おどろどろしい言葉だけれど、偽計と詭計と、濁音違いの語がある。詭計の方はまた、奇計とも書きそうな語である。辞書義のにれば、人をだまし、おとしいれようとする計略には、詭計が当てはまる。詭計に陥れる、詭計にはまる、というふうに使う。いわゆる罠にかけるようなことだ。奇計は、普通では考えもつかないような巧みな計略のこと、それに対して、詭計は、人をあざむきおとしいれる悪だくみのことをいう、と解説がある。詭計百出となると、奇計の方がよさそうだ。それに対して、偽計となると、業務妨害という語がついてくる。業務妨害罪である。偽計、威力、というふうな、ことばに続く法令解釈がある。この範囲は広くて、実際に業務に支障が出る、経済信用にかかわるなどの判例がある。ネット上のことに、風説や流言があると炎上しての問題などがでて、犯罪行為に適用されるようでもある。 . . . 本文を読む
1126 隙間50センチから2歳救った 余震の中 消防士「奇跡」長野北部地震 中日新聞トップ記事、見出しである。20141126
リードには、
長野県北部を襲った地震で被害が集中した白馬村神城(かみしろ)の堀之内地区で、発生直後に二歳の男児が倒壊した家屋の下敷きとなった、とある。
>五十センチの隙間から無事救出した北アルプス広域北部消防署の小山竜平消防副士長(27)は取材に応じ「助かったのは奇跡としか言いようがない」と振り返った。
避難318人、一部損壊418棟 長野北部地震
2014/11/26 朝刊
> 長野県北部を震源に最大震度6弱を観測した地震で、県警は二十五日、けが人は八市町村で計四十五人となったと発表した。うち重傷は十人。県によると、民家の被害基準を厳格化した結果、長野市、白馬村、小谷(おたり)村で全半壊が計八十七棟となり、二十四日の百四十一棟から大幅に減った . . . 本文を読む