寺泊水族博物館

（続き）

光照寺を後にして寺泊に入ったが、まだチェックインまでには時間がある。

そこで、寺泊水族博物館へ行ってみることにした。

前日、新聞に、この水族館でウミガメに親子が餌やり体験している写真が載っていた。

小さな水族館である。

入場料は700円だが、JAF会員は割引になると入り口に書かれていたので、会員証を見せると二人とも500円で入場することができた。

入場すると直ぐにウミガメの大きな水槽があり、大きな亀が４匹ほど泳いでいた。

親子連れが何組か入館していた。

この水族館には特に珍しい魚などがいるわけではないが、これはこれで良いのではないかと思われる。

身近なカニ、タコ、クラゲやペンギンなどの生態を見るだけで子供たちは感動するだろうし、大人だってそうである。

網走にも水族館があった。

娘たちが小学生の頃は帰郷するたびに水族館へ連れて行ったのを思い出した。

子供たちはクレヨンで魚たちを描いていたのを覚えている。

この水族館にはオホーツク海の生物を中心に展示されていたが、いつの間にか閉館してしまった。

水族館の維持は魚や動物たちの餌代や電気代などの高騰で大変であるとよく聞く話ではあるが、おそらくここの水族館も同様であろう。

新潟県には動物園は無い。せめて水族館は継続できるよう応援したいものである。