続・気ままに”ぱちり”

気ままに撮影した写真をアップ

田沢湖町立生保内小学校潟分校

2007年05月07日 13時16分56秒 | 写真
およそ30年前に廃校になった分校を公開しています。

田沢湖のたつこ像と国道341号線のちょうど真ん中あたりにある分校です。
大沢という集落と田子の木という集落の真ん中にあります。
近くには水芭蕉の群生地もあり、ちょっとした寄り道に向いています。

この分校は明治に開校し、大正時代に焼失し、
大正12年に建設して現在はその建物が残っています。
その後講堂を造ったり増改築を繰り返しましたが、
昭和49年に生徒数の減少で廃校となりました。
つい最近まで、地域の集会場として使用されていましたが、
老朽化が進み、取り壊しという話もありましたが、
2年がかりで修復して「思い出の潟分校」として一般に公開されるようになりました。

教室内の黒板、木製の椅子、机など私にとっても非常に懐かしく感じます。
また、当時の教科書、絵本なども展示されいます。

写真としては、教室内や講堂の窓から差し込む光と裸電球の照明がなんとも
ノスタルチックな印象を出していると思います。

時々、この建物を利用した、コンサートや公演、演劇なども開かれているようなので
興味がある人は”潟分校物語”というホームページで調べてみてはいかがでしょう。

分校の外観


講堂