哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

2023年 回顧

2023-12-30 23:11:12 | オフィシャル
今年もあと1日  今年もいろんなことあったなぁ・・・と2023年を回顧します。

2年ほど前から始まった「新型コロナ禍」が終息(?)、それによる身近な生活習慣様式・ライフスタイル・モノの考え方・はては人生観までありとあらゆるものごと、思考が変わってゆきました。

そんな大きな出来事が徐々に落ち着き始め、新型コロナ禍前の普段の生活、行動パターンが戻りつつあります。(もちろん変わった形で)

ブログでは昨年から毎月1日に、月替わり、季節の変わり目、生活の変化を歳時記とともに句として表しています。

2023年1月 元旦の 見渡す空に ココロリセット
    2月  寒空に 身体も直立 心も直立
    3月 三月の 便りを身近に はなひらき
    4月 サクラ舞う マスク舞う カフン舞う
    5月 風薫る 心惑わす 昼の月
    6月 あじさいの 花ちらほら 季節憂う
    7月 7月の もやもや吹き飛ぶ 風一陣
    8月 日差し避け 木立にくつろぐ カラス思う
    9月 暑さすぎ ココロの持ちよう 秋の雲
    10月 秋風に 半袖長袖 迷う朝
    11月 秋深まる 身も心も しどろもどろ
    12月 師走なり あと何日 数え歌        (凡人)      季節とともにご時世、生活感も句に込められればと、来年も引き続き・・・。

毎年、年初に「今年の字」を制定しています。

ちまたでやっている「今年を振りかえっての字」ではなく、自分自身の今年の目標、めざすもの、アイデンティティを高める意味合いでの「字」です。

今年は「展」としました。展望・展開・・・自分をどう展じていくかの「展」として・・・

時代・年齢・経験・生活・流行・・・と身の周りの変化は1年となるとさまざまに変わりつつあります。

自分もそれに応じて、なんとか対処・対応してゆくのですが、「展」とまではいかなかったですね。まあ「現状維持」がよいところで・・・。


★ 今年の出来事 ★

今年もいろんな出来事が身の回りにありました。コロナ禍・自分の身体・健康に関する事・・・さまざまな体験・経験・催し・冠婚葬祭まで

その中で自分を奮い立たせる出来事として「国会へ、予算委員会を傍聴する(2023-11-28)」



初めての国会議事堂どころか実際の審議風景を目の当たりにするとは・・・、ある国会議員さんの紹介があって(紹介が無いと傍聴できません)参議院予算委員会をそでから傍聴する機会をいただきました。

とってもインパクトのあることで脳裏に焼き付いています。なんたって委員会の議席とおなじ高さで、目の前に政府要人(首相含め)と顔の知れた国会議員さんが座っています。

ふだんはテレビで見ている国会中継がそのまま目の前で行われており、生の雰囲気はもちろん、審議風景・議員と政府の応酬がくりひろげられていました。(自分が興味本位で申し訳なかったくらい、緊張感が伝わってきます)

「なんでもやってみよう、なんでもみてやろう」・・・このブログ立ち上げのコンセプトの1つです。「国会へ・・・」とても貴重な体験をさせていただきました。

もうひとつ今年始めたこととして「ヒトカラ・アサカラ」

「ブルースカイブルー -ヒトカラ・アサカラ1-(2023-6-23)」

就業時間の関係で朝に空いた時間ができたんで、念願の「ひとりでカラオケ(ヒトカラ)」そして「朝からカラオケ(アサカラ)」を始めてみました。



人前で歌うのは自信がなくてとか、雰囲気壊さないかとか考えちゃうけど、ひとりだったら思う存分・・・もともとストレス発散もあるし声を出すって精神的にも健康的にもいい事でしょ

そして実際やってみて・・・もうテンションがアゲアゲで、こんなハイな気分でこのあと仕事に行っちゃって、そしたら仕事がはかどっちゃたりして・・・(もういいことずくめ)

しょっちゅう行くのもはばかれるけど、来年もヒトカラ・アサカラ、朝からハイテンションで頑張っちゃおうと思います。


★ 今年行ったところ ★

「コロナ騒ぎ」もひと段落して今年もいろんなところに足を運びました。

「春の暖かさに誘われて、甲府へ(2023-3-7)」「三峰神社参拝登山(2023-10-23)」・・・そのなかで今年は昨年に引き続いての秋の東北への旅がとても思い出に残っています。(ちょっと紅葉シーズン前でしたが)

「磐梯・蔵王への旅(2023-10-2)」

福島から入り、磐梯山・猪苗代五色沼・米沢・上山温泉・蔵王・仙台へと回遊する2泊3日の旅でした。



磐梯山・五色沼での自然の荒々しさと美しさ、猪苗代・上山温泉での普段の生活から離れての温泉に入っての癒し、前々から行きたかった米沢・上杉神社・上杉鷹山、そして蔵王・お釜での雄大でダイナミックな風景

天候にも恵まれ、日常生活から離れ友人との語らいもあり、とても有意義な体験経験をしました。まだまだ日本は広く、見知らぬ地がたくさんあります。アタマが向くまま足が向くまま、これからも行っちゃいます。


★ この1枚 ベストショット ★

スマホを片手にカメラを肩に担いで、方々でカシャカシャとカメラを向けて写真を撮っています。

目的をもって撮ったり、狙いをつけて撮ったり、ときには街歩きでの偶然でのスナップショットまで・・・年間通じて撮りまくりの多くの写真の中から1枚・・・(これはむずかしい!!)



「小湊鐡道 第四養老川橋梁 (2023-4-22)」

山中の渓谷沿いの国道から、養老川にかかる鉄橋を通過する“大好きな”小湊鐡道キハ40系に狙いをつけて待ち構え、その一瞬を撮る事ができました。

渓谷にかかる鉄橋、ディーゼルカーの躍動感・・・始発列車で早朝でしたが、これを見逃すまいと早めに到着して待ち構えてのショットでした。(来てよかった、撮れてよかったぁ)

実はこの後、集中豪雨の影響でこの区間が運転不通になっています。とても大好きな小湊鐡道の再建復旧を祈って、この1枚を今年のベストシャットとしました。


★ ちょっとそこまで ★

毎月のように美術館をめぐったり、イベントに参加したりして、見識を広めるために休日を有意義に過ごそうと考えています。

その中で今年は、ゴールデンウィークに一日ぽか~んと休みになったんで「東大構内散策 -つかの間の休日-(2023-5-2)」を選びました。



画になる東大構内の風景と歴史ある建物群・・・オープンな東大構内を興味の眼をもってくまなく探訪する事ができ、有名な安田講堂では威風堂々とした建物に感動以上のものをおぼえました。

そういえば・・・まだまだ身近なところに足を踏み入れていないスポットが存在します。好奇の眼をもって様々なところに今後も出没するつもりです。


★ ゴルフのこと ★

今年はゴルフは26ラウンド(月2回をめざしています)。できるかぎりいろんなコースを巡ってゴルフを楽しむとともに、(ついでに)おいしい食、めずらしい風景・・・

ちょっとしたお出かけをかねて、ゴルフだけじゃない1日を丸々楽しむようにしています。



今年はひさびさラウンドした千葉「米原ゴルフクラブ」でのラウンドが印象深いものに・・・「バンカーと池と大きなグリーンと -米原GC-(2023-7-27)」

房総半島のてっぺんのなだらかな地形にある広大なコースで、見晴らす景観が印象的で、コース内も池やハザードが効果的に配置されていて、これまた印象深いコースレイアウトになっています。

ただ見とれているだけではないのですが、けっこうむずかしいんですよね・・・でも簡単なコースよりはむずかしく難儀するようなコースの方がアタマに残るもので・・・。

ふだんの仕事と余暇の両立から、ゴルフは発散の場として、自分を奮い立たせる、自分のカラダとココロを両面から鍛えるものとして大事なライフワークとしてとらえています。

来年もさらなる向上心をもってゴルフ・ゴルフラウンドを重ねてゆきたいです。


★ 銭湯・温泉めぐり ★

銭湯。温泉は行く先々で・・・24の湯を訪湯しました。 また今年通算で200湯を巡る事ができました。「ごほうび -銭湯200湯-(2023-10-20)」「御徒町 燕湯にふたたび浸かる(2023-10-9)」

行く先々で趣向を凝らした銭湯の外観建物や浴室、浴室画、設備、雰囲気・・・もちろん湯があり、もよりの駅から銭湯までの街の表情、雰囲気を楽しみながらせっせと足を運びました。

今年は東北での旅先での温泉をめぐるイベントもありましたが、ふだんの街中での銭湯めぐりから一湯を選びました。

「甲府 新遊亀温泉に浸かる -銭湯をめぐる185-(2023-3-13)」

甲府盆地に“春の暖かさに誘われて”ちょい旅しました。甲府市内は山々に囲まれており、豊富な伏流水が流れていて街中のいたるところに「温泉」というかたちで公衆浴場が点在しています。

甲府の駅からちょっとバスに揺られた住宅街のなかに「新遊亀温泉」があります。



外観はごく普通の建物ですが、中に入った途端“これは違うぞぉ”という温泉銭湯の雰囲気が漂います。

浴槽も独特なもので上の湯から下の湯へ流れ落ちるもので(微妙に湯温も違う)なんといっても「湯」そのものが温泉とあって、もうヌルヌル・・・ヌルヌルしちゃって

近所にこんな湯があって日常から楽しめるなんて・・・うらやましい~時間があればずっと入っていたい・・・湯船にどっぷり浸かりながら軽い衝動をおぼえました。(来年もまだまだ甲府は攻めがいがあります)

「銭湯」はまだまだ行きつくせない、語りつくせない魅力があります。その街と人、雰囲気を味わいながら「湯」を楽しむ・・・こんな贅沢な一日、贅沢な時はないでしょ・・・まだまだ「いい湯」楽しみます。


★ 今日のめし ★

仕事の合間の昼めしに・・・お出かけ外歩きのたのしみに・・・ことしもいろんなものを食べました、つねに「満足」「満腹」の一杯をもとめて探し求めます。

今年新たな食材と出会いました・・・「冷凍食品」「冷凍食材」「冷凍料理」

そのなかで冷凍チャーハンこれはいけますね・・・「冷凍チャーハン・・・(2023-11-9)」

まえまえから「おいしい、おいしい」とは聞いていたんですが、ほんとかなぁ?



スーパー・ドラッグストア行くといろんな冷凍食品が並んでいますね・・・(普段近寄らなかったです)

そして“自分の好きな”とても味にはこだわりのある冷凍チャーハンを・・・いろいろあるんですよね、どれがで迷っちゃうんで「おいしそうな」やつを手に取って、さっそくいただくことに。

「お、お、おおおお、いけるじゃん!!」(もうこの一言に尽きます)

冷凍食品の売り場にはありとあらゆる食材・料理があります。まだまだ開拓のしがいはありそうです、次はなに食うかなぁ・・・。


★ 買い物(ベスト・バイ) ★

無類のあたらしモノ好きで、いらないものまでとにかく手に取っちゃって、衝動買いもしょっちゅうの自分です

数ある中で「買ってよかったぁ」とあえていえるものを2点

「テレビ買い替え・・・13年ぶり(2023-4-9)」

自室のプライベートなテレビで、地デジ放送が始まるときに購入して13年目

まだ壊れていないし調子悪いことはないんですが・・・・「インターネット」

正直通常のテレビ放送・番組を「見なきゃ・・・」というものは数少なくなって、テレビ自体の存在感は薄れつつあります。



そんなところにパソコンでは当たり前のユーチューブを大きな画面でくつろいでみたくなったわけ

WIFIになっていて、テレビがネット対応になればみられるもんね、決まったらもう早いもんで、さっそく購入して入れ替えちゃいました。

もしかしたら、通常のテレビ番組と同じくらいで、いまネット番組見ているかな。

「甲府印伝を見る取る手に入れる(2023-3-11)」

「印伝」とよばれる工芸品がある事を知ったのはつい最近で、ちょっとステーショナリーものに興味があったもんだから、今回手に入れました。



春に甲府までちょい旅した際、市内の銭湯めぐりとともに「甲府印伝」の製造元・専門店をたずねました。

自分のアイデンティティとステータスをあげるアイテムとして、ひさびさりっぱなものを手に入れました。(テンションも上がるしね)


★ 落語・浪曲・講談・演劇・芸能 ★

今年は落語(寄席)13席 ・浪曲 7席 ・講談 2席 ・文楽公演(国立劇場)1席と、毎月スケジュールを合わせて足を運びました。

寄席・浪曲とも興行を思う存分楽しむためにも「最前列」に陣取って、演者の顔、表情、しぐさを目の当たりにして観客としてライブ感ある演目を楽しみました。(漫才とか奇術に参加したりして)

どの公演も甲乙つけがたいものですが、浪曲界から天中軒雲月師匠の公演「芸能生活55周年記念公演(2023-9-30)」と「男一匹 天野屋利兵衛 -浪曲定席木馬亭九月(2023-9-4)」を取り上げました。



もう気風がいいでしょ、ほんのり聴かせるでしょ、しんみりしちゃうでしょ、めりはりと声がいいですよね・・・雲月師匠は。(SNSでの情報発信も積極的で、とても好感が持てます)

最前列に座っていると、演目によっては自分がいつの間にか肩ゆらしたり指でリズム取っちゃったりするくらい、もうのめりこんじゃうんですよ。

落語が来て・・・講談が来て・・・(やはり)浪曲でしょ。まだまだ常連・ベテランの域まではまだまだですが、これからも一生懸命浅草木馬亭に足を運びます。


★ ちょっと気になる ★

世界情勢から、イスラエルとパレスチナ(ガザ)での住民を巻き込んだ戦闘・虐殺の報道から、抗議の意を表してブログを投稿しました。



3日間連続で「いまこのとき、このじかんにも・・・(2023-10-29」
(再掲します)

いまこのとき・・・このじかんにも・・・
このさんじょうをみるたびに・・・
いてもたってもいられない
へいわぼけでみてみぬふりか

あたまのなかではわかってるんだが・・・
なにかしなくちゃいけないんじゃないか
のんびりこんなことしていていいのか

いまなにができるのか
いまなにをしなければならないか
いまなにかできることはないか

いまどうすれば・・・
いまどうしたら・・・
いいのか

※※ 今この時にも起こっている惨状を思うと、激しい慟哭と衝動に駆られて「なにかしなくていいのか」「なにか言わなくていいのか」
                                                             ・・・どうしようもできない自分に ※※
(再掲しました)


★ 2023年 回顧 ★

自分のライフワークとしての「哲ノート」ブログを開設して、来年19年を迎えます。

毎年回顧をするためにブログを“なつかしさ”もこめて読み返したりして・・・、わずか1年の事ですけど「こんなことあったっけ…」みたいな題材があったり

ましてや19年も前になると「これ、おれ?」みたいなことも、これも日記のように記したブログ投稿の賜物です。



振り返ることも大事なんですが、世の中、身の回りでなにがおきるか、次にどうなるのか、明日どうなる・・・なんて相変わらず「不確定な時代」「混沌とした世の中」が続くことには間違いないでしょう。

一寸先に何が起きるかわからないのですから「いま、やっておこう」「いまの自分をあらわそう」「いま、なにをしなければならないか」・・・などと考えた時に

このライフワークとしてのブログ発信というのは、自分にとってもとても有意義な作業に思えます。

この「いま」という言葉をいだきながら、一度しかない自分、自分自身を奮い立たせるように、日々を送りたいのです。

さあ、あたらしい年をまもなく迎えます。しっかり前を向いて歩きだそうと思います。



最後に今年参拝した山形・米沢上杉神社に奉納されている、上杉鷹山先生の有名な言葉を掲載します。自分としても大切な言葉です。

なせば成る なさねば成らぬ 何事も 
ならぬは人の なさぬなりけり


2023年回顧        筆置  2023/12/30




























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