Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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Captain Soul / Jetstream Lovers

2005年07月27日 | 今日の一枚。(旧版)
台風一過。こんな暑い昼下がりの午後に聴きたくなる1枚がコレ。
Captain Soulの2ndアルバムとなる傑作「Jetstream Lovers」。1st同様、Alan Mcgee率いるPoptonesから2003年のヴァレンタインデイにリリース。ここではAlan McgeeやPoptonesの話は置いておきます。(だってクリエイションとか90年代UKの音楽事情とか話しだしたらキリがない。笑)

コレを聴いた時、大袈裟やけどもう他にCDは要らないと思った。それくらい僕のど真ん中でした。もちろん今でもそうです。
もともとの出会いは、Poptonesのコンピレーションに入ってた名曲「T-shirt 69」。クリエイションを辞めたAlan Mcgeeが新たに始めたレーベルという事で注目してたのはもちろんですが、値段の安さにも衝撃を受けた覚えが。。(12曲入り1050円、紙ジャケ、コースター付き!) 抜群の内容の中、ひと際僕の心を揺さぶったのがCosmic Rough RidersとCaptain Soul。特にCaptain Soulの切ないメロディーとハーモニーにはマジで感動的でした。ソフトサイケっぽいアメリカンフォークロック的なアレンジもThe Byrds好きな僕にはたまらなかった!(笑)
そしてリリースされた1stアルバム「Beat Your Crazy Head Against The Sky」。これ以上は何も望めないくらいの出来に「この先大丈夫か?」と余計な心配までしたりして。。その約1年半後にリリースされた2ndは前述の通りさらに上をいく内容で、このまま一気に大ブレイクか?!なんて思ったりもしました。世にゆう捨て曲なし!全てシングルカット可能!な全10曲 (日本盤はボーナストラック2曲) にその後、何ヶ月にも渡って酔いしれたのは言うまでもありません。

残念ながら本国イギリスでは大ブレイクとはならず、日本のCDショップにはおそらくほとんどないだろうと思います。注文すれば手に入るかも、そんな状況のようです。見つけたら即買い必至!
あれから2年以上経ってます。今、Captain Soulはどうなってるんやろ?知ってる人はご一報下さい!!

Jay Farrar / Stone, Steel & Bright

2005年07月12日 | 今日の一枚。(旧版)
ここまで雨が続くとやっぱり鬱陶しい。そんな時、同じくらい鬱陶しいほどの野太い声で迫ってくる元Uncle Tupelo、Son VoltのJay Farrarはやっぱりスゴイ。このアルバムで聴ける歌は、歌詞の意味なんてわからなくても何か納得させられる程の説得力がある。(笑) やっぱり声って大事だなと改めて思わされました。でももちろんメロディーも抜群です。

今となってはUncle Tupelo時代の盟友wilcoのJeff Tweedyの方が世間的には成功してるようにも見えますが、僕は昔からのスタイルを貫いてるJayの方が好きかな。最近のwilcoは初期と比べるとどんどん音楽性が変化してきてそれはそれで良いんですけど、個人的にはいわゆるオルタナカントリーが好きなので初期wilcoの方が好みです。

そんな事より!このCDにはDVDが付いてます。輸入盤ですがリージョンフリーなのでもちろん日本製の再生機器でも大丈夫。これがまたスゴイ!全11曲約40分収録とサービス満点!若干見た目は冴えない人達 (失礼!笑) ですが、演奏は熱いです。最後のNeil Young作「Like A Hurricane」の鳥肌もんのカバーは圧巻の一言。コレは買いです。

Paul McCartney / In Red Square

2005年07月08日 | 今日の一枚。(旧版)
2002年の大阪ドームでのライブは良かった。もちろんPaul初体験。若干長いイントロダクションの後、スクリーンにホフナーベースが映し出されPaulが登場したときは鳥肌が立った。そして続けざまに披露された1曲目「Hello,Goodbye」で泣きそうになった。

もちろんこのときのツアーをDVDで楽しむなら「Back In The US」の方が最適だと思います。ちなみにこのDVDを観る度に「All My Loving」を聴いて泣いてるヒゲを生やしたおじさんを観て泣きそうになってしまいます。ホントに好きなんだなと。ホントに楽しみにしてたんだなと。そんな想いを勝手に想像して勝手に感動してる訳です。(笑)

で、この「In Red Square」。基本的にはドキュメントです。でもライブシーンもふんだんに散りばめられていてこの時に初披露となった曲もあって充分楽しめました!
でも!やっぱり1番の見所はサンクトペテルブルグ公演の映像でしょう!「Got To Get You Into My Life」「Drive My Car」「I've Got A Feeling」そして「Helter Skelter」!!

あぁ、また日本に来ないかなぁ。。

Teenage Fanclub / Man-Made

2005年07月05日 | 今日の一枚。(旧版)
やっと梅雨らしくなってきました。この湿気がたまらなくうっとおしい。(笑)

何はともあれ世間からは少々遅れての紹介です。Teenage Fanclubの新作「Man-Made」。
発売前からTortoiseのJohn McEntireがプロデュースとゆうことで何かと話題になっていましたが、やはり誰がレコーディングに関わろうともTFCはTFCだった!今回は特に自らのレーベルを設立、そしてシカゴでのレコーディングと状況がガラリと変わってしまったけど、結局いつも出来上がってくるのは極上のポップミュージック。

すごいよねぇ。ここ最近は新作をリリースする度に一部のプレスから「進化がない」だとか「一緒じゃないか」とか言われてるらしいけど、仮に (ホントに仮に) 同じだとしても飽きないってのはすごい。いくら聴いても飽きない。
ジャケットもThe PastelsのAggiだとか。いい雰囲気出してます。
これ以上は何も言う事はないです。

ライブまた観たいなぁ。今年のサマソニ、豪華メンツが揃ってるだけにめっちゃ行きたい!でも仕事で行けそうにないんよなぁ。ホンマ最悪!ぜひ単独ツアーを!