長野が圧倒して、史上初の3連覇で制しました。
第11回都道府県対抗男子駅伝のお話です。
最終区の佐藤悠基にタスキが渡った時点で54秒差ですものね。
実力と安定度を考えれば、悠基が失敗レースをやるとは考えられません。
優勝は決まりです。
事実佐藤悠基は、優勝を報告するような、安定した走りで、気持ちよさそうでした。
長野チームの優勝の立役者は、まず3区の丸山ですね。
東海大で佐藤の先輩です。箱根では2区を走りました。
昨年大接戦を演じてゴールテープをきった上野裕一郎(中大)の欠場を受けての出場でしたが、臆することなく、冷静な運びで、実業団の選手をうまくペースメーカーにしたてて、6人抜きでチームを2位に押し上げました。
5区の高校生最長区間で松本が、兵庫との18秒差を逆転し、区間賞の走りで差を52秒にまで広げて独走体制に持ち込みました。
6区の中学生の千葉も区間2位でしっかり繋ぎ、そして悠基で優勝。
西澤監督のインタビューにもあったように、今回は過去2回の5秒、2秒という差ではなく楽勝でした。
社会人チームのない県の3連覇は称賛されてしかるべきですね。
区間賞で走った4区の高野と5区の松本を筆頭に、全員が区間10位以内の走りですからね。
絶対的なエースがいなくても、総合力で掴み取った優勝です。
きくところによると、県をあげて中学生の強化を10年来続けているようです。
地道な活動の成果が、高校駅伝の佐久長聖や、今回の優勝に繋がっているんですね。
3区の兵庫代表の竹澤(早稲田大)はよく走りましたね。
いち早くトップにたち、単独での走りでしたが、自分で組み立てたレースを最後まで走りぬきました。
油谷についで区間2位です。
私にとっては嬉しい驚きがありました。
愛媛チームの1区の山下真司(八幡浜高)が、トップ争いを演じたことです。
区間賞候補の鹿児島の森、栃木の宇賀地を相手に頑張りましたよ。宇賀地についで1秒差の2位ですからね。
区間の途中ですが、一時トップになったこともありましたからね。
前代未聞の出来事ですよ。
調べてみたら、暮れの都大路を1区11位(30.09)で走ってたんだね。こちらの認識不足でした、ごめんなさい。
彼の頑張りもあり、アンカーにタスキが渡った時点では、14位でしたからね。
結果的には30位でしたが、大学生や実業団の選手にもう少しちからがあったらと、たられば発言でボヤいてます。
4連覇への挑戦権を手に入れた長野はもちろん、3年連続2位の兵庫をはじめ各県のみなさん、1年間の成果を楽しみに待ってますからね。
初場所は栃東の優勝でした。
今日の朝青龍戦は圧倒しました。
白鵬との決定戦に持ちこまれることなく、自分で賜杯を引き寄せました。
強い栃東が帰ってきたと、思いたんだけど…もう少し見なきゃね。
新大関琴欧州はこんなもんですよ。
2桁勝利で充分です。
まだ相撲がきまっていないんだから。
これからです。
白鵬はいくかもね。