今朝の新聞に、ロシアが、米国がウクライナで生物兵器開発に関わっていると主張したと報じていた。
真偽は分からないが、生物兵器については1975年に生物兵器禁止条約が世界同時に発効している。
以前は各国で開発されており、その詳細は「最近戦争の世紀」に書かれている。
この本によると今回訴えたロシアが旧ソ連時代に生物兵器禁止条約締結後にも生物兵器を開発していたことが研究室から炭疽菌が外部に漏れだして明らかになったことがある。
さらに細菌やウイルスは容易に培養できることから兵器だけではなくテロにも使われる。
2001年に米国で郵便で白い粉を送り付けたテロ事件が起きたことがあった。
白い粉は炭疽菌で、郵便局員などが感染し4名が亡くなった。
生物兵器は安価に製造できることから「貧者の核兵器」と呼ばれており、容易に製造できてしまうことから生物兵器禁止条約が締結された。
ではなぜ、原子爆弾禁止条約が締結できないでいるのだろうか。