教育落書き帳

教育とは何か…子どもの視点を尊重し、親、伴走者、市民の立場から語ります。子どもを語ることは未来への信頼と希望を語ること。

今後の日本の教育の行方を考える

2021年10月06日 | 教育全般
自民党の新総裁が「人の話を聞く」人という岸田文雄氏にきまった。政治家の宿命もあって、祝福する人だけでなく口さがない人からの厳しい批判が絶えない。「誰の声を聴くって?」「聞き流すだけじゃない?」「言いなりになるの間違いでは?」等々の言葉が聞かれる。それは、たぶん今まで能力はないわけではなかろうが、いつも人の言いなりになり敢えて(?)二番手に甘んじてきた彼の過去評でもあろう。

だから、岸田氏が立つ以上は何か今までとは違う何かをやってくれるのではないかという期待もどこかにあった筈だ。そういう意味でも彼がどういう組閣を組むか楽しみにしていた人も多いのではないか?ところが、開けてビックリ!この人事には本人も国民も驚いた。と言うより戸惑った。「末松って誰?」。だから、末松氏自身が岸田氏に聞き返したらしい。「私は末松信介ですよ」と。

現文部大臣の荻生田氏のおよそトップの教育者とは思えない「身の丈」発言にも驚いたが、末松氏は今まで教育界とは無縁の分野を歩いてきた人。つまりは教育畑には全く無知な素人がいきなり文科大臣に抜擢されたに等しい。

岸田内閣が教育をどう見ているかがこれで明らかだ。今後の日本を担う子どもたちを育成する教育が何とも軽く見られたものである。
岸田内閣の本気度もこの程度かと実に残念だ。精々努力する姿でも見せてほしかったものである。もしかして短命の傀儡政権で終わることを承知の人事なのだろうか。それとも、意外や意外、あっと驚く働きを見せてくれるのだろうか
?(まだ岸田内閣に決まったわけではないのだが…)


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