哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

一月 松陰先生の言葉

2016-01-10 00:01:41 | 思い浮かんだこと
松陰神社の参道に「松陰先生の言葉」が毎月掲げられています。

参拝するたび足を止めてしばし熟読するのが恒例で…。



日昇らざれば 則ち昃き 月盈たされば 則ち欠け

国隆んならざれば 則ち替ふ



太陽は天高く昇っていないときは傾いており、月は満ちていなければ欠けている、

国が栄えていないときは、衰えているのです。




幽囚録 安政元年 冬 野山獄

吉田松陰 二十五歳 

ペリー来航時、乗船を試みて捕えられ、野山獄に投獄され、その当時の国内情勢を鑑みての回顧録

弟子や同士に対して、自らの行動の意図と意義を述べたものだそうです。

松陰神社を訪れた際は、まず本殿を詣でたあと、吉田松陰の墓をおとずれ、参道のこの「言葉」を拝読して、厳粛な面持ちとなって帰途につきます。

コメント
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