
コルグのUSB DAC DS-DAC-10を導入しておおよそ半年
その間色々周辺機器を追加して音質向上をしていましたが
おおよそ落ち着いたので追加した機種順に
簡単にどのように音質が変わったかをまとめてみました。
なお、この変化は私の感性と主観
そして私のオーディオ機器での変化であり
万人に共通して適応されるものではありません。
ちなみに試聴にしようしているシステムは
プリメインアンプ LUXMAN L-570X's
スピーカー ONKYO Scepter 2002
比較CDP Esoteric UX-3
となっています。
DS-DAC-10と付属ケーブル

最初導入したときは、この音でも満足してしていました。
特に、通常のCDをWAVファイルにリッピングしてDSD5.6M、DSD2.8Mにアップコンバートした時の
立体感のある音は感動的でした。
現在の音と比較すると音場も狭く、ちょっと荒れた高音が気になる音ということになります。
ケーブルを交換 LUXMAN JPU-150に交換

音場が広がりすごく奥深い音になります。
これ以前に6N・USB-Grandio 2.0も試しましたが
LUXMANのケーブルのほうが相性がいいようです。
高音も悪い意味ではなくきらびやかになります。
ケーブルでこれだけ変化を感じたのは衝撃的でした。
(今まではちょっと変わったかな?でした)
6N・USB-Grandio 2.0はおやすみオーディオと車載時に使っています。
BusPower-Proの導入

オーロラサウンドのBusPower-Proを導入し
DS-DAC-10の電源をUSBバスパワーから分離し別電源からの供給に変更しました。
これによりLUXのUSBケーブル内をPCから供給されるノイズまみれの電源ラインが
通らなくなるためノイズにより音質劣化がさけられるようです。
また、供給される電源もトランス式のACアダプターからの供給となるためこちらもノイズによる影響を受けにくくなります。
音の変化は、とにかくノイズ感がなくなりクリヤーになります
ちょっと雑味の有った高音がすっきりキラキラになり心地いいです。
今まで聞こえなかった裏で奏でている楽器の音が聞こえてきます。
クリヤーになった分音場もさらに広がりました。
低ノイズACアダプターの導入

FIDELIX(フィデリックス)社の高音質ACアダプターFL-AC-ZN1を導入しました。
発売元の技術資料によるとUSBバスパワーと比較すると80dB(およそ1万倍)ノイズが小さいACアダプターになります。
音質の変化は
全体的に解像度が上がったように感じます。
高音はさらにクリヤー感が増します。
そしてなにより高音はそのままで
低音の重心がさがり豊かになりました。
まあ、価格差があるので比べるだけ野暮なのですが
低音の力強さとアタック感で差があったCDPとの音質差が
かなり狭まった感じとなりました。
(もちろん比べると歴然差はありますよ)
すべて購入すると90,000円程度になり
他社の上位機種が買える価格になりますが
MP3からPCMをDSD5.6MHzにアップコンバートして聞けること。
やる気になればポータブルでも車載でも使用出来る小さな筐体。
音質はともかくUSBバスパワーで電源供給できるので
マルチに使うことを出来ること
以上のことから、私はDS-DAC-10を購入して良かったと考えています。