クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

丸岩・仕切り直し H-16-9-1

2004-09-01 16:58:53 | 吾妻周辺
念願の丸岩は唯の山だった
山の姿は離れて見るに越したことは無い。高崎から見て形の良い榛名連山も秦東村に入れば何も見えない。その典型が丸岩とか岩櫃山である。双方とも国道から見ると圧倒される美しさと偉容を持って居る。
そして登るとその特徴である見事な崖は見ることはできなく、唯の山頂でがっかりするのが毎回である。しかし、下りてから再び仰ぎ見て、あれに登ってきたと言う満足感はある。例外は荒船山であった。頂上の艫岩の展望台から足の震えるような豪快な崖の側面が見られるからである。それが判っていながら、先週の登山口探しに苦労した怨念で何が何でも丸岩に行こうと決めていた。

台風の余波で何日か続いた雨模様があがった9/1、管峰との連ちゃんと決めこんで早めに出発する。室田四つ角まで 14k 28分、権田分岐まで 14k 19 分 この違いは信号の数と渋滞のためであろう。大戸信号まで9k 12分、須賀尾峠まで13k 25分、峠までは山道の蛇行のため時間が掛かったらしい。
峠の3㌔手前に左に入る矢竹林道万騎線があり、新しい指示標で万騎峠まで5.6㌔とあり、もう一つの看板には「憩いの宿・万騎の里」とあった。この道は山中をくねりながら万騎峠を経由して最終的に北軽からの国道146号に至るはずであるが、何か新しいスポットが開発されたのかも知れない。それに万騎峠には管峰の南登山口があるという噂があるので何れ辿ってみる。
峠の境界看板から200㍍長野原側に確認しておいた登山口から山に入る。道はいきなり左に巻いていく。これで良いのかなと思えるほど、さしたる傾斜もなく、酷いガレ場の道で何本もの倒木を跨ぐのに短足が恨めしい。歩く道は少しの登りであるが、長野原側は下り傾斜が激しいのでこれでも麓から見ると大変な高さを稼いでいるのであろう。どうやら丸岩の前山の中腹を左から迂回しているようである。
暫く行くと漸く鞍部に出て、目の前に丸岩と思われる頂きが現れた。そこから暫くは今までとは様相が一変して急坂の尾根を登る。但し距離は短く気合を入れる間も無くいきなり頂上に飛び出す。この場所は城跡とのことでかなり広いスペースがあるが、残念ながら展望は殆ど無い。眼下には何か工事をしているようなものが見える。恐らくダム工事の現場かもしれない。広場には伊勢崎ふるさと山歩会の名で手製看板があり1.130Mとあったが、その近くの木に小さい表示で丸岩1124Mとあった。
地図によるとここは標石のない標高点で1.124Mが正しい。この広場から東の高ジョッキに向かって赤いテープがあったので縦走を考えて進んだが100㍍位下った所で踏み跡もテープも消えて気がついたら断崖の上に出てしまったので、諦めて撤退、何となく不完全燃焼で山を下り、次ぎの管峰に向かうため、駐車場所に戻った。管峰には再び峠の
頂上近くに戻って駐車場所を探さなくてはならない。

写真は長野原から見る丸岩。



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