五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2024・3・5

2024-03-06 10:09:22 | 日記
長い間俺の中でもがいている小説だか戯曲だか分からない作品を何とか死ぬ前に形にしておきたくて、食事もそこそこにテーブルに今まで書いた原稿や集めた資料を並べてみる。完成しているのが400字原稿用紙15枚程度のエピソードが3つ。後2つか3つあればそれは父と母と祖母と俺との短編集になると思うのだけど、ついつい助平心をだしてエピソードを膨らまして長編小説にしたくなる。でもろくに調べることなくその時代や地域の描写は読むに耐えない。やっぱり助平心は捨てて体験し記憶に残っているだけのエピソードを記述しよう。仕切り直しだ。そんな時、エッセイストであり有名脚本家でもあるTさんからこの日記を欠かさず読んでいるとのメールを貰う。彼女みたいな有名人にこの日記を読んで貰っていると思うと意識して気取ってしまいがちだが、そこはグッと我慢していつも通りダラダラとした文章を綴る。食欲は台所のシンクに汚れた食器が山積みになっているので全く沸かない。それでも辛うじて用意したメニューは、きつねたぬきうどんに梅干しのおにぎり、それに一昨日息子のAの為に作った玉子焼きとジャーマンポテトと鯖味噌といったメニュー。それはそれなりに美味しい。食後は8時から日本テレビの三時間ドラマ「テレビ報道記者~ニュースをつないだ女たち」(脚本・ひかわかよ)を見る。芳根京子のファンだから見たのだけど、いくら報道局の内幕ドラマだからと言って、既に死刑が執行された麻原彰晃死刑囚や秋葉原事件の加藤智大死刑囚の写真や実際の映像を使うのは何だか疑問だ。終わってからベッドイン。数分後、夢の世界…いや夢も見ず、朝六時まで安眠。