哲ノート

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幾代餅 -池袋演芸場 八月下席-

2018-08-25 23:17:55 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
「やっぱ、最後ハッピーエンドな話っていいわなぁ・・・」

池袋演芸場毎月下席夜の部は日替わりで「落語協会特選会」です。

定席とは違って二ツ目勉強会あり、人気若手が主体の興行で常連さんも多く、おもしろい企画がおこなわれています。

8月25日は「RAKUGOもんすたぁず」

第70回だそうで、あらかじめ演目を決めてじっくりと落語を堪能できます。

会場は定席とは違って開口一番・色物を除くと4名の出演ですから、常連・ごひいきを除くとちょっと観客少なめです。

でも…いつもどおり池袋では最前列でライブ感をあじわいます。

  

「洒落番頭」「お化け長屋」「碁泥」と続いて、トリは古今亭志ん陽師匠の「幾代餅」

とても好きな話で「夢物語」が念願かなって「現実のもの」になって「ハッピーエンド」で終わる“いいはなし”の代表格

昔、古今亭志ん朝師匠の「幾代餅」をホール落語で聴いたのをまだ覚えています。

いなせな江戸っ子気質と艶ある廓のはなし、テンポも柔軟織り交ぜて、とっても“安定して”“安心して”聴いていられたのを思い出します。

志ん陽師匠は志ん朝師匠のお弟子さんで、あの域にはまだまだだけど、なんとなく自分が覚えている“雰囲気”が漂うような今日の「幾代餅」でした。

「いいはなし、聴けたなぁ…」

コメント
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