大学教育にプログラム制という用語がある。プログラム制にはそれぞれ大学が用意する理念がありそうで、個別に大学プログラムをみる必要がある。学部にある講座制、学科制、コース制、そこに伴うプログラム、または専攻の意味合いであるようだが、その組織は学部大講座としてきたかつての大学カリキュラムとは大きな変更がありそうである。その一つに広島大学のプログラムの構成が比較的にわかりよいので、その説明するところをひいて見た。ハイプロスペックと商標としての登録まであるので、どこまで参照し紹介できるのかわからないが、ホームページで公開するのだから、まあ、よいのだろうと見ることにする。その特色には入学後の主専攻に対する副専攻、特別とされるプログラムの選択にある。これまでの学科専攻の学びを考えあわせてみると、自由度のある選択があると言うことだが、それがまた、とらえがたいようでもある。 . . . 本文を読む
忠恕は自分の良心に忠実であることと、他人に対する思いやりが深いこと、辞書にある。2001年から10数年の歳月が流れて、中国の盧溝橋、抗日戦争記念館にて、この文字を揮毫した、かつての宰相の軌跡は残されていないそうだ。その写真を見ると、そばには現首相の姿が写っている。清の乾隆帝がこの地の風景を愛で、盧溝暁月と記した碑を、わたしが訪ね見たのは、1994年だったから、もう20年も前になる。欄干の石像、銃痕が思い出される。マルコポーロブリッジとも呼ばれたその見事な石橋は行きつ戻りつして、昭和12年7月7日、日本軍の兵営付近で一発の銃声が響き、それを機に日本軍と中国軍が衝突した盧溝橋事件を思った。1937年から77年のときが流れて、日中戦争の全面展開を記す。訪ねたときは、いまのような抗日戦争記念館はなかった。いま、かつてのそこで刻まれるのは戦争への憎しみだけである。 . . . 本文を読む
BS放送、wowow 孔子第15話 孔丘が周から戻ってくると、魯では皆が闘鶏賭博に熱中し町は荒廃していた。少正卯は孔丘に国政を執って混乱を鎮めるよう要請するが、孔丘は「学校を作って学びたい者を教えたいから」と断る。一方、コウ昭伯と季孫意如の闘鶏の勝負はエスカレート。互いの領地を賭けるほどの大勝負が行なわれたものの、双方の不正が発覚し、勝負の結果はうやむやになる。だが勝敗に賭け金を投じた民たちは、その決着に納得せず……。 孔子第14話 孔丘のいない魯国では貴族から民まで国をあげて闘鶏賭博に熱狂しており、君主である襄公もそれに巻き込まれていく。一方、周では李耳と孔丘が議論を続け、李耳は孔丘に「万物に恒久的に変わらないものはなく、天の流れに身を任せるべきだ」と説く。それを受けた孔丘は「それでも王道は築け、仁愛は広められる」と答える。その後、李耳に書庫へ案内された孔丘と弟子たちは、3カ月にわたって貴重な書を書き写し続け……。 . . . 本文を読む
危険ドラッグで警官逮捕 愛知県警 ネット購入所持容疑 中日新聞トップ記事、見出しである。20140727
リードには、指定薬物を含んだ危険ドラッグ(脱法ドラッグ)を所持していたとして、愛知県警は二十六日、薬事法違反の疑いで、同県警津島署交通課巡査部長の北折学容疑者(44)=同県扶桑町小淵=を逮捕した、とある。
左側の見出しには、岩瀬投手400セーブ とある。20140727
記事には、プロ野球中日ドラゴンズの岩瀬仁紀(ひとき)投手(39)が二十六日、ナゴヤドームで行われた巨人戦で今季18セーブ目を挙げ、プロ野球史上初の通算400セーブを達成した、とある。
猛暑地点、今夏最多 東近江で38・8度観測 20140727
記事には、日本列島は二十六日も太平洋高気圧に覆われて朝から晴れ、北海道以外で猛烈な暑さが続いた、とある。
>気象庁によると、滋賀県東近江市で三八・八度、福井県小浜市と兵庫県豊岡市で三八・七度を観測。東近江市と小浜市では各地点の観測史上最高を記録した . . . 本文を読む
ニュアンスは言葉の意味の違いに使われる。ふたつの語の違い、文脈や場面に応じた、その違いの微妙なことをさす。カタカナのニュアンスはフランス語を出自とする。フランス語の語法では文法解説書に意味を和らげたり、ぼかしたりして、微妙なニュアンスをつけるフランス語の表現を身につければ、言いたいことをより正確に効果的に伝え、また気楽にフランス語を使うことができます、とあったりするので、日本語の微妙な意味の違いだけではなさそうだ。言葉の表現法にあるニュアンスの加え方となると、このカタカナ語がわかりにくいのもうなずける。それは微妙に違う表現をする、それはニュアンスを加えることならば、もとあった意味用法とその違いになるからである。しかし多くはその言外の意味をさす説明とならない。はたして、日本語のニュアンスの違いは練習帳のようになるのだろうか、ニュアンスが違いだけにとらわれる説明である。 . . . 本文を読む
沖縄語というのを検索してみると、琉球語、琉球方言と見出しにある。沖縄語、これ自体の呼称が沖縄方言を意味するかどうか、近年の動きに、ユネスコの認定があった。それは消滅の危機にある言語として調査し、沖縄方言は、国頭方言、宮古方言、奄美方言、八重山方言、与那国方言とともに一個の言語としたことである。ユネスコの調査は言語調査には違いないが、方言を言語とする場合も含まれるようで、その基準のとらえ方には議論があるだろう。詳しくするところではないが、国、民族、文化について、また行政区画と地域の関連もある。あらためて日本語と、沖縄語と言われれば、その言語関係をみることになって、国語の方言調査でも日本地域の日本語として方言としている。 . . . 本文を読む
2014年は7月23日、まさに大暑だ。この二十四節気は立秋までの期間の幅をも言う。太陽黄径120度、小暑から数えて15日目となる。梅雨明けの時季、夏の土用と季節に合わせた気候に、この大暑入りしてからの日本列島は猛暑の連続である。猛暑日が全国の各地で観測されている。フェーン現象が起こっていると気象予報士は説明する。気象庁用語を見ると、暑さは気温に湿度や風の効果が加わった主観的なものであるから気温の高さと混同して用いないこと、例えば、フェーンによる高温は8月頃の暑さではなく8月頃の気温というべきである、などと解説している。フェーン現象とは、湿った空気が山を越える時に雨を降らせ、その後山を吹き降りて、乾燥し気温が高くなる現象とある。または、上空の高温位の空気塊が力学的に山地の風下側に降下することにより乾燥し気温が高くなる現象、と、http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kion.htmlによる。 . . . 本文を読む