呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

やる気なくさせてくれるねえ

2011年02月22日 | 日記

 先週日本に出張していたのだが、なんと一応は現場を管理している私のいない間に社内監査がやってきたのです。しかもそれを知ったのは日本滞在中で、監査に入る二日前です。一応社内監査は事前に知らせてくれるようなのですが、今回は実質的には抜き打ちと同じです。しかも私のいないときに。「抜き打ち×欠席裁判」ですね。もの凄く嫌な気分です。監査という業務の性質上抜き打ちでやってくるのはいいのですが、私の出張という事実を把握しておきながら、あえてその時期を狙ってくるとは、そりゃあないでしょう。監査に来る人はそんなことはないといってましたが、やられるほうとしてはそう思わざるを得ませんな。やったほうにそういう意図があったかどうかわかりませんのでなんともいえませんが。私の考えすぎなのだろうか。

 そういえば、以前にも日本に出張するときに、「現場で管理者がいなくなるのはよろしくない」というようなことを言ってきた人がいたのですが、そんなことを言っていたら一生出張できない。こんなことを言われればそりゃあ気がなえてしまいます。結局そのときは日本から出張者がやってきました。あれほど来るなといったのに。あまりにも不自然な出張なので、受け入れる側も何事かと思ったはずです。ま、出張側もたまたま別件があったのかもしれませんが。私の考えすぎなのだろうか。

 とある既に帰国したメーカー系現地法人の知り合いの人から聞いたのですが、その人が帰国するにあたり後任者がやってきたのですが、その後任者が最初にやったことが、私の知り合いの人が意味もなく経費を使いまくっていないかというチェックだったそうです。全くそういう人でもなく、むしろスマートに遊ぶ人で、公私ははっきりと区別していた人ですので、かなりムカついたそうです。後日談ですが、後任者は経費を使いまくる人になったそうです。

 なんか、こういうのって嫌ですよねえ。昔金八先生が、「この『人』という字を見ると、一本では立っていられなくて2本の線が互いに支え合っているように見えるよね。これは、人は、けっして一人で生きているんじゃなくて、いろいろな人に支えてもらって生きているんだよということを表しています」ってなことを言ってましたよね。支えるという中に信頼というものが含まれているはずです。上記の例は明らかにこの「信頼」というものが欠けている例といえますね。

 すみません、この記事はただの愚痴ですので、読み流してください。