五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2020・2・27

2020-02-27 22:14:16 | 日記
毎朝母と私は老老ブレックファーストを食べながら「羽鳥真一モーニングショー」を見る。今日も湯通ししたイカの千切りと海苔の山葵和え、アボカドとモズクとミニトマトと納豆のサラダ、カボチャの味噌汁というメニューを食べた後も延々と続く新コロナウィルスの報道に、ここ数年週に二度出かけているK病院でのリハビリに行かないようにアドパイスする。母は何故だか分からない。どうやらテレビを全然見ていないみたいだ。コロナウィルスの説明から始めなくてはならない。それでも納得しないので、病院がオープンするや否や担当者に電話して代わりに説明して貰うことにする。そこでやっと了解したみたいだが、こんなに世の中が騒然となっているのに今日の今日までコロナウィルスのことを知らなかったなんて、それはある意味幸せなのかもしれない。母に外出を控えろといった手前、みたい映画があったけど、自分だけ見に行くのは心苦しく、アマゾンやNETFLIXでアトランダムに映画やドラマも見ることにする。その中で出色の短篇映画を見つける。山田孝之と中村ゆり主演の「点」(脚本監督・石川慶)という25分の短篇映画だ。yonigeというミュージャンのMVとして制作されたらしいが、田舎町で理容師を営む男と産毛を剃りにきた高校時代の彼女とのホンの一時の出会いと別れが、青春真っ只中を描くより青春映画になっている。老老ディナーは大根とちぎりこんにゃくと牛すじの煮込みに今日もまた突然食べたくなったコロッケ、それに大根の葉と油揚げの味噌汁。食後は今日もまた睡魔に襲われて、ウタタネしてから11時には本格的にベッドイン。★テアトロジャージャン第18回公演『雀色時に炎立ち~小野田家の人々①~』(作演出・桃井章 出演・服部妙子、桑原なお)・上演日時/3月30日(月)19時開演、 31日(火)開演14時&19時半、 4月1日(水)開演14時 、2日(木)開演19時 3日(金)開演14時、4日(土)開演14時&19時半、5日(日)開演14時 開場時間は開演の30分前です ・ 料金3500円 ・会場 テアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3 オーオカビル4F) ・お問い合わせ、ご予約専用電話は090ー9964ー2231 Eメールjerjan.hiroo4f@gmail.com
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2020・2・26

2020-02-27 10:39:18 | 日記
今日は母が美容院にいく日。一人で行くと母は言い張るが、雨が降りそうだったので、付いていくことにする。片手に杖、片手に傘では歩くのが年寄りには危ないからだが、11時にビルの玄関で待ち合わせた母は、手提げポーチを握りしめている。ひったくりに合うのを避ける為に背負うバッグをこの間買ったのにどうして使わないんだよ?と問い詰めるが、オニイチャン(俺のこと)が傍にいるし、ひったくりには合わないわよと言い張る。それに雨がふっても片手は空いているじゃない?と言われるともうバカバカしくなってもう反論する気がなくなる。どうやら今日着ている真っ赤なジャケットに背負うバッグが似合わないと思っているらしい。それにコートも着ないでジャケット一枚なんて母は97歳になってもお洒落だ。美容院に送り届け、その間に銀行や郵便局での用事を済ませて一時間後に迎えにいき、これなら2時に渋谷区役所で行われる「店の営業許可の更新及び食品衛生講習会」に悠々間に合うと思っていたら、母は美容院の前にある格安お菓子屋にちょっと寄るわねと入ったきり、十分経っても二十分経っても出てこない。痺れを切らして時間がないんだけどと文句を言いに行くと、店にあるお菓子を一点一点チェックして籠に入れたり棚に戻したりしている母の姿がある。もういい加減にしてくれよと強引にレジに向かわせると、その帰り道、すっかり機嫌を損ねてしまって、母は口をきかない。普段ならもう少し我慢できたかもしれないけど、五年に一度のこの講習を受けないと営業許可が更新されなくなってしまうのだから仕方無い。新しく建て直した渋谷区役所での講習を無事終えて、帰宅したのは4時近く。本当ならそれから夕飯作りにかかるのだが、午前中から午後にかけてのバタバタで疲れてしまって料理をする気になれないので、先日作った残り物のカレーで済ませてしまうことにする。因みに老老ブレックファーストも冷凍庫にしまい込んでいた食パンを処理しなくてはと、ハチミツとチーズを塗って食べてしまう。勿論他にはスクランブルエッグとソーセージと豆のサラダのワンプレートがあって体裁を保ったけど、今日はブレックファーストもディナーも何となく淋しい。店はSN君のテレ朝時代の友達が何人か来るというので彼に任せて、俺は五階に上がって山田風太郎の「戦中派不戦日記」を再読する。永井荷風の「断腸亭日乗」もいいけど、風太郎の方が庶民の生活をビビッドに伝えている。10時からは「知らなくていいコト」(脚本・大石静)を見る。俺みたいに細かく見てないと分からないだろうけど、大石静の作檄術はさすがだ。でも、見終わった途端に悪寒を覚えてベッドにもぐり込む。風邪でなければいいんだけど…。★テアトロジャージャン第18回公演『雀色時に炎立ち~小野田家の人々①~』(作演出・桃井章 出演・服部妙子、桑原なお)・上演日時/3月30日(月)19時開演、 31日(火)開演14時&19時半、 4月1日(水)開演14時 、2日(木)開演19時 3日(金)開演14時、4日(土)開演14時&19時半、5日(日)開演14時 開場時間は開演の30分前です ・ 料金3500円 ・会場 テアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3 オーオカビル4F) ・お問い合わせ、ご予約専用電話は090ー9964ー2231 Eメールjerjan.hiroo4f@gmail.com
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