狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

朝の散策

2007-09-19 16:23:03 | 日録


 わが地方では「二番穂」という。稲を刈ったあと、そこからまた稲の新芽が出て穂をつけるのである。
 広辞苑を牽いても、この語彙は無い。だから、この「二番穂」という言葉は、わが地方でしか使わない方言かと思った。
 今朝涼しくなったのを幸いに、附近の田圃道を、ジョギングした。見渡す限りの田圃。その中で稲刈りの済んだところは、まだ5分の1位の割合である。
 それが、見事な程、二番穂をつけていた。

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4 コメント

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素朴な・・・ (風√空)
2007-09-19 20:12:59
疑問なのですが、稲刈りした後の青々とした田んぼの…あれっていったい何なんでしょうか?
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二番穂について (tani)
2007-09-21 08:06:13
風&空さま
コメント有り難う。
稲刈りの後、刈った切り株からまた芽が出て、写真のような田植えの頃の青田の風情が見られます。そこからまた穂がます。
広辞苑に二番穂の項目はありませんが。Internet Explorerで「二番穂」を検索しますと、幾通りもの
解説記事があります。
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二毛作 (ましま)
2007-09-21 20:02:42
先輩、おじゃまします。
 例の温暖化のせいで、御地でも二毛作できそうですね。日本中が土佐のようになればいいのに、なんて終戦前後にはそんな夢を見ていました。
 今は、減反しているのになんと馬鹿なことを、といわれそうですが。
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あの頃は… (tani)
2007-09-21 21:20:18
ましまさま
あの頃、確かに二番穂を人間の食料に…という、キャンペーン(?)があったような気がします。
田植え時期も遅く、肥料もなかった時代でしたから、二番穂も今のような見事なものでなかったのは確かですが、農家では大概鶏や家畜を飼っていましたから、貴重な収穫だったのでしょう。米麦はもとより、野菜まで統制だったのを知る人は少なくなりました。

栗ひとつ落ちて孤独の人となる    谷人
(特に深刻な意味はございません)
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