五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2024・3・2

2024-03-03 12:05:58 | 日記
朝起きてトイレに行こうと足をベッドの下に置こうとした時に事故は起きた。バランスを崩して体ごとベッドの下に墜落してしまったのだ。そんなこと事故という勿れ。腰から右足にかけて力が入らない。数日前に病院で転倒した時も周りにいた人に起こして貰ったりした。でも今は誰もいないし何とか手だけで起き上がろうと試みたのだけど、右肩から右腕にかけて数日前から痛みが走っていて起き上がることが出来ない。左手だけで何とか起き上がろうとするしかない。でも、これが難事業。途中まで起き上がっても力が入らなくなってそのまま落下。尻を何度となく打ちつける。それだけならまだしも倒れた時に傍にあった衣服かけをつかんだことで、衣服かけが倒れ込む。その後ろに置いてあったキッチン用具も散乱する。何者かが乱入し、荒らして行った後みたいな部屋の中で蠢くこと15分あまり。何とか痛みの走ってない左手を動かし、体を起こしたものの片手だけでは立ち上がることが出来ない。尿意が迫る。また漏らしてしまうのはいやだと思って傍に置いてあったオムツをパンツの上からつける。これならいつ尿意に迫られても大丈夫。いや、それより立ち上がる方法は如何に?その時、いつもソファに座っている時に起き上がるのはどうしてたか?という疑問が芽生える。そうだ。仰向けで起き上がれない時は一旦うつ伏せになって片腕だけで起き上がっていた。どういう平衡感覚が働くのか分からない。でも、やってみる。するとどうだ?体は正座する様に起き上がり、左手で近くの棚の端をつかめば立ち上がることもできた。よしっ、これでズボンも履くことが出来るぞ、と思った途端、尿意が限界を超えそうになったもんだから慌ててトイレに駆け込んだ。
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