教育落書き帳

教育とは何か…子どもの視点を尊重し、親、伴走者、市民の立場から語ります。子どもを語ることは未来への信頼と希望を語ること。

オレ流で夢実現─言い訳の要らない人生を─本田圭祐見て思うこと

2010年06月16日 | スポーツ

▼オレ流とチームプレー
野球の落合博満選手を持ち出すまでもなく、日本では「オレ流」の評判が悪い。特に集団競技の時にそう言われる。「チームープレーなのに個人記録にこだわる」と。サッカーの場合も例外ではない。そして、「チーム」優先の「自己犠牲」精神を人間ができている選手のようにスポーツ記者までが持てはやす。
▼個人の才能と集団の論理
だが、ちょっと待て。有能なチームの中にいたならその論理も成り立つかもしれないが、弱小集団の中に入れば、「お前はチームメートと同じく埋れたままいろ」と言うに等しい。個人競技では認められることが団体競技では認められないなら、個人の才能は花開くことはない。その論理に屈するならば、弱小チームから三冠王も生まれなければ、有名なストライカーも生まれない。出来合いの集団を優先すれば、突出した個人は潰される。環境が才能を潰すこともあるのだ。勿論、集団の向上もあり得ない。個人の力量が尊重される集団であってはじめて個人も集団も生かされる。これは何も学校教育だけの話に限らない。
▼夢実現へ向けて己の道を
サッカーW杯日本代表の本田圭祐選手は石川・星稜高時代、「将来レアルに」と豪語していたという。唖然とする周囲をよそに、本田選手は「夢」実現への道筋をひたすら進んだ。
念願の海外移籍を果たし、オランダのリーグに入ったとき、「丁寧ななパスを出しても、得点を挙げた選手しか評価されない現実」をまざまざと体感した。
▼すべては自分の決断と行動力に
学校教育の現場でも、スポーツの世界でも、その他の分野でも、個人を殺す悪しき集団主義を見直さないと日本の将来はない。だから、そこでは自分が生かされないと知ったなら、さっさと環境を変える勇気と決断も必要だろう。言い訳は負け犬の遠吠えに過ぎない。
自分の人生の主人公は自分でありたいなら、自分の人生を花開かせるか否かも自分の決断と行動力に掛かっている。そこに言い訳は要らないのだ。人から自己責任なんて言われる筋合いもない。
ああ、若い人達に彼を賞賛する気持ちがあるならば、その思いをまず自分に向けてみてはどうか。悔いのない自分を生き抜くために。
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (名無し)
2014-06-14 06:42:44
成績が悪いのはポジションが変わったからだ。
全てポジションが悪い、カカより俺がふさわしい。

何度も監督にポジションを変えてくれと事務所まで行った。
でも、変えてくれない。
地元でブーイングの嵐。バスに生卵。

インタビューを受け、点を取ると言った通り1点取った。
今期に初めて1点取った、ミランの10番。

コレを全部、自分で誇らしげにインタビューで話すホンダ。
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