あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

地方分権はまず公務員の意識改革を

2009-04-13 00:17:10 | Weblog
4月13日(月)。
 11日と12日は、我々7人のサムライが2月の21日間必死になって存続運動を繰り広げてきた、最寄の市営バス停の存続が4月1日付で正式に決まり、その報告とお礼、そしてカンパ金の返還を行う事務処理を行った。
委員のH氏が170軒分の封筒にそれぞれお金を入れ、名前を記入し、領収書を用意しておいてくれた。本当に無報酬でよくここまでしていただいた。
11日の朝、10時に7人が集まり、3班に分れ、報告兼礼状をかかえ、315軒をまわるのである。特にカンパいただいた170軒にはカンパ金の返還とサインが必要のため一軒ごとに面会しなければならない。
世は遅咲きの桜が見頃で、桜見物のため予想はしていたが留守のところが多い。
カンパ金を貰う時より返還する時の方が楽である。
皆さん、本当に喜んでいただいた。特に、高齢者の方(我々も高齢者であるが)は
何回も感謝のご挨拶をいただいた。
12日の夕方には面会できなかった数軒を除き、配り終えた。
それにしても、7人のサムライは本当によくやった。そして、バス停存続運動も我々が描いていた通りの解決方法で決着した。
報告書にも書いたが、ここまでしないことには行政・公営企業は中々動かない。
公務員は公僕であると憲法で規程されているが、この条文の空しさをしみじみと体験させられた。
公権力を動かすには大変であることを7人のサムライはこの年になって体験したものである。
地方に権限を委譲せよと若い知事達の言動が最近よく聞こえてくる。このことはよいことだと思うが、又、そうなって欲しいと思っている一人であるが、その前に、公務員の意識改革の方が先ではないのだろうか。受け皿をしっかりしておかないと事はうまくすすまないのではなかろうか。

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