一昨日の宮城・福島の震度6強の地震で東北新幹線が脱線したことで思い出したことがある。
2004年10月23日に発生した中越地震(震度７)の際にも上越新幹線の東京発新潟行の「とき」が浦佐ー長岡間で10両中８両が脱線したことがあった。
（ネットより拝借）
この新幹線には勤務していた会社の同僚が乗っていて、後日その時の恐怖を彼から聞いた。
彼の話では照明が消えて非常灯の灯りのみで、本震と同じような余震が続いた。人々は携帯で外と連絡を取り合っていた。数時間後外に出ることができたが、ただただ歩いたとのことだった。しかし死亡者やけが人は幸いに出なかった。
この地震後の東京への出張の際には最初は郡山へ出て、東北新幹線で東京に出たが、その後は長岡から越後湯沢までバス代行で行き、そこから再び新幹線で東京へ出た。帰りも同様に越後湯沢から長岡までのバス代行を利用したので大幅に時間がかかった。全線開通には２ヶ月ほどかかったように記憶している。おそらく、今回の東北新幹線も回復するのには２ケ月はかかるだろう。
