■オススメ曲■
1曲目 "Digging For Something" / 2曲目 "My Gap Feels Weird" / 12曲目 "Everything At Once"
結成から20年以上が経過し、自分たちで運営するレーベル・Merge Recordsも好調な中、満を持してリリースされた約9年ぶりとなるオリジナルアルバムです。そんなに期間が空いてたのかと驚きつつも、その内容にはもっと驚かされました。。
疾走感溢れるメロディー、キレの良いギター、グイグイ引っ張っていくリズム隊、このバンドの個性の1つとも言えるボーカル、その全てが一体となって鳴らされるギターロックは痛快の一言。一聴した感じでは単純に原点回帰かな?とも思えるサウンドですが、初期の頃に戻りつつも勢いを殺さない範囲でキチンと丁寧に作り込まれている印象です。しっかりと今までの蓄積を踏まえていて、その辺りが過去に逆戻りしただけのサウンドに聴こえないポイントだと思います。。
Merge Recordsは今やArcade FireやSpoonなど全米No.1バンドを抱える優良レーベルとして確固たる地位を築きつつあります。でもそれがレーベルの忙しさに拍車をかけ、Superchunkとしてのレコーディングやライブ活動になかなか時間が割けないようになっているようです。それでもこのクオリティー。バンド活動とレーベル運営、その辺りのサジ加減は20年以上の経験の為せる技ですね。。
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