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対象国ではなくて、仮想の味方はどこか

2014-07-10 | しかじか
hypothetical enemyは、軍事戦略、作戦用兵計画を作成するうえにおいて、軍事的な衝突が発生すると想定される国、仮想敵国についての説明である。

かつては想定敵国と言ったようであり、自衛隊における用語は、対象国と呼ぶそうである。
説明には、必然的な仮想敵国、能的な仮想敵国、そして軍事力の造成計画のための観念的対象としての、純仮想敵とある。

いずれにしても、国防上で、兵員数、装備量、各種物資量などが具体的にいくら必要になるかという想定をする際の対象となる。
具体例には、アメリカ合衆国には第2次大戦にカラーコード戦争計画と呼ばれて日本を仮想敵国とした計画はオレンジ計画、対ドイツはブラック計画、対イギリスおよびカナダとの戦争計画はレッド計画であったが、1939年に破棄され、新たに枢軸国となる国を対象としたレインボー・プランが策定されたと、ウイキペディアに解説する。

このプランで言えば、現実にアメリカ合衆国は沖縄尖閣を地理的戦略に戦争計画を描くことがあるかもしれないという思いにとらわれる。
アジア地域の戦略構想は日本を取り巻く情勢による。

あきらかに、沖縄と尖閣諸島はその将来する事態にはその重要度を変えたということがとらえられなくてはならない。

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