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ラングとパロル

2014-07-10 | 新日本語百科
ラング、パロルの違いを知りたいとメールをもらった。言語聴覚士にチャレンジをしていると言うので、いくつか、用語の困難をしていると言う。言語学、音声学の内容の学習があるようだ。それでまずは、ラングは言語の体系で抽象的に説明するときのとらえ方、パロルは話し言葉の実際面。とするが、わかりやすく言うのは、サイトの質問に対してのベストアンサーのように、  >「ラング」は言語と思ってください。「パロール」はお喋りと思いましょう。つまり、「ラング」を「パロール」することなのです。皆がしていることです。  なるほど、ラングをパロルする、と言えるので、頭に蓄えた言語とおしゃべりするその言語と区別して説明しようとしているとなるが、はて、なぜそんなことをしたかと言われると、それが言語学の理屈だからとなる。大雑把に言ってしまえば、近代言語学をソシュールのこの説明によって始まりとする。 . . . 本文を読む

ウイスキー、ウィスキー

2014-07-10 | 日本語あれこれ百科
訳語として定着したカタカナ表記の違いである。現代仮名遣いでウイスキーとなった。その前に、ウヰスキ―と書いていた。これが原音、つまりwhisky、whiskeyに近い発音とするか、あるいはそうとらえて表記したのであるから、これをもってカタカナ語とするか、とすれば、問いは、ウィスキーである。そう言えば、ウィスキーのようになる、ヰスキーとでも書きそうな発音であるから、現代仮名遣いにこの表記を活かしたのかもしれない。時代的な表記法は、いまや、ウィスキーに残されてなお、その書き方を好むようなことであろうか。味わいもまた違うのかもしれない。 . . . 本文を読む

対象国ではなくて、仮想の味方はどこか

2014-07-10 | しかじか
hypothetical enemyは、軍事戦略、作戦用兵計画を作成するうえにおいて、軍事的な衝突が発生すると想定される国、仮想敵国についての説明である。かつては想定敵国と言ったようであり、自衛隊における用語は、対象国と呼ぶそうである。説明には、必然的な仮想敵国、能的な仮想敵国、そして軍事力の造成計画のための観念的対象としての、純仮想敵とある。いずれにしても、国防上で、兵員数、装備量、各種物資量などが具体的にいくら必要になるかという想定をする際の対象となる。具体例には、アメリカ合衆国には第2次大戦にカラーコード戦争計画と呼ばれて日本を仮想敵国とした計画はオレンジ計画、対ドイツはブラック計画、対イギリスおよびカナダとの戦争計画はレッド計画であったが、1939年に破棄され、新たに枢軸国となる国を対象としたレインボー・プランが策定されたと、ウイキペディアに解説する。このプランで言えば、現実にアメリカ合衆国は沖縄尖閣を地理的戦略に戦争計画を描くことがあるかもしれないという思いにとらわれる。 . . . 本文を読む

0710 長野南木曽で土石流

2014-07-10 | 日記
土石流、中1男子死亡 長野・南木曽 民家6棟全半壊  中日新聞トップ記事、見出しである。20140710    リードには、九日午後五時四十分ごろ、長野県南木曽町読書(よみかき)の住宅地近くを流れる梨子沢(なしざわ)で土石流が発生した とある。    中段見出しに、台風 あす東海に最接近 とある。20140710   記事には、台風8号は九日午後、九州の西海上を東へ進み、九州に接近した、とある。 >長崎県の五島列島は風速二五メートル以上の暴風域に入り、十日の日中に九州へ上陸、横断した後、本州の南岸を西日本から東日本に向かう恐れが高い。 記事見出しに、 JR中央線の鉄橋流される とある。 トップ左に、<再稼働を問う> 「世界一厳しい」規制基準  根拠なき安全神話 川内原発「合格」へ とある。20140710   リードには、原子力規制委員会が九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の安全審査で来週にも「合格」を与えることになり、新規制基準の下で初の原発再稼働が現実味を帯びてきた、とある。 . . . 本文を読む