吉岡・榛東の三角点探訪の序に「桃井城址」を訪ねた。
この桃井氏、先日の吉井奥平氏と同じで地元でも忘れ去られてしまう
のではないかと心配になるほど。原因は最盛期が南北朝時代で
戦国以前の1440年の結城合戦で滅亡してしまっていることなのか?
1440年頃と言えば「応仁の乱」がその27年後の事であるし
戦国下克上のはしりとなった早雲の茶々丸殺しは未だ50年の先。
鉄砲の伝来など100年先。
尤も城その . . . 本文を読む
吉岡町の三角点探訪の道すがら目に付いた史跡も周った。
但し、序の訪問なので膨大な数の吉岡の史跡からすればごく僅かの
件数に過ぎない。
小出神社
吉岡町に数少ない「水準点」を探していたら小出神社境内にあった。
この地域は「陣場」という。陣場の地名の由来は幾つもあるが
千葉常将がその子・相満丸を巡る船尾山とのいざこざの時の陣場とか
大田道灌が1477年頃に陣を張ったとか。
しかし、小字に「御所 . . . 本文を読む
華蔵寺
野田神社の隣。創建は1519年と伝わり古くからの修験の寺。
この「客殿」は通称で「書院」。かっての物の切り詰め。
池の中に指定重文の「石造弁財天」、この池は上越新幹線トンネル
工事のため枯渇したとかで水はなかつた。
屋根の部分の両面に馬鹿にやさしい鬼面?が刻まれているが
片方は傷みが激しく写真にならず。
野田神社
1504年頃、華蔵寺開山の創建と云われ長年に . . . 本文を読む
榛東村三角点探訪
榛東村三角点は記録上は12点だが亡失が一点あるので
実質は11点。内、「報告なし」「不明」を各一点含む。
過去に5点はゲットしているので今回は6ヶ所。
(1)広馬場 二等 N-36-27-15-8 E-138-56-54 557.62m
最初に霞山カントリーの中の難物を片付ける。
R-153(水沢足門線)に乗って船尾滝方面に向かう。この標識で
左折してゴルフ場へ。
. . . 本文を読む
吉岡町三角点
吉岡町の三角点は記録上では11点。内、一件が亡失・停止だから
実質10点、但し不明1、報告なし1を含む。過去に4点は
タッチしているので今回の探訪は6点。序に水準点を一つ。
(番外) 水準点 点名・3523 197.5m
位置からして番外が最初。住所は北下大字中御所になって居るが
R-25の田中信号の手前、「陣場」地区が目印。
ローソンの先の細道を右折すると直ぐに小出神社 . . . 本文を読む
(1)奥平神社と廟所
前回、奥平城址まで行きながら見逃した奥平神社を訪問。
R-71・R-200・R-171と繋いで城址を通り越して僅かの先に
自販機が多数設置してある商店、その北側の細道を入ると
目の前に目的の神社。何とも小さくて侘しいもの。
下の写真の中津の奥平神社との落差に唖然とする。
周囲を見渡しても記念碑の類は皆無。
直ぐに仁捜寺跡を再訪。この神社から僅かの距離。
ある . . . 本文を読む
奥平城址
深山から中山へ行く途中で「奥平城址」に寄っている。
R-200を西進し吉井カントリーの少し手前で右への「吉井・安中線」を
右折、直ぐに左への細道に入ると路傍に表示。
城址の表示物はこれだけの呆気なさ。左手に登っても小広場で
行き止まりだが、ここも遺構か? 右手には人工的と思われる
堀のような物も見られる。
左手の竹薮を別けて山に登れば別の遺構もと考えられるが
登路もないので断念。
. . . 本文を読む
月曜日に一寸ビリッときてしまった腰痛の治りが捗々しくないが
もう六日目なので荒療治で治そうと吉井町の三角点探訪の続き。
(12)岩木 四等 N-36-16-20-6 E-138-58-26-8 173.5m
R-71で吉井に向かい、多胡橋手前の四つ角を右折してR-200で
西進。右手の鈴木工業看板角を右折して北上し「足沢日影」を
目指す。地形図の破線のところに駐車して西南の台地に向かう。 . . . 本文を読む
先日の検診で何事も無かったので又少しリハビリの足慣らし。
今日は「牛伏山岳会」さんのお膝元、吉井町の三角点探訪。
(1)花表(とりい) 四等 N-36-17-52-00 E-138-58-43-6 196.34m
場所は上奥平なので観音山を乗り越えるルートを採る。
護国寺脇から登って観音様の裏を通過し、右にコロニーへの
道を分けて植物園経由で下山、「小塚」バス停で下の道へ。
左折してR-2 . . . 本文を読む
(5)中光寺 四等 N-36-16-14-2 E-139-00-09-2 151.89m
元に戻って四つ角からR-200を東進。二筋の分かれを左に
進み小さい四つ角付近に路傍駐車。中光寺と云っても寺が
ある訳ではなく地域の名称。
北への道を200m程、目標は左手の山の上だが、中腹に東屋が
見えるところが登り口。中腹は庭園風に整備されていた。
頂上広場からは左に切り返して細い尾根歩き。 . . . 本文を読む