狸便乱亭ノート

抽刀断水水更流 挙杯消愁愁更愁
          (李白)

広辞苑

2007-10-26 13:55:57 | 日録
「広辞苑めっちゃ変身」10月24日、朝日新聞社会面の、大きな記事である。
「若者言葉含め1万語追加」
 4割弱カタカナ語
これが大きな見出しであった。

次はネットで調べた、この記事である。


広辞苑:10年ぶり改訂 1万項目を追加

来年1月発売の広辞苑。机上版(右)は初めて2分冊に=2007年10月23日午後4時22分、手塚さや香撮影 私と「ラブラブ」の彼は「めっちゃ」「いけ面」で「癒(いや)し系」なのに、「メタボリック症候群」で、ちょっと「うざい」……21世紀にはこんな言い回しも、国語として「どんぴしゃ」らしい。日本の代表的な国語辞典として知られる「広辞苑」(岩波書店)の第6版が来年1月11日に刊行されることになり、東京都内で23日、発表会が開かれた。

 改訂は10年ぶり。第5版収録の全23万項目を再検討、現代語など約1万項目を追加した計24万項目を収録した。インターネットや電子辞書の普及で敬遠されがちな重さに配慮、普通版より文字が大きい机上版を初めて上下2冊に分けた。さらに、これまで巻末に収録されていた付録を、両版とも別冊化した。

 候補10万項目の中から厳選されたという新採録語のうち4割弱を、「カミングアウト」「ピッキング」などの片仮名語が占める。また「ネットサーフィン」「ヘッジファンド」など情報通信や金融に関する語が格段に増えたといい、社会の激変をうかがわせる。ネット上で検索される頻度も参考にしたといい、新語の選定自体も「21世紀型」になっている。

 富山の「きときと」、愛知などの「やっとかめ」といった「若者には分からなくなりつつある」各地の方言や、「ウルトラマン」などの「昭和」語も充実。一方、「萌(も)え」「イナバウアー」など、用法が定着していない語や、流行語で終わりそうな言葉は見送られた。

 人物では故人となった「網野善彦」らのほか、外国人では「ビル・ゲイツ」や「プーチン」も。同じく“広辞苑入り”した故吉村昭さんの妻で作家の津村節子さんは「死んだら無になる、と生前に言っていましたから、載ったページを開いて遺影の前に立ててやりたい」と話した。来年6月末まで完成記念特別定価(普通版7875円、机上版1万2600円)で販売される。【斉藤希史子】

ボクは、博文館「辞苑」以来この辞書のお世話になった。
 だが、この
広辞苑第6版を、購入すべきかどうか、非常に迷っている。
 勿論、広辞苑6版購入の資金は、何とか工面は出来るだろう。しかし、拡大鏡で見る年齢になってみれば、机上版は2冊になってしまったのが、実用に適しているかどうか?
しかし、やはり、購うことになってしまうようなきがする。

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2 コメント

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硬自炎 (凡凡)
2007-10-28 14:14:01
Tani先生
下記のようなウイルスに犯されないように、「広辞苑・第六版」を購入すべきです。

・・・トートバッグ、 カルパッチョ、パティシエ、 グラミン銀行、サステイナビリティー、
言語論的転回、プラント‐オパール、青海チベット鉄道、IPCC、ツボカビ、
OTC薬、患畜、 カーボン-ニュートラル、地球測地系、ビオトープ、
イモビライザー、メタン-ハイドレート、ワインバーグ-サラム理論、テロメア、・・・
 
並べてみると分からない言葉には圧倒的にカタカナ語が多い。
凡凡は一度聞いても頭の中に入らない。原因は一種の老化現象だ。
「広辞苑・第六版」で治療しょうとは思わない。
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購自円にした (tani)
2007-11-01 15:36:15
凡凡殿
やっぱり、R大学生協で自費で購うことにした。
ここでは10%引きで、お午頃行けば、隣の記念館内の食堂で、200円の学割ラーメンが食べられるのも、魅力の一つだ!
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