めっちゃ、チャリ(笑) ３ （もうちょっとだけ・・・）

廿日市の町中を抜けると、御手洗川に沿ってバイパスの方へ上がっていく。
この辺は山が海岸線にせまり、海岸が通れなかったようだ。
「こりゃ、やっぱり宮島口の穴子飯はないのぉ・・・(T.T)」

ひとつ、楽しみにしていてイベントが消えた。

道路は佐伯町に向かって上っていく。このあたりは津和野街道と西国街道の供用区間のようだ。

ちょうどお昼になったけぇ、お店を探しながら走ったが、街からはずれすぎてお店がなくなってしもうた。

「おぉー、お好み屋じゃ～(^^)」

やっぱ、広島はええでぇ。
お好み屋だけはごろごろしとる(^^)

「こりゃ～、お好みでビールじゃ！」
自転車ならではじゃね。
鉄板でアツアツのお好み焼きそして、ビール！　たまらんねぇ。

腹いっぱいになった２人は再び走り出す。

ほんじゃが、ここからはきつい上り坂。
車通りもおおく、さっき飲んだビールも効いてきた(^^ゞ
体力勝負の時にビールはきつい。

どうにか、峠もクリアしてそこからは田んぼの中の道へ。
「ヲイヲイ、こりゃ人んちの庭じゃないのかぁ？」
そう思わせるような道もある。


「ここは、ええ感じじゃん。大名行列もここを通ったんかのぉ」
でも、ちょっと細すぎるよねぇ。
きっと、大名行列が通った頃はもっと太い道だったんだよね(^^;

このあとも、道はどんどん北へそれていく。
「きついのぉ、そろそろ終わりにしたいのぉ・・・」
ちょっと、弱気になってきた。


これは、昔の石畳がそのまま残っている。

ここからは、さらに北へ上り、山陽自動車道よりまだ上の方へ。
知る人ぞ知る、残念社。
って、誰も知らんかぁ～(^^;

＃廿日市、大野あたりにすんでる人は、けっこう知っとったけどね。高速からも見えるしね。

今日、もっともきついとこじゃった。
自転車を押したり、担いだりしながらやっとの思いで登った。

ほんじゃが、きつかったけぇ写真を撮ることも忘れとった(^^ゞ
さぁ、下り。といっても狭いし急坂だし普通には乗っておりられん(T.T)

残念社から少し下ったところで休憩した。


向こうに見えるのが宮島。すぐ下を山陽自動車道が走っている。
こうやって、ええ景色に出会えると、苦労が報われるねぇ。

ほんじゃがそろそろ帰りたい(笑)
時刻は３時半。
σ(＾＾)「もうええじゃろう、マッキー（友人の名前）。そろそろ帰ろうやぁ」
マ「もうちょっとじゃけぇ、行ってみようやぁ。とりあえず玖波まで行ってから考えりゃええじゃん。」

友人にはげまされ（だまされ？）もう少しがんばってみることに。
しかし、この彼の「もうちょっと」にはやられた(笑)
玖波まで行けば、「もうちょっと大竹まで」と、大竹まで行けば「もうちょっと小瀬川まで」と、小瀬川までいけば「せっかくじゃけ、川の向こうの吉田松陰の歌をみようやぁ。」とうとう山口県に入ってしまった(^^;

帰りはＪＲだったが、家に着くと午後８時。
たっぷり１２時間遊んだ。走行距離５７ｋｍ、もう５０歳が近いのにそんなにひっぱりまわすなやぁ(笑)

昨日も、今日も、筋肉痛でつらいのはいうまでもありません(^^;

さぁ、次はどこへ行こうかぁ(爆)