(4)浄土宗・称念寺 (しょうねんじ) (長生郡長南町千田)
開基は徳冶2年 (1307) 旅行真教上人。
欄間彫刻は 「龍三体の図欄間三間一面」。
右は紅、中央は青、右は白で彩色されています。伊八晩年の傑作とされています。
制作時期は江戸時代後期の文化年間頃とされ、長南町の町指定文化財に指定されています。
本堂への立ち入りは出来ません。本堂のガラス越しに拝観する事が出来ます。
(5)天台宗・笠森寺 「笠森観音」 (長生郡長南町笠森)
延暦3年(784)最澄上人が楠の霊木で十一面観音菩薩を刻み山上に安置し、開基されたと伝えられています。観音堂は長元元年(1028)後一条天皇の勅願により建立された。
明治41年 (1908) 国宝 に、その後、昭和25年 (1950) 国指定重要文化財となりました。建築様式は日本唯一の 「四方懸造」 でそれぞれの高さが違う61本の柱で支えられています。
笠森寺は 「板東三十三観音札所」 の三十一番札所として古来より巡礼の霊場となっています。
集合時は肌寒く 空、 に乗車後もコートを着たままにお天気を祈りながらのスタートでした。
海沿いを走る窓外には 「名工 ・ 波の伊八」 の作品に出会ったかのような荒波に歓声を上げ、 がようやく一台通れる程の田舎道に を進めながら、郷土の生んだ 「名工・波の伊八」 の
作品を訪ねる事が出来ました。
先日、総武線の中吊りで 「波の伊八。北斎の神奈川沖浪裏の原点がここにある。」のキャッチフレーズで房総を宣伝していました。
伊八の色刷りの版画がポスターの大部分を占めていてビックリ致しました。
ある住職さんが、おかげさまでこの山奥にも大型の観光 で大勢の皆さんが訪ねて下さり有り難い事とお話下さいました。
会長さんを初め、担当役員の皆様のご案内に有意義な旅が出来ましたことに心から感謝申し上げております。
役員の皆様有り難うございました。そしてお疲れ様でした。
最後に、この記事をご覧頂きました歴史倶楽部の皆様、訂正箇所などご指摘いただければ大変嬉しく存じます。
本日の旅を記念して詠む事ができました。
1. 鐘楼に花鳥風月彫られある飯縄寺(いづなでら)訪ぬ先師の跡を
2. 欄間なる天狗と牛若丸の厚彫りが時代を超えてその技語る
3. 伊八日本一と掲ぐる行元寺に浄財感謝のノミの音冴ゆ
4. 窓越しに見る重波(しきなみ)の躍動に名手伊八の彫刻かさなる
5. あと一歩と足引きずりて登り来ぬ地獄のぞきもこれが見納めか
「波の伊八」、「各寺院」及び「作品」の紹介が初めての人にも解りやすい内容で、又写真を上手く配置され読みやすい
記事でした。
見た人が行ってみたくなる内容です。
このブログを読んで、多くの人に欄間彫刻を見て頂きたいと思います。
下見に行った人が、千葉にもこんなに素晴らしい彫刻師が居たのだ
と感嘆していました。
貴方のブログは、この作品を多くの人に紹介出来るものでしょう。
貴重な旅をご案内いただき、感謝の気持ちでまとめておりますが、
会長さんのご案内に甘えさせていただいておりますことご了承
下さいませ。
十分な事は出来ませんが、私自身の思い出に成っておりますこと
嬉しゅうございます。
うなってしまいました。各々の寺の住職様のお話などにもふれてあり、‘OKO'様の、感性の豊かさが
画面から伝わってまいります。
まるで、もう一度、訪ねている気分にかられておりす。私達房総の誇りとする偉人‘波の伊八’の遺産を後世に大切に受け継がねばと、改めて思い知った旅
となりました。このページのおかげで益々歴史倶楽部への入会希望者ふえることまちがいありません!
役員さんのご尽力に応えたく綴らせていただきましたが充実した
企画に感謝の他言葉がございません。
又、会を重ねるたびにブログとの出会いのお方にお目にかかれます
こと嬉しく存じます。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
金曜日は午後と、夜のレッスンがありまして帰宅が9時過ぎに、ご挨拶が遅くなりました。
先程、浦安をご案内いただいた泉さまのHPを見つけました。
「ミミ館長の浦安小話・浦安の観光・街あるきガイド」
この中で 1/25 千葉実年大学校 浦安街あるきガイド ~
私のブログへ到着しました。
いただきました。
桜も咲き始めたようです。
花便りをアップしていただけたらと楽しみにしております。
ご多忙の折に恐縮に存じますが嬉しく拝見させていただきました。
4月は参加できませんが、4/1遺族会で靖国神社参拝に行って
参ります。
お天気を祈っております。