牛どん -新宿・たつ屋-

新宿・東南口におります。

駅周辺は大小細々とした繁華街・飲食街があり、そのなかに“ひっそり”と今日うかがう店がありました。

独立系の牛どん店　「たつ屋」　（SINCE　1969）と看板にあります。

開店直後ですが、もうお客さんが入っています（たぶん常連さんでしょう）

ではでは、さっそく入店します。

「いらっしゃい、まいど。」

ひさびさの訪問なんですが、威勢の良いおやっさんに声を掛けられ気分がいいですよね。

カウンターに座って「牛どん、定食で…」「はいよぉ、定食ね…」

数分もかからず盛りの良い牛どんが着丼、ここの牛どんには「焼豆腐」も添えられています。

さあ、あとは牛どんをひたすら掻き込むべし、掻き込むべし・・・で、あっという間に完食

　

味は他の大手チェーン店もひとつひとつ味が違うように、好みがわかれるところですが、まあ間違いない「牛どん」のお味。

「ごちそうさ～ん…1,000円ね」「はいよ…500と40円の…」「ごちそうさん」「ありがとうござい、まいど」

大手チェーン店はどこもかしこもオペレーション・マニュアルだらけで、セルフ化も進んでいますが、ここには人と人とのあたたかいやりとりがありますよね

中には注文だけして、あとは終始無言の人もいるだろうけど、「ごちそうさん!!」くらいは言いたい（言ってほしい）ですよね。

なんか人と人のつながりが希薄になるなか、こういったお店は絶対必要だと思うのです。

東京にある貴重な「独立系」の牛どん店。そういった意味でがんばってほしいお店です。