クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

管峰・須賀尾コース H-16-9-1

2004-09-01 16:46:20 | 吾妻周辺
第1次管峰は大失敗

念願の丸岩頂上で昼食の後、おまけの高ジョッキ縦走は跳ね返されたが、午後の元々の予定は管峰だったのであっさりと車を境界線まで800M移動させ子育て地蔵の反対側の路傍に置く。登山口には何の標識も無いが、はっきりとした踏み跡があり誰が見ても良くわかる。念の為、目印を付けた。余談ではあるが案内の少ない山道に自分で標識を付け、何時までも残っているのを見るのは実は大変な快感である。
登山道は一旦、国道に沿って少し登りその後、左に大きく曲がって西南方向に進む。ダラダラ登りの道は延々と続くが、赤・黄のビニールテープと白のビニール紐の目印が数十㍍おきに付いているので安心できる。30分程で尾根らしき場所に到達しやや西に向きが変わる。その後は尾根伝いの道を進む。
岩がごろごろしている場所が中間峰(1.268M)と聞いていたが標識が何も無いので判らない。再び西南方向への道となり、熊笹の原に入ると踏み跡が分からず目印のテープも間隔が開き、追うのが困難になり度々立ち止まる羽目になった。こんな時、単独行の心細さもあるが、逆に自力でやっていると言う満足感もあるので面白い。途中で何回もコブがある。いい加減疲れているので、コブ前に来る度にこれが頂上かもしれないと期待するがその度に裏切られる。気がついて左右を見渡すと樹間から見える周囲の山は現在地より遥かに高い。まだまだ目標は彼方であるらしい。左手を見ると遠くに高い峰が見えた。あんな遠くまで歩かせるのか?とがっくり来るがここまで来て断念するわけにもいかず、何も
考えずにひたすら登る。やがてコルに到着すると、その先は西方に向かっているが落ち葉が厚くて踏み跡は分からず僅かに見える色褪せた目印を頼りに雑木林の急坂を木の枝に掴まり、落ち葉の層に足を食いこませて左めのコースを必死で這い登る。約100メートルで草原の広場にでた。ここが頂上かと思って振り返ると丸岩・高ジョッキが眼下に見下ろせる絶景があった。しかし、この広場には頂上を示す三角点が無い。辺りを探しても見当たらず、頂上ではないことを自覚するが、右手の北方向にテープが見えた。行く手は踏み跡の分からない熊笹の原であるが、テープを辿って熊笹を分けていくが100㍍くらいでテープも見失い、道も下りになったので元の原に戻った。どう見てもここの原が一番高く頂上らしいのに何も無い。南の左手も笹原で西の正面は崖のようだ。もう一度北口をうろうろ
探すが三角点も頂上標識も無い。記録を良く読んで来れば良かったと悔やんだが後の祭りである。
仕方なく再度の登山を決めて下山した。登りで一時間四十分も掛かった道を五十分で駐車場所に戻り、周囲で花の写真を撮り、長野原側に回って145号から丸岩・高ジョッキの風景もカメラに収め、中之条を通って岡崎・明保野経由で帰宅した。後で調べたら、頂上は度外視してしまった、広場から南にあったらしい。

写真は中間峰での一休み。


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