岩櫃城跡と岩櫃山
平成16年の九月半ば過ぎ、吾妻町ホームページは岩櫃山蜜岩コースと赤岩コースが崩落のため閉鎖されて郷原駅からの登山道は旧赤岩コースのみと公示し、同時に岩櫃城跡からの登山を推奨していた。
昨年の10月、私は第1回目の岩櫃山行きで蜜岩から登り赤岩に降りてきた。二回目は旧赤岩を登って赤岩を降りた。帰りに赤岩を通るのは、このコースに見事なイワヒバの群生が見られるからである。
これを機会に . . . 本文を読む
元助遺跡に行くために石尊山から元の道に戻り、榛名駅手前の信号を左折して暫く行くと、右からの林道まがいの道があり、左に抜けて小さな四つ角を作っている。その角に木製の道標で「元助遺跡」とあるので、それに従って登っていくとほんの僅かで駐車場に出る。遺跡は右手にある岩戸山の中腹にあるらしい。竹薮の道を進むこと10分ほどの岩窟にそれはあった。
元助は秋間の百姓の長男であったが、家出をして伊勢・山田辺りを流浪 . . . 本文を読む
石尊山
安中榛名駅の北に石尊山という僅か 574Mの低山がある。石尊山と言う山名は時折、耳にする。登山で有名なのは浅間山の南にある前山で1.668Mもあるが、浅間が噴火で立ち入り禁止となると同時に、この山も入山禁止となる。浅間山は今も噴火騒ぎが続いているので多分この山も当分行かれない。
昔から日本人は、一神教ではなく、八百万の神々を祭ってきた民族であり、其れ故に諸外国に比べると深刻な宗教対宗教の . . . 本文を読む
疲労困憊・角落山
国道406の権田信号から長野原・倉渕線で二度上げ峠に向かうと、左手に特別尖った峻峰がある。これが角落山である。烏川源流域にあり角落火山の名残が残る険しい登山と聞いていたので今まで敬遠していたが、万騎峠からの管峰成功に自信を得て、挑戦することにした。倉渕のはまゆう山荘の向かい側から分かれる赤沢林道から入る。この林道入り口にはきちんと角落山登山道との表示があるが、看板位置が低いのと . . . 本文を読む
失敗の侭の管峰の始末を付ける為、再度須賀尾に向かう。同じルートでとも考えたが、気になる万騎峠からのルートで挑戦することにした。万騎峠へは須賀尾峠手前3㌔にある矢竹林道万騎線に入らなくてはならない。この林道は峠を越えて「狩宿」を通過して北軽から来る国道146線に繋がるものである。
林道分岐には、「憩いの宿・須賀尾の里」と「万騎峠まで 5.6㌔」との看板があるが、須賀尾の里は僅かの距離を行って左折した . . . 本文を読む
念願の丸岩は唯の山だった
山の姿は離れて見るに越したことは無い。高崎から見て形の良い榛名連山も秦東村に入れば何も見えない。その典型が丸岩とか岩櫃山である。双方とも国道から見ると圧倒される美しさと偉容を持って居る。
そして登るとその特徴である見事な崖は見ることはできなく、唯の山頂でがっかりするのが毎回である。しかし、下りてから再び仰ぎ見て、あれに登ってきたと言う満足感はある。例外は荒船山であった。頂 . . . 本文を読む
第1次管峰は大失敗
念願の丸岩頂上で昼食の後、おまけの高ジョッキ縦走は跳ね返されたが、午後の元々の予定は管峰だったのであっさりと車を境界線まで800M移動させ子育て地蔵の反対側の路傍に置く。登山口には何の標識も無いが、はっきりとした踏み跡があり誰が見ても良くわかる。念の為、目印を付けた。余談ではあるが案内の少ない山道に自分で標識を付け、何時までも残っているのを見るのは実は大変な快感である。
登山 . . . 本文を読む