哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

野ざらし -新宿・末廣亭十月上席-

2023-10-08 23:56:00 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
今月の寄席は新宿末廣亭から・・・

休日の末廣亭は常連客に混じって普段見かけない家族客や観光客、寄席体験みたいな観客もはいって、毎度の定番ネタでもわぁっと笑い声がして、けっこうにぎやかなものになります。

3連休で客の入りはどうかなぁ…でも始まるころにはほぼ満席に近い入りになって、思い思いに寄席芸を楽しむ雰囲気になりました。



開口一番は前座さんがよくやる演目「子ほめ」から、「手水廻し」(新しい切り口で、なかなか)「初天神」「動物園」「宮戸川」「金明竹」「道灌」「粗忽の釘」「天狗裁き」

中入り後は「壺算」「掛取り風景」「ぜんざい公社」(ひさびさ聴きました)そして昼の部トリは入船亭扇辰師匠で「野ざらし」で終演

扇辰師匠はなかなか通好みの演目をやられるので、今日はまくらで三味線と太鼓の動物の革の噺からだったんでもしや…とおもったら「馬の骨だった・・・」とオチがつく「野ざらし」を・・・

いきなり大きな声を出したり、ちょっとハシャギすぎて誇張しすぎる面もあるんですが、そこはうまくメリハリつけて、しかも本筋は脱線せずに演じ切るんで、今回の「野ざらし」はこれはこれでいいのかなぁ・・って感じでした。

にぎわいある休日の末廣亭は演目もバラエティーに富んでいて、色物さんも「紙切り」「漫才」「太神楽」「粋曲」までサービス満点でおおいに楽しめ、盛り上がった寄席となりました。











コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 風景というあらわれ展 -吉祥... | トップ | 御徒町 燕湯にふたたび浸か... »

コメントを投稿