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坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

「ガラスのくつ」とその続き

2013-06-10 | ピアノの話
先日、ギロックの勉強会に行きました。

先生たちがみんなで弾き比べる曲が「ガラスのくつ」だったのですが、

生徒のみんなが大好きなこの曲、私も、生徒と一緒になって、いろいろ想像を
めぐらして、好き勝手にお話をつけて、この曲を弾きますが。

人が変われば、言葉も変わる。。。

言わんとしていることは、皆だいたい同じなのだけど、それぞれの先生が
言葉を変えて表現すると、また、ちょっと目先がかわります。

さっそく、今、「ガラスのくつ」を弾いている生徒に

「この前ねー、ピアノの勉強会で、この曲の勉強したら、よその先生は
こう言ってたんだよ~」と弾いてる生徒の横で ごしゃごしゃ言ってみました。

発表会で弾く曲なので、もうすでに出来上がりかけていて、
テンポも速く、さらり~と弾いていた子なのですけど、

よその先生の 違う切り口の コメントを聞いたら、
なんだか、ゆったり落ち着いたテンポで、走りがちだった演奏が 丁寧になりました。

ところで、この「ガラスのくつ」の続編 を意識して作られた曲があって、
この勉強会の時は、この曲を紹介させていただきました。

「「おしろからのおつかい」という曲で、安倍美穂さんという ピアニストで、ピアノの先生で、作曲家でもある先生が
作られた曲です。

安倍先生の曲は、私にとっては、目線が同じな感じで、とても生徒に弾かせやすい曲が多いです。
「いまの生徒に寄り添っている」という感じが とてもするのです。

この「おしろからのおつかい」は、「ガラスのくつ」を弾いた生徒には、よく勧めて
弾かせています。

とてもイメージしやすい曲の作りなのでシンデレラがお城から、去ったその後の話を
マンガチックに 語りながら、弾いてもらいます。

ギロックとは、またちょっとテイストが違うので、気分も変わります。


安倍先生の作品は、小さい子向けのアレンジも、私のお気に入りで、
最近は発表会デビューをする子達のステージにも使っています。

今年は、よろこびのうたメドレーです。
ストーリー性のあるメドレーで面白い、生徒には、題名を伏せておいて

「どんな 喜びの歌かな?」と聞くのですが。。。。。
なかなか楽しい答えが返ってきたり。・・・

私が弾いている楽譜を「チラ見・・・」してしまってズルする子もいたり。。。。