比較してはいけないと思ったのですが
つい比較してしまいました。
比較対象はこちら
ESOTERICのUX-3SE
ソニーのHAP-Z1ESが20万強
ESOTERICのUX-3SEが80万弱
なので価格差約4倍
その割にはいい線いっていると思いました。
まずは、SACDとDSDファイルの再生比較
基本女性ボーカルのポップスが好きなので
その手の曲で比較しました。
UX-3SEでSACDを再生し
HAP-Z1ESでDSDファイルの2.8MHzを再生
これは比較になりません。
UX-3SEの圧勝です。
高域も低域もUX-3SEのほうがシャープでくっきりしています。
HAP-Z1ESはちょっとベールがかかったように感じてしまいます。
DSD特有の音場の広さも奥行き方向でUX-3SEが深く感じます。
次は、CDでの再生での対決
UX-3SEで同じSACDのCD層を再生し
HAP-Z1ESで同じSACDのCD層をWAVでリッピングしたファイルを再生
(ここではHAP-Z1ESの真骨頂DSDリマスタリングしてDSD5.6MHzにアップコンバートして再生)
これは、HAP-Z1ESの辛勝というところでしょうか
UX-3SEでのCD層再生では音がちょっとギスギスして音が荒く感じましたが
HAP-Z1ESはDSDリマスタリングが効いていてなめらかに聞こえます。
ただ、ちょっと焦点がぼけるかな・・・
空間の広さ弦楽器類の余韻などはこちらのほうが自然に聞こえます。
ということでCDを再生する場合私の好みはHAP-Z1ESに軍配を上げます。
(あくまでも個人的感想です)
HAP-Z1ESはなんといっても全曲ランダム再生が可能なので
特に何を聴きたいと思わなくて音楽を聴きたい時やバックグランドミュージック的再生の場合
非常に便利です。
私としては15000曲ある音楽をランダムで再生できるのは非常に価値のあるものです。
ちょっと下段になった、SACD が寂しげにみえます。
レコードプレーヤーまでケーブルが届かなくなるので
泣く泣くSACDプレーヤーを一番下にしました。
でも、やっぱりSACDプレーヤーの方が音は格段に上ですよ。