Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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Speeder / Karma Kids

2006年03月15日 | 今日の一枚。(旧版)
先日から続いている「グラスゴー祭り」。いわゆるグラスゴー関連のCDを聴きまくるだけの自己満足な祭りですが、これが結構忘れかけてたようなものとか随分聴いてなかったものとかが出てきてオモシロい。当時買ったときの印象と違ってたり、ライナーを見て新たな発見があったりなどなど。。やっぱり人間の記憶なんて曖昧やね。Gerge Harrisson曰く「歴史の99%は嘘だね」。納得。。


そんな「グラスゴー祭り」から出てきたアルバムがSpeeder「Karma Kids」。購入当時は確か「グラスゴー出身、Francis Macdnald参加」というお店のコメントだけを見て買ったような記憶があります。もちろん輸入盤のみのリリースでしかも「Made In Scotland」。UKやEUじゃないところが良い感じ。スペシャル・サンクスの欄にはEugene KellyやGordon Keeneの名も挙がってます。(どうです?間違いないでしょ?) 内容ももちろん抜群です。しばらく忘れてた自分が恥ずかしいくらいに。笑 グラスゴーらしいメロディーやハーモニーは残しつつ他と違うのは疾走感。この疾走感がたまらないくらいに良いです。かなりアメリカ寄りのバンドです。
最近の活動はこれまたよくわかりません。このアルバムが '00年リリースで、以降、何かをリリースしてる様子もないし。。ちなみに手作り感丸出しのビデオクリップが見れるサイトあり。こちらからどうそ。

いやぁ、今回の「グラスゴー祭り」は充実してたな。でも自分のCDラックにはまだまだこんな忘れかけた名アルバムがあるんやろなぁ。さて、次は何祭りをしようか?


Speedboat / Satellite Girl

2006年03月13日 | 今日の一枚。(旧版)
なんか今日はいきなり寒くなった。昨日が雨だった分、色々と外出する用があるのに。。もともとインドアな性格なので休日に外出するのはあまり好きではない僕ですが、そんな自分を変えようと無理に用事を作ってる今日この頃です。人は少し忙しいくらいがちちょうど良い。

グラスゴーで一番の働き者と言えば、やはりFrancis Mcdonaldでしょう。自らのレーベル・Shoeshine Recordsをはじめ数々のバンドのサポートドラマー、時には正式メンバーとしてツアーに飛び回ってる。。「なぜそこまでやる?」というくらいやり過ぎなのは、やっぱりやってて楽しいからなんでしょう。
そんなFrancisもメンバーに名を連ね、Shoeshine Recordsの第1弾リリースとなったのが本作、Speedboat「Satellite Girl」。メンバーはFrancis(Dr / Vo)の他、プロデュ-スも手掛けるScott Walker(G / Vo)、ex. BMX BanditsのFinlay Macdonald(G / Vo)、そしてAlasdair Vann(B / Vo)の4人。注目すべきはデビューシングル「Satellite Girl」をTeenage FanclubのNorman Blakeがプロデュースしてるということ。(ただしアルバムではScott Walkerプロデュース。国内盤ボーナストラックに収録です)つまりはモロにグラスゴー印のサウンドな訳で、グラスゴー信者(僕も含む)な人にはたまらん訳で。。「良いヴァースとコーラスがあれば他には何もいらない」というグラスゴー特有の哲学に溢れた作品です。Teenage Fanclubをもっとインディーっぽくしたような感じとでも言いましょうか?

残念ながらこのアルバム以降、音沙汰なしのようです。このアルバム自体もお店ではなかなか見かけません。'99年リリース。まぁこの辺りのバンドの国内盤がリリースされたこと自体が奇跡なんですけどね。笑 よってNorman Blakeプロデュースのシングルが聴きたいという人は、がんばって国内盤を探すか、Shoeshine Recordsのコンピレーション第1弾「Shoeshine Chartbusters」を探してみてください。輸入盤のみですがこちらのコンピもすばらしいです。Speedboatの他にもBMX Bandits、Radio Sweethearts、Frank Blake(FrancisとNormanのユニット)、Alex Chilton(もちろんBig Starの)、Astro Chimp(Eugene Kelly、Teenage fanclubのGerald Love & Raymond MacGinley、そしてFrancisのバンド)が収録!見つけたら即買いですよ。

久しぶりに「グラスゴー祭り」開催かな。いやっ、単にグラスゴー出身のバンドのCDを聴きまくるだけなんですけどね。他にも「ビートルズ祭り」「シューゲイザー祭り」「ネオアコ祭り」などなどありますけど、何か?笑


Michael Penn / MP4

2006年03月12日 | 今日の一枚。(旧版)
ポテトチップスに関しては僕は断然「うす塩」派です。しかし意外と周りは「コンソメ」派が多い。同じくインスタントラーメンのサッポロ一番シリーズなら間違いなく「味噌味」派。「塩味」も捨てがたいが、やはりあのモロにインスタントな味噌の味付けが抜群に旨い。付属の七味もまた絶妙。なんか舌が貧しいように思われるかもしれませんが、我が家の味噌は自家製です。その他漬け物系も季節に合わせて食卓に並びます。

この人の食卓はさぞ豪華なんでしょう。兄は映画俳優のSean Penn、奥さんは今ではアメリカを代表する女性シンガーソングライターのAimee MannであるMichael Penn。MP3が普及した今の時代を見透かしたかのようにタイトルは「MP4」。ゲストにはAimee Mannはもちろん、Grant Lee Philips、Buddy Judge(ex.The Grays)、Brendan O'Brienなどが参加。Brendan O'Brienに関してはリードトラック「Lucky One」をプロデュースしてます。ぶっちゃけこれが1番の出来かも。。全編に渡ってThe Beatles大好き感が出まくり。アコースティックを基本にした曲作りで、派手さはないものの丁寧な作りとなってます。ただ声にクセあり。全く受け付けない人もいるかも。可能なら購入前に試聴をしてみたらいいかと思います。
ちなみに嫁のAimee Mannとともに映画「I am Sam」のサントラに参加。ご存知、兄のSean Pennが主役を好演し、The Beatlesのカバーで埋め尽くされたサントラも大ヒット。そのアルバムに「Two Of Us」で参加してます。まぁ他にも好カバーが収録されてますので、今さらですが未聴の人はぜひ。またこのアルバム「MP4」自体は’00年作ですが、去年約5年ぶりにニューアルバム「Mr. Hollywood, Jr. 1947」というコンセプトアルバムのようなものをリリースしてます。輸入盤のみのようですが、こちらも気になるところです。

やっぱ「うす塩」だな。何回考えても「コンソメ」は無いわぁ。


THE HANG UPS / Second Story

2006年03月08日 | 今日の一枚。(旧版)
ちょっと間が空いてしまいました。今週は仕事が忙しかったぁ。。もちろん今日も出勤ですが少し時間があるので。それでは早速。

アメリカの良心的バンド・THE HANG UPSです。なんといってもこのアルバムで目を引くのは、プロデュースにDon DixonとMitch Easterがあたっていること。R.E.M.のデビュー時以来の組み合わせ。僕はこの表記を見て購入したクチです。間違いないと。。その感はズバリ的中。このプロデューサー陣からすればパワーポップを思わせがちですが、むしろギターポップ。アメリカ的というよりイギリス的。(ここでも出ました。アメリカ人がやるイギリスっぽさ!) 曲によってはもちろんパワーポップな曲もありますが、やはり耳に残るのはソフトなギターとボーカル、そして抜群のハーモニー。絶品です。
そういえばアメリカのバンドでギターポップってなかなかいないような気がする。パワーポップになりがちというか。。逆にイギリスのバンドでパワーポップもなかなかいない。ギターポップになりがち。これも国民性か?まぁパワーポップでもギターポップでも曲が良ければそれでいいんですが。。笑
最近の活動状況は残念ながらわかりません。Amazonで検索するとどうもこの作品(’99年作)が一番新しいようやし。。

あぁ花粉の季節になってきました。飛散量は去年の半分以下だそうですが、去年が多すぎたため半分と言えども発症には十分な量だとか。これから花粉との格闘の日々が始まります。花粉症の皆さん、がんばっていきましょう。