あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

話題2題

2009-04-25 16:24:23 | Weblog
4月25日(土)。
 あの忌まわしい事故から早4年が経つ。JR福知山線の塚口駅をスピードをあげた電車は一路尼崎へ向う。前方の急カーブでもスピードを落とすことなく走り去ろうとしたが、車輪は浮き上がり脱線、前のマンションに激突した。1両目はマンションの駐車場に突っ込み、後部車両の力により原型をとどめることなくぺしゃんことなった。2両目、3両目の車両も反対方向に向いている。
107名の尊い命を奪った列車事故であった。
今までの調査で判明しているのは、まず運転手によるスピードの出し過ぎ、過密ダイヤの編成、そしてATM装置の未設置である。
その責任はJR西日本にあるのは誰もが認める事であろう。あのATM装置を設置していれば事故は起こらなかったであろう。あの過密ダイヤの編成がなかったら、過密ダイヤのために遅れている運行スケジュールを取り戻すために無理な運転をしなければならなかったことなどJR西日本の責任は計り知れない。
何度も行ってきているが、国土交通省の責任論もあると思う。
鉄道機関はダイヤを組んだ時にダイヤ編成を国土交通省に提出する。その届出書を綿密に精査すれば過密ダイヤのことがわかる。その時点で指導なり、勧告をしていればあるいは事故が防げたのではないか。しかし、今の許認可制度では新規の許認可については厳しくチェックされ中々煩雑であるが、一度許認可を受ければ届出などには省庁もあまり精査しない傾向がある。この事件もそんなことが一理あったのではないだろうか。マスコミなどの報道機関はこの方面のことは書いていない。
このあたりをもっと調査すべきではないだろうか。
 SMAPの草なぎ剛君が、逮捕され家宅捜索を受けた。酩酊状態で住居近くの公園で全裸になり騒いでいたとのこと。通報を受けた警察官が保護しようとしたがあまり暴れるので公然わいせつ罪で現行犯逮捕した。近くに、折りたたんだ衣服が置かれていた。こんな形で置かれていたのは酩酊し自宅と勘違いしたのではなかろうか。
一般的には酩酊しておればあくまでも保護ということになり、警察で一泊し「ごめんなさい。」といって帰ってくる。
草なぎ君の場合は、自分ではわからなかったのであるが真っ裸になり、警察官に抵抗した。これが公然わいせつ罪の適用を受けてしまった。刑法の適用を受けてしまった以上、犯罪であり逮捕となった。刑罰と保護は紙一重とでも言おうか。
翌日、自宅が家宅捜索を受けた。押収物はなかったとのことである。この家宅捜索には警察の行き過ぎがあったとマスコミは報じている。警察が一番関心を持ったのは薬のことであったと思う。現場の状況からして薬物を使用していないかと疑ったのだろう。芸能人の薬物使用が世間を騒がせていることからであろう。
家宅捜索は刑事訴訟法218条に基づいて裁判所が発行する。裁判所への申請書にはその理由を記載しなければならない。
しかし、令状主義の例外も認めている。今回はこの方法で実行されたと思う。
この機会に有名人はより一層自分の行動に責任を持っていただきたい。

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