あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

横綱朝青龍完全復活?

2009-01-26 00:50:17 | Weblog
1月26日(月)。
 昨日、大相撲初場所の千秋楽。
4場所休場していた朝青龍が進退をかけての場所であった。場所前の横審の稽古でも負けが先行し、覇気は無く大丈夫かな。また今場所も休場し大阪場所に進退をかけるとの噂も出ていた。また、寂しい場所なのかなあと思っていた。番付編成会議の直前、朝青龍は出場の意向を示した。場所中のチケットの売れ行きは芳しくなかったらしい。
久しぶりの両横綱の土俵入りが見れる。片や雲竜型、片や不知火型である。
そしてあのふてぶてしい顔が帰ってきた。土俵に生気が戻ってきたような雰囲気である。
そして初日、無事両横綱が勝った。相撲協会はホッとしたことだろう。2日目、3日目と朝青龍は勝ち進んだ。大相撲に異変が起こった。入場券が売れ出した。あれよあれよと入場者も増え、ついにチケットは千秋楽まで完売となったと先日、関西交流の会で東西会のO氏が述べられていた。懸賞の数もうなぎのぼりに増えた。
やはり横綱が揃わないと相撲人気はがた落ちを証明した。
千秋楽までなんと朝青龍は全勝である。あの場所前の状態は嘘だったのか。対する白鳳は13勝1敗で朝青龍を追う。決戦は千秋楽に持ち越された。
千秋楽の横綱決戦は優勝決定戦の持ち込まれた。この一番朝青龍に神は味方し、優勝となった。あれほど引退、引退と騒がれた朝青龍。嘘のようである。マスコミに叩かれ、評論家からも叩かれ、横審にも痛烈に批判を言う委員もあった。
朝青龍の胸中はいかに。苦しかったであろう。
土俵上で勝ち名乗りを受ける間、花道、支度部屋、賜杯授与、インタビューその場その場で彼は目頭を熱くしていた。苦しかった日々が頭の中を走馬灯のように流れたであろう。
日本相撲協会もホッとしたことだろう。
麻生首相の「やはり横綱は強くなくちゃいかん。」の声が印象的であった。

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