月日は百代の過客にして 2008-07-09 10:08:34 | 読書 「月日は百代の過客にして・・・」は芭蕉の「奥の細道」に出て来るがこれは李白の詩から引用されているらしい。ところが李白がその詩で言いたかった事は「生きている間に楽しんでおくのは良い事だ」と言う事のようだ。 「夫天地者万物之逆旅、光陰者百代之過客也。而浮生若夢、為歓幾何。古人秉燭夜遊、良有以也。」 天地はそもそも万物の旅館で、時は百代の旅人である。人生は夢の如くはかない。楽しめる時間はどれほど残されているか。古人が夜も惜しみ燭を点け遊んだのは理に適ったことだったのだと言う事だそうだ。