22 2001年6月号:ELO特集」。もちろんELOの当時の新作「ZOOM」の発売に合わせた特集号なわけですが、他にもポイントが。付録としてJaosn FalkerのメッセージとJoni Mitchelの名カバー「Both Sides Now」が収録された8cmCDが付いているということ。そう、ELOの「ZOOM」の発売された時期ってJason Falknerのデモ&カバー集「Everyone Say's It's On」の発売時期でもあったわけですねぇ。。
 付録CDの内容は前述の通り1曲目がJason本人によるメッセージ。もちろん英語。購入して5年半ほど経ちますが、いまだに何を言っているのかほとんど理解出来ていない状態で、おそらく「Joni Mitchelのカバー"Both Sides Now"です。聴いてね。アルバムよろしく!」的なことを言ってると思うんですが・・・。 カバー自体は文句ナシ。しかもアルバム収録曲とMixが異なります。ギターを全面に押し出していてさらにロック度が増した仕上がり。どちらにしろ名カバーと言うことには変わりないのですけどね。逆に言うことがあるとすればJasonのインタビュー。新作の話になってJasonは「曲は書き溜めている。現時点ではレコードになりそうだけど、まだ録音をしてないんだ」と言ってます。録音はしてないにしても、インタビューから6年近く経ちますが・・・。
 ストレンジ・デイズなら大きい本屋かCDショップに行けばバックナンバーがあるかも。見かけたら一度手に取ってみてるのも良いんじゃないでしょうか?

 以降はもうネット中心の情報収集になってしまいました。シンコーミュージックからシリーズで発売されているパワーポップ等のガイド本も買おうかと思いましたが買っていないのが現状。最近はパワーポップ以外にも興味が移っていることもあり、ジャンルを絞られると敬遠してしまいます。そんなこだわりが自分の中ではあるのですが、他の人から見れば「洋楽ロックしか聴かない音楽バカ」という全てのジャンルを "洋楽ロック" の一言で片付けられてしまうこのもどかしさ。笑

 まぁ良いかぁ。ジャンル分けなんてそもそも利便性を考えてのことだし、人によって境界線が違うし。それならいっそジャンルレスに現在までの名盤を紹介してくれるガイド本を誰か作って下さい。。

    
LtoR:World Famous Guitar Pop / ストレンジ・デイズNo.34 / ストレンジ・デイズNo.22

1/14~1/20のiPod。

2007年01月20日 | プレイリスト。(休止中)
○The Primary 5 / North Pole
○Carey Ott / Lucid Dream
○Gin Blossoms / Major Lodge Victory

 すっかり忘れていたアルバムをちょっとしたキッカケで思い出し聴いてみる。Carey Ottのデビューアルバム「Lucid Dream」。。
 昨年の3月にリリースされ、その後、結構早めに入手していたものの内容の良さに反比例する形でつい最近まで忘れていました。思い出したキッカケはsundayさんのブログでCarey Ottのことを書いていたから。「そう言えば、俺、これ持ってる・・・」。。
 内容的には昨年のマイベストに入っていてもおかしくないほど。番外編なら迷わず入れていましたね。でも忘れていたんで・・・この辺りが昨年の反省材料。CD買い過ぎていつの間にか一枚一枚じっくり聴く事が無くなってしまってた。改めてこのCarey Ott「Lucid Dream」をじっくり聴こうと思う今日この頃。お詫びの意味も込めて、近いうちに「今日の1枚」でも紹介出来たらと思います。。

BGM : Carey Ott / Lucid Dream

Myracle Brah / The Myracle Brah

2007年01月19日 | 今日の一枚。(旧版)
 日々新しい音楽が創り出されていく中で、どのようにして自分好みの音楽を見つけ出していくのか?これは音楽好きの一生の課題です。ネットで見つけ出したり、友達に教えてもらったり、音楽雑誌を見てみたり、店頭で試聴してみたり。その方法は様々ですが要は少しの努力が必要という事。個人的には雑誌やネットが主な情報源で、最近はブログやMySpaceなど便利ものも増えてきたので今度は溢れる情報を如何に整理していくかが鍵となりそう。。
 ネットがここまで便利になる以前は雑誌のアルバム紹介やジャンル別の特集などを中心に目を通していました。そんな数ある特集の中でいまだに利用というか、その時の雑誌をそのまま残しているものがあります。。「ストレンジ・デイズ No.34 2002年6月号:ビートルズの遺伝子part.7 2000~2002年編」。。ジャケ・・・じゃなくて表紙はJellyfishの「Spilt Milk」で題名の通りビートルズの影響を受けた2000~2002年にリリースされたアルバムを紹介しています。という事は、モロにパワーポップな特集なんです。全63枚のアルバムを掲載。その中の1枚であり結構大枠で紹介されてるのが今日の1枚。。

 Love Nutのリーダー・Andy Boppのソロプロジェクトとして始まったMyracle Brah。Love Nut自体がモロにパワーポップなバンドではありますが、こちらも負けてません。しかもThe Beatles度で言えばMyracle Brahの方が上かも。。
 1曲目のギターリフから既にぶっ飛んでます。そこに被さる軽快なドラムに乗って少し甲高いAndy Boppの歌が響くと、もう極上のパワーポップの出来上がりです。続く2~4曲目はミディアムテンポではありますが哀愁の入ったメロディーが心地良く、基本はやはり美メロなんだと確信。5曲目は再びギターのカッティングで始まるロックナンバーで、コレだけでもかなり渋い楽曲ですがポイントは後半。延々と約2分に渡って同じギターリフとドラムが続いたかと思えば突然6曲目のバラードナンバーへと突入。この繋がりの良さは聴いてみないと分からないかも。ただセンスは抜群です。究極はJohnとPaulが交互に歌ってるような11曲目。モロにThe Beatles愛丸出し。。
  全体的にミディアムテンポの曲が多めながら、時にシャウトするボーカルと歪んだギターの音色が心地良く響く曲ばかり。このテンポで飽きずにアルバム1枚を聴かせてしまう力量はさすが。。

 このアルバム後もコンスタントにリリースは続いたようで、今のところ最新作は'03年の「Treblemaker」。こちらも相変わらずのパワーポップ振りですので要チェック。ちなみにメンバーにはSplitsvilleのPaul Krysiakも名を連ねてます。その関連も合ってAndy Bopp自身もSplitsvilleの名盤「The Complete Pet Soul」にパーカッションと6弦ベースにて参加。その辺りが好きな方もど真ん中では?
 現在は活動を休止しているのか、オフィシャルHPではTOPページでアルバムのジャケットが並ぶのみ。MySpace等も持っていないようなのでこのまま消え去らないよう祈るのみです。音が気になる方はAmazon.comにて約30秒ずつ試聴出来ます。。

試聴:Amazon.com(各曲約30秒。Media Playerでは12曲、Real Playerでは5曲試聴可)

1/7~1/13のiPod。

2007年01月13日 | プレイリスト。(休止中)
○David Mead / Mine And Yours
○The Finn Brothers / Everyone Is Here
○The Lemonheads / The Lemonheads
○Semisonic / All About Chemistry
○TV Eyes / TV Eyes

 何かとFinn兄弟周辺が騒がしい今日この頃。Crowded HouseのラストツアーがCD&DVD化、さらにTim Finnが昨年10月にソロアルバムも発売と嬉しい限りです。でも、どちらもまだ未聴。。'04年に発売された「Everyone Is Here」ですが、これでさえやっと去年に買ったくらいですから。。
 Jon Brion、Mitchell Froom、Matt Chamberlain、Tony Viscontiなど豪華ゲスト陣を迎えての本作。同業者からの惜しみない尊敬の念が伺えます。しかし基本は何と言ってもFinn兄弟。この人たちの作るメロディーは他とはちょっと印象が違って、いつも曇り空を思い浮かべてしまいます。声質やサウンドの影響もあるかもしれませんが、明快で爽やかではない感じが常にしますねぇ。出身地がニュージーランドというのも関係するのかも。アメリカでもイギリスでもない、ましてやオーストラリアでもない。笑 カナダやオーストラリアといった、いわゆる英米を中心とした音楽的主流から少しズレた国のアーティストって魅力的な人たちが多いです。クセがあるんですがハマれば大変。。

 極上の憂いを持ったメロディーを息の合ったハーモニーで聴かせてくれる。まだまだ現役でいてくれないと困ります。来日してくれないと。。

BGM : Finn / Finn