魚の目は涙

芭蕉の句に「行く春や　鳥鳴き　魚の目は涙」がある。
昔からこの魚の目は涙の部分の解釈が不明で、ネットで
調べても納得行く解釈は無かった。専門家に拠る解釈、分析
文法解釈も何か核心を突いていなかった。
私はヘルニアで二ヶ月ほど寝ていた事が有った。その間ベッドで
読書するしか無く、白川静の中公文庫「漢字百話」の三度目を
読み返していた。そのときに、「魚の目は涙」を一文字で表す
漢字を見つけた。「鰥」である。かんと読む。その意味は
年老いてから妻を亡くした男の意であると言う。
この漢字をみたとき、前掲の句の前解釈が出来たと思った。
つまり、魚の目は涙は「鰥」であり結婚した事のない芭蕉自身の
事を行っていたのである。この句は別れの句で芭蕉自身も別れに
涙したと言う二つの意味を掛けていたのである。

防災訓練

昨年と同じく防災訓練が有った。消防ホースの取り扱いについての
話があった。実際に屋外で訓練するはずだったが、雨で屋内で
その話が有った。私は30数年前に消防団に居た事が有り、ホースの
扱いは覚えていたので、その当時の事を思い出しながら話を聞いていた。
消火栓は今は道路上地下に埋設されており、その消火栓を使うときには
道路上に設置された消火栓壕の蓋が容易に開けられない事が判っていた
が、今日はその簡単な開け方が、その場に居た消防署のOBによって説明
され、理解出来、それだけでも訓練の意味が有ったと思った。

無料放送を録画したが

数日前、衛星放送のスカパーが一日だけ無料になると言うので
地デジのチューナーに録画した。三本の映画でそのうち二本は昔、見た
事のある映画だった。そのチューナーに録画した後、DVDに更に録画する
つもりだったが、出来なかった。そのチューナーに録画したものを
DVDに録画し、他のプレヤーで見ると言う事は以前からやっていた
ので、そうしようと思っていた。結局、その三本の映画は
チューナーで見て終わった。

ＧＰＳを秘密裏に容疑者の車に

警察が秘密裏に容疑者などの車にＧＰＳの端末を設置し、それらの動きを監視していると言うニュースが有った。福岡地裁などで係争中らしいが結論はまだ出ていないらしい。覚せい剤容疑者の弁護士が違法性を主張していると言う。
これが違法捜査となれば、捜査当局が容疑者を尾行することも違法になるのでは、と思えるが、容疑者の車、家屋に秘密裏にＧＰＳや盗聴装置を設置するのはやはり違法と考えられる。ＧＰＳの場合はやはり逮捕状と同じく、裁判所の許可が必要とした方が良いのではないかと思う。

盆も近く、仏壇の掃除を

盆も近く、今朝は仏壇の掃除をした。
今年は娘夫婦は娘婿が怪我で治療中だし、息子夫婦は
息子の方が仕事で盆休暇は無く、こちらには来られない
だろう。私の弟夫婦も彼らの子供孫たちが来るであろうと
思う。今年の盆は私と家内の二人だけになりそうだ。

継続は力なりとは言うが

家内は「継続は力だ」とか言いながら毎朝ラジオ体操をやっていたが
この暑さで止めてしまっている。涼しくなったらまたやり始めるの
だろうか。私はヘルニアが少しづつ回復しており、余り力まない
ようにして、毎日ではないが続けている。

熟語だと思うけど

頭の体操になるかと思い、あるゲームサイトで四字熟語と三字熟語を、
ランダムに並んだ漢字を並べ替えて作るゲームをやっている。
ところが三字熟語を作るゲームの中に納得出来ない事が有る。
つまり、経済学も不経済も動物園も不支持も正解には無く、経済力は有り、
小動物も正解としてあるのだ。四字熟語のゲームにはそんな事はないのだが。

昔、読んだことのある「少年H」

昔、図書館で「少年H」の分厚い英訳された本を読んだ事があった。
戦前から戦争中の作者の自叙伝のようなもので、戦争中の話が
色々出てくる。戦争中の話は面白くなくて、途中で読むのを
止めてしまった。今度、その本が映画化されたと言う。
今、何故「少年H]なのだろうと思っている。
終戦記念日が近づいているからだろうか。
妹尾河童という舞台芸術家の自叙伝である。映画の中でその本の
すべてが描かれる訳ではないだろうが、河童と言う名は
作者が寿司屋に仲間と一緒に行ったとき、彼は添え物として付けられて
有った菊の花を食べてしまい、河童のような奴だと言われた事から
始まったと言う事だ。舞台芸術に関わるようになったのは
藤原義江の劇団に居た舞台画家が給料が安く、止めてしまい、その
後を、何かのはずみで引き受ける事から始まったとも有ったが
これらは映画化された内容にあるのかどうか興味の有るところだ。

盆も近く

朝７時半から墓地の清掃があった。墓地管理組合の会員が地区で
掃除当番が決められており、今年は私が動けないので家内が出た。
掃除が済んでからお墓参りをした。最近はお墓でお鈴を鳴らして
読経をするようになった。父と母の命日には嘆仏偈と重誓偈を読む。
この二つの偈は暗誦できるので親戚の墓参りにも便利にお参りが
出来る。

今日は娘婿の手術

娘婿がホームセンターで踏み台から落ち
肘の関節を痛めた。整形で治療し、石膏
で固めて、一ヶ月、関節が外れたままだった
ことがわかり、別の病院で手術をすることに
なった。入院手術をするのだが、娘には手間が
一番かかる子供が二人あり、婿の手術の心配に
加え娘に心労が重ならないかと心配になっている。