五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2024・3・3

2024-03-04 15:13:53 | 日記
昔マラソンが好きだった。他のスポーツは全く出来ないのにマラソンだけは他のクラスメイトより早かった。だから大人になってもマラソン中継があると自分が走っているかのようにテレビに釘付けになる。今日もちゃんとした朝御飯はキャンセルしてチーズトーストをくわえ野菜ジュースで喉を潤しながら東京マラソンを見る。でも今日はちょっと屈折した見方をした。このレースで日本人選手首位で且つ五輪出場の設定記録3時間5分50秒を破った選手だけが五輪の残り一枠に入れて、誰もこの設定記録を破る選手がいなければ去年のMGCで三位だった大迫傑になるということが決まっていた。大迫傑に特別な思い入れはなかったといえば嘘になる。そう、俺は大迫傑のファンなのだ。だからこのレースで日本人選手がいい記録を出さないことだけを願って2時間6分31秒(日本人一位の西山雄介選手の記録)を過ごすことになった。40秒の差しかない。でもされど40秒だ。パリオリンピックを目指していた西山選手がレース終了後泣いていたのが身に摘まされた。そんなマラソンフェチの俺の体は昨日に引き続いて右半身の機能が不調で、今日になって右足の甲羅横が通風の時のように痛みだし、転倒の不安もあって表に出かける勇気はない。「光の君へ」(脚本・大石静)を見ている内に、紫式部が書いた著作ってなんだったろう?と認知症親父は考え出し、その内寒くなってベッドに潜り込んだ。ベッドだけが俺のともだち。
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